Sさんからお電話がありました。
「今朝起きようとしたら、目が回ってふらふらして起きられない。
吐き気があって、頭がぼーっとしている・・」と。
Sさんは、一昨日に整体をしたお客さま・・・。
もし、整体が原因の症状なら、修整しなければならない。
息子さんの運転で、Sさんが急きょ、来室しました。
Sさんの体を両手でセンサーすると、・・ムムッ・・?
・・お腹の真ん中に、何やら組織の塊のようなものを触感しました。
この塊が、体の正中ラインをブロックして、症状が発生している可能性が考えられます。
「昨日、冷たいものとか、消化の悪いものとかを、食べましたか?」
「この夏は、冷たいものを滅茶苦茶、飲んだ」
「原因は多分、それだわね。・・腸の動きが異常を来たしたのね」
原因はともかく、、、
~~この塊のようなもの(おそらく腸が腹腔内でこんぐらかっている状態でしょうか)を、ほぐす必要がある。
ベッドに仰向けに寝ていただき、
お腹の真ん中にある組織の塊のようなものの上に両手を置き、
特殊な作業=「脈動の共振ワーク」に入りました。
(この作業は、トック、トックという脈動に耳を傾けながら、お腹の中の組織を3Dで感じ取っていくというテクニックを使います)
少しづつ塊がほぐれ、やがて緩解していきました。
(おそらく、腹腔内でこんぐらかっていた腸などの組織が、ほぐれて、元の位置に戻ったのでしょう)
Sさん、いわく。
「ああ、楽になってきた!」
続いて、”おへそのワーク”に入ります。
”おへそのワーク”は、ひと言で説明できませんが、簡単にいえば、臍(おへそ)の管は、腹腔内に伸びていますので、腹腔内の状況がおへそに反映されていることがあります。おへそのワークは、その因果関係に基づくワークです。
「あ、頭がスーッとしてきたよ。。。うん」
一連の整体作業が終り、Sさんにベッドから立ち上がっていただきます。
Sさん、体を左右に曲げたり、頭を振ったりして--------。
「うん、大丈夫。頭がスッキリだ。・・こんな風に立ち上がることが出来なかったんだよね」と。
Sさんが言うには、
「明日、大事なイベントがあるので、どうしても治らないといけなかった」そうで、息子さんに、
「整体より、病院に行った方が良い」
と言われたけれど、押し切って来室したのだそうです。
~~初期症状の場合は私の整体でもいいけれど、症状が進んでいる場合は病院へ行って下さいよ。
さて、Sさんの症状の原因ですが、
やはり、冷たいものの摂り過ぎの結果でしょう。
腸などの組織が冷えて、キュッと縮み、互いに絡まりあったりして、周囲の機能にもダメージを与えたのでしょう。
Sさんいわく。
「そういえば、先週の夜中に急に吐き気がして、これでもかという程に吐いた。
あれは今日の前兆だったんだなあ・・」と。
冷たいものを摂り過ぎると、こんな症状が出る危険もあるんですね。
8月の猛暑ほどではないにしても、
暑い日がまだあるでしょう。
冷たいものの摂取は、ほどほどにしようね。
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