お城へ行こう!

気ままなお城めぐりの旅の記録と写真を公開しています。

出石城

2013-05-12 07:55:05 | 兵庫県
 出石城

2013/4/27 但馬遠征(2泊3日)

兵庫県豊岡市のお城めぐり

 有子山城を廃して、新たに築かれた小出氏の居城

≪ お城の概要 ≫

城名: 出石城
よみ: イズシ
別称: 石城
所在地: 兵庫県豊岡市出石町内町39
現状: 出石城跡・稲荷神社・諸杉神社
築城年代: 慶長九年(1604)
築城者: 小出吉英
形式: 平山城
遺構: 再建西隅櫓・再建東隅櫓・本丸・二の郭・下の郭・西の郭・稲荷郭・登城門・石垣・家老屋敷
規模: 約300m×300m、標高 最上段稲荷郭約40m
文化財: 市指定文化財
訪城日: 2013/4/27


≪ 訪城記 ≫

但馬遠征(2泊3日) 初日、有子山城に登り、下山した麓に広がる出石城跡を見学。

舞鶴若狭道福知山ICを降りて国道9号山陰道を西進、羽合付近から北上、牧川を越えて牧三叉路信号を左折、国道9号山陰道をそのまま西進、野花三叉路信号を右折、国道426号を北上、京都府から兵庫県へ入り、ひたすら道なりに進み登尾トンネルを抜けて、さらに道なりに進み出合三叉路信号を左折、国道426号をそのまま進み、乙女橋三叉路信号を右折、出石川堤防沿いの道を北上、1.7㎞進んだところで川を渡り、すぐの交差点の次の三叉路を右折、東へ約250mで賑やかな出石城の城下町跡に着く。突き当りに豊岡市役所出石支所の有料駐車場がある。ここに車を駐車する。他にも周辺に有料駐車場有。

有子山城から下山し、最上部にあたる稲荷郭へ入る。ここの石垣は高く見ごたえがあります。
一段下の本丸には、再建された隅櫓が2棟あり、東北隅の東隅櫓、西北隅の西隅櫓、本丸中央西寄りに出石城主仙石氏の祖仙石権兵衛秀久を祀った感応殿があります。本丸の石垣も立派です。
次の下の段が二の郭で、東へ抜けて稲荷神社への参道を横切ると屋敷跡の郭があり、石垣も残っています。
二の郭の下が下の郭、その西側に西の郭、その間に登城門と登城橋があります。
登城橋の北側にある大手前駐車場の西側に家老屋敷跡があります。
各郭の石垣が良く残っていて素晴らしいです。


≪ 歴 史 ≫

慶長九年 (1604) 有子山城が天正八年(1580)の羽柴秀吉による第二次但馬征伐で落城し、その後、小出氏が城主となったが、小出吉英のときに城を山麓に移し、近世的な平山城を築城する。その後、九代続く。
元禄十年 (1697) 武蔵岩槻から松平忠徳が移封され城主となり、宝永三年(1706)まで在城する。
入れ替わり信州上田から仙石政明が移って城主となり、八代続き明治維新を迎える。
明治元年 (1868) 出石城は、明治新政府への忠誠の証にいち早く取り壊され廃城となる。


≪ 写 真 ≫


稲荷郭の稲荷神社


稲荷郭の石垣


本丸東隅櫓前の出石城址碑


本丸


本丸西にある感応殿


本丸東隅櫓


本丸西隅櫓


本丸石垣


二の郭


屋敷跡の郭


屋敷跡の郭の石垣


下の郭


西の郭


下の郭の石垣


登城門


全景


家老屋敷

≪ アクセス ≫

<公共交通機関>
JR山陰本線豊岡駅からバスで出石下車、徒歩10分。
<車>
舞鶴若狭道福知山ICを降りて国道9号山陰道を西進、羽合付近から北上、牧川を越えて牧三叉路信号を左折、国道9号山陰道をそのまま西進、野花三叉路信号を右折、国道426号を北上、京都府から兵庫県へ入り、ひたすら道なりに進み登尾トンネルを抜けて、さらに道なりに進み出合三叉路信号を左折、国道426号をそのまま進み、乙女橋三叉路信号を右折、出石川堤防沿いの道を北上、1.7㎞進んだところで川を渡り、すぐの交差点の次の三叉路を右折、東へ約250mで賑やかな出石城の城下町跡に着く。突き当りに豊岡市役所出石支所の有料駐車場がある。他にも周辺に有料駐車場有。


≪ 位置図 ≫

登城門


本丸


家老屋敷


紹介したお城の数 60城



日本の城 (山川Mook 1)
クリエーター情報なし
山川出版社


最新の画像もっと見る

コメントを投稿