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小島陣屋

2014-06-08 06:23:10 | 静岡県
 小島陣屋

2014/5/4

静岡県静岡市のお城めぐり

 滝脇松平氏の松平信治が築いた小島藩の陣屋

≪ お城の概要 ≫

城名: 小島陣屋
よみ: オジマ
別称:
所在地: 静岡県静岡市清水区小島本町
現状: 茶畑
築城年代: 宝永元年(1704)
築城者: 松平信治
形式: 平山城
遺構: 石垣・石塁・桝形表門跡
規模: 150m×240m
文化財: 国指定史跡
訪城日: 2014/5/4


≪ 訪城記 ≫

丸子城から小島陣屋へ向かう。

駿府匠宿第1駐車場を出て駿府匠宿入口信号を右折、国道1号を西進してすぐに側道へ入り、国道1号静清バイパスの高架下をくぐって右折、側道を進み国道1号静清バイパスに合流、北東に進み丸子藁科トンネルを通り、藁科川に架かる藁科川橋を渡り、安倍川に架かる安倍川大橋を渡り、賤機山トンネルを通り道なりに静清バイパスを東進、東名高速清水IC入口を通過して駿河湾沿いに進み、興津中町で側道に入り、興津中町信号を左折、国道52号を北上、JR東海道本線を越え、東名高速の高架下をくぐり、東海道新幹線の高架下をくぐり、道が大きく左に曲がり、今度は右に曲がった小島南交差点信号を左折、斜め右に曲がり250m北上した突き当りを左に曲がり、酒瓶神社前を通って約200m山側へ道を登って行った道の左側茶畑の前に説明板がある。この付近が小島陣屋です。車は説明板付近の道が曲がったところの広がった側道があり、ここに駐車させてもらいました。

この付近は一面茶畑で説明板付近が陣屋裏門跡で、説明板の北側、石塁跡から入れます。茶畑の真ん中に小島陣屋跡と書かれた看板のある広場があり、この付近が御殿跡のようです。茶畑の道の段差に石塁や石垣が残り、南側に降りていくと桝形表門跡の石垣が見られます。表門付近の石垣が良く残り、東の住宅付近が馬場跡のようです。
残念なことは石垣付近にゴミが散乱していて保存状態が気になります。


≪ 歴 史 ≫

宝永元年 (1704) 五代将軍綱吉の若年寄となった滝脇松平氏の松平信孝が永禄三年(1690)十月、戸田和泉守重恒の次男信治を養子に迎え、信治が跡を継ぎ、駿河国に領地を移され、小島村に陣屋を築き、小島藩を称した。
享保六年 (1721) 丹波亀山藩主松平(形原)紀伊守信庸の六男信嵩を養子とする。
享保九年 (1724) 信嵩が跡を継ぐ。
享保十六年七月 (1731) 信嵩が没し、子の昌信が継ぐ。
明和八年六月 (1771) 昌信が没し、養子の越後村松藩主堀丹後守直堯の次男信義が継ぎ、以後、信圭、信友、信賢、信進、信書、信敏と続き、明治維新を迎える。
明治元年五月 (1868) 徳川家達が駿河・遠江を領したため、松平信敏は姓を滝脇に改め、上総国望陀郡桜井に転封となり、小島陣屋は廃された。


≪ 写 真 ≫


小島陣屋説明板付近


小島陣屋御殿跡付近


石垣


南側の石垣


表門付近の石垣


馬場跡


表門の石垣


桝形表門跡


裏門跡


入口


現地小島陣屋見取図(リンク付サムネイル)

≪ アクセス ≫

<公共交通機関>
JR東海道本線興津駅からバスで約15分、栗原バス停下車、徒歩約10分。
<車>
東名高速清水ICを降りて清水IC入口から国道1号静清バイパスを駿河湾沿いに進み、興津中町で側道に入り、興津中町信号を左折、国道52号を北上、JR東海道本線を越え、東名高速の高架下をくぐり、東海道新幹線の高架下をくぐり、道が大きく左に曲がり、今度は右に曲がった小島南交差点信号を左折、斜め右に曲がり250m北上した突き当りを左に曲がり、酒瓶神社前を通って約200m山側へ道を登って行った道の左側茶畑の前に説明板がある。この付近が小島陣屋です。車は説明板付近の道が曲がったところの広がった側道に駐車可能です。


≪ 位置図 ≫

小島陣屋


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