篠山城
2014/3/16
兵庫県篠山市のお城めぐり
大坂城攻略の包囲態勢を整えるために天下普請で築かれた拠点 日本100名城
≪ お城の概要 ≫
城名: 篠山城
よみ: ササヤマ
別称: 桐ヶ城・丹波篠山城
所在地: 兵庫県篠山市北新町
現状: 篠山城跡・青山神社・篠山小学校・篠山幼稚園
築城年代: 慶長十四年(1609)
築城者: 徳川家康
形式: 平山城
遺構: 天守台・復元大書院・本丸・二の丸・三の丸・二の丸表門桝形虎口・埋門跡・石垣・犬走り・内堀・外堀・東馬出・南馬出・井戸
規模: 約400m×400m
文化財: 国指定史跡
訪城日: 2011/10/18・2014/3/16
≪ 訪城記 ≫
自宅から篠山城へ向かう。
舞鶴若狭道丹南篠山口ICで降りて丹南篠山口IC前信号を左折、舞鶴若狭道の高架下をくぐり県道大沢新篠山線バイパスを東進、東吹交差点信号を左折、北東へ進み、東吹下三叉路信号を斜め右折、県道36号を東進、東岡屋交差点信号を右折、県道77号を南東へ進み、風深三叉路信号を左折、約600m北上した交差点をまっすぐ進み、次の交差点を右折、商店街を東進して二つ目の篠山局交差点を右折、直進したら篠山城の大手門入口に出る。中に入った右側の三の丸有料駐車場に車を駐車する。
駐車場が三の丸跡で内堀沿いに篠山城の桝形虎口入口があり、篠山城趾碑や説明板がたくさんある。桝形虎口の石垣を抜け、復元大書院の前を通り過ぎて、先に大書院右側を抜けて広い二の丸、二の丸御殿跡で東側の石垣に囲まれた一段高い場所が本丸、入口の左側に天然石の岩盤が露出している。本丸に入ると正面に青山神社、南東隅に天守台がある。天守台北面石垣には天下普請の証拠である符号が見られる。二の丸の南面には埋門と井戸がある。そのあと、大書院内を見学する。入場料400円です。
そのあと、内堀西側沿いに立派な高石垣を見て、西側には三の丸で南西側に高い土塁、南面の立派な高石垣ですが、ちょうど南面内堀の修復工事中で近くで見られませんでした。南面の土塁の切れ間から外堀の土橋を渡った先が南馬出で方形の土塁と幅の広い堀に圧倒されます。さらに幅の広い外堀沿いに一周して、東馬出と堀を見ました。
ちょっと遠目に全景を見ると見事な石垣の城塞に見え感動です。
篠山城大書院の詳細は ……… ここをクリック
≪ 歴 史 ≫
慶長十四年 (1609) 関ヶ原の戦いに勝った徳川家康が大坂城攻略の包囲態勢を整えるため、八上城に松平(松井)康重を配置して、康重に命じて篠山に新しく城を築いた。築城に当たり普請総奉行に姫路城主池田輝政、縄張奉行に津城主藤堂高虎を命じ、諸大名による天下普請で築かれる。
慶長十四年十二月 (1609) 篠山城初代城主松平(松井)康重が入城する。
元和五年 (1619) 松平康重が岸和田城へ移り、代わって高崎城から松平(藤井)信吉が入り、翌年、忠国が継ぐ。
慶安二年 (1649) 松平忠国が明石城へ移り、代わって高槻城から松平(形原)康信が入り、典信、信利、信庸、信岑と続く。
寛延元年 (1748) 松平信岑が丹波亀山城へ移り、代わって丹波亀山城から青山忠朝が入り、忠高、忠講、忠裕、忠良、忠敏と続き明治維新を迎え、明治四年(1871)廃藩となる。
明治五年 (1872) 城郭取払令が布達され、櫓や門が取り払われる。
昭和十九年一月 (1944) 大書院が焼失する。
平成十二年 (2000) 大書院が復元される。
≪ 写 真 ≫
篠山城
篠山城趾碑
二の丸御殿からの本丸
本丸入口
本丸の青山神社
天守台
本丸石垣の天然石の岩盤
大書院
大書院入口
天守台石垣の符号
二の丸埋門
二の丸からの内堀と石垣
二の丸からの三の丸土塁
大手入口の桝形虎口
大手入口
要塞のような大手入口高石垣
北西角の高石垣
南西角の高石垣
南面の高石垣
三の丸土塁の搦手入口
広い南側外堀
南馬出の土塁
南馬出の堀
広い東側外堀
天守台の高石垣
東馬出の石垣と堀
東馬出
大手馬出跡
現地篠山城跡鳥瞰図(リンク付サムネイル)
現地城下町周遊図(リンク付サムネイル)
≪ アクセス ≫
<公共交通機関>
JR福知山線篠山口駅からバスで二階町バス停下車、徒歩約10分。
<車>
舞鶴若狭道丹南篠山口ICで降りて丹南篠山口IC前信号を左折、舞鶴若狭道の高架下をくぐり県道大沢新篠山線バイパスを東進、東吹交差点信号を左折、北東へ進み、東吹下三叉路信号を斜め右折、県道36号を東進、東岡屋交差点信号を右折、県道77号を南東へ進み、風深三叉路信号を左折、約600m北上した交差点をまっすぐ進み、次の交差点を右折、商店街を東進して二つ目の篠山局交差点を右折、直進したら篠山城の大手門入口に出る。中にの三の丸有料駐車場がある。
≪ 位置図 ≫
篠山城
紹介したお城の数 196城
2014/3/16
兵庫県篠山市のお城めぐり
大坂城攻略の包囲態勢を整えるために天下普請で築かれた拠点 日本100名城
≪ お城の概要 ≫
城名: 篠山城
よみ: ササヤマ
別称: 桐ヶ城・丹波篠山城
所在地: 兵庫県篠山市北新町
現状: 篠山城跡・青山神社・篠山小学校・篠山幼稚園
築城年代: 慶長十四年(1609)
築城者: 徳川家康
形式: 平山城
遺構: 天守台・復元大書院・本丸・二の丸・三の丸・二の丸表門桝形虎口・埋門跡・石垣・犬走り・内堀・外堀・東馬出・南馬出・井戸
規模: 約400m×400m
文化財: 国指定史跡
訪城日: 2011/10/18・2014/3/16
≪ 訪城記 ≫
自宅から篠山城へ向かう。
舞鶴若狭道丹南篠山口ICで降りて丹南篠山口IC前信号を左折、舞鶴若狭道の高架下をくぐり県道大沢新篠山線バイパスを東進、東吹交差点信号を左折、北東へ進み、東吹下三叉路信号を斜め右折、県道36号を東進、東岡屋交差点信号を右折、県道77号を南東へ進み、風深三叉路信号を左折、約600m北上した交差点をまっすぐ進み、次の交差点を右折、商店街を東進して二つ目の篠山局交差点を右折、直進したら篠山城の大手門入口に出る。中に入った右側の三の丸有料駐車場に車を駐車する。
駐車場が三の丸跡で内堀沿いに篠山城の桝形虎口入口があり、篠山城趾碑や説明板がたくさんある。桝形虎口の石垣を抜け、復元大書院の前を通り過ぎて、先に大書院右側を抜けて広い二の丸、二の丸御殿跡で東側の石垣に囲まれた一段高い場所が本丸、入口の左側に天然石の岩盤が露出している。本丸に入ると正面に青山神社、南東隅に天守台がある。天守台北面石垣には天下普請の証拠である符号が見られる。二の丸の南面には埋門と井戸がある。そのあと、大書院内を見学する。入場料400円です。
そのあと、内堀西側沿いに立派な高石垣を見て、西側には三の丸で南西側に高い土塁、南面の立派な高石垣ですが、ちょうど南面内堀の修復工事中で近くで見られませんでした。南面の土塁の切れ間から外堀の土橋を渡った先が南馬出で方形の土塁と幅の広い堀に圧倒されます。さらに幅の広い外堀沿いに一周して、東馬出と堀を見ました。
ちょっと遠目に全景を見ると見事な石垣の城塞に見え感動です。
篠山城大書院の詳細は ……… ここをクリック
≪ 歴 史 ≫
慶長十四年 (1609) 関ヶ原の戦いに勝った徳川家康が大坂城攻略の包囲態勢を整えるため、八上城に松平(松井)康重を配置して、康重に命じて篠山に新しく城を築いた。築城に当たり普請総奉行に姫路城主池田輝政、縄張奉行に津城主藤堂高虎を命じ、諸大名による天下普請で築かれる。
慶長十四年十二月 (1609) 篠山城初代城主松平(松井)康重が入城する。
元和五年 (1619) 松平康重が岸和田城へ移り、代わって高崎城から松平(藤井)信吉が入り、翌年、忠国が継ぐ。
慶安二年 (1649) 松平忠国が明石城へ移り、代わって高槻城から松平(形原)康信が入り、典信、信利、信庸、信岑と続く。
寛延元年 (1748) 松平信岑が丹波亀山城へ移り、代わって丹波亀山城から青山忠朝が入り、忠高、忠講、忠裕、忠良、忠敏と続き明治維新を迎え、明治四年(1871)廃藩となる。
明治五年 (1872) 城郭取払令が布達され、櫓や門が取り払われる。
昭和十九年一月 (1944) 大書院が焼失する。
平成十二年 (2000) 大書院が復元される。
≪ 写 真 ≫
篠山城
篠山城趾碑
二の丸御殿からの本丸
本丸入口
本丸の青山神社
天守台
本丸石垣の天然石の岩盤
大書院
大書院入口
天守台石垣の符号
二の丸埋門
二の丸からの内堀と石垣
二の丸からの三の丸土塁
大手入口の桝形虎口
大手入口
要塞のような大手入口高石垣
北西角の高石垣
南西角の高石垣
南面の高石垣
三の丸土塁の搦手入口
広い南側外堀
南馬出の土塁
南馬出の堀
広い東側外堀
天守台の高石垣
東馬出の石垣と堀
東馬出
大手馬出跡
現地篠山城跡鳥瞰図(リンク付サムネイル)
現地城下町周遊図(リンク付サムネイル)
≪ アクセス ≫
<公共交通機関>
JR福知山線篠山口駅からバスで二階町バス停下車、徒歩約10分。
<車>
舞鶴若狭道丹南篠山口ICで降りて丹南篠山口IC前信号を左折、舞鶴若狭道の高架下をくぐり県道大沢新篠山線バイパスを東進、東吹交差点信号を左折、北東へ進み、東吹下三叉路信号を斜め右折、県道36号を東進、東岡屋交差点信号を右折、県道77号を南東へ進み、風深三叉路信号を左折、約600m北上した交差点をまっすぐ進み、次の交差点を右折、商店街を東進して二つ目の篠山局交差点を右折、直進したら篠山城の大手門入口に出る。中にの三の丸有料駐車場がある。
≪ 位置図 ≫
篠山城
紹介したお城の数 196城
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