2週間前に、Kちゃん(小2)とお母様が来室しました。
「学校でも家の中でも、Kちゃんは転びやすくって、
足に、青あざが絶えないんです。
体のバランスが悪いんでしょうか。みて下さい」
とのことで・・。
2週間後に、再びKちゃんとお母様が来室しました。
開口一番、
「あれからビックリですヨ。・・Kちゃんの寝相が変わったんです」
「・・・寝相・・?・・」
「Kちゃんの横にパパが寝ているんですけど、パパの体にネ、毎晩、
Kちゃんの足が、ドンッ!と直撃してたんですよ。
パパはそれで目が覚めて・・。寝相の被害者だったんですけど、
体を治していただいたその日の夜からネ、
Kちゃんに蹴飛ばされなくなって、
パパ、熟睡が出来るって、大喜びです・・」
「あらまぁ~っ。・・そんな効果がありましたか」
・・・整体の後、子供の寝相が変わったという話は、初めて聞くわネ。
「それって、何故なんですか?」
「多分、それはね、・・こんな理由だと思うの・・。
・・Kちゃん、ちょっとここへ来てみて-----、
このベッドの上に腹ばいになってみてくれる?」
「は~い」
今日のKちゃんの、うつ伏せの姿勢です。
「実はね、前回も同じように、
ベッドの上に腹ばいにになってもらったんですが、その時は、
Kちゃんの姿は、こんなふうだったのよ」
と言って、Kちゃんに前回の時の姿勢を作ってもらいました。
前回のKちゃんのうつ伏せ姿勢。こんな感じでした。
「このうつ伏せの姿はね、Kちゃんの体に捻じれ(回転性の変位)があることを示しているの。
でも今回の姿には、その捻れの変位が見られないでしょ。
つまり、Kちゃんの体にあった捻れの変位が、修正されているってこと」
「ああ、なんとなく納得です。
これまでの寝相は、半円を描くような感じで体を回転させていたんですが、
今は、のり巻きのように、くるくる横に回転するんです。
~~だから、足で蹴飛ばされないんですよ」
「寝相が、のり巻きのように回転するんですか。
それはオモシロイ。・・・それって、水中泳動だわ」
「・・??・・・」
ところで、Kちゃんのお母様、
そもそもの問題=Kちゃんの転びやすさ=は、どうなっているのでしょうか。
「あ、それも無くなりました。
足に青あざを作らなくなったものね。おかげ様で足がきれいです。
あ、1回、転んだことがあったわね」
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~~さてさて~~、Kちゃんの事例から、
円錐型にコロコロと転がる寝相の子は=転びやすい、
のり巻き状に横に転がる寝相の子は=あまり転ばない、
という体癖が、見え隠れするような・・。
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