自分や他者の欠点にあまり目を向け過ぎず、
良い面にもっと目を向けていこう。
そして、
自分のこと、親しい人達のことをできるだけ許していこう。
ということを前回は書いてみました。
こんにちは、ファーティマ松本です。
人を許すのはなかなか大変なことではありますが、
それ以上に、自分のことを許せない、という人も結構いるのではないかと思います。
しかし、
だれよりも身近で、とても大切な存在である自分自身をいじめ続けるのは、
やはり良いことではないでしょう。
神様は、クルアーンの中でこのようなことをおっしゃっています。
『言ってやるがいい。
「自分の魂に背いて、過ちを犯したわがしもべたちよ。
それでもアッラーの慈悲に絶望してはならない。
アッラーは本当に、全ての罪を許される。
彼は寛容にして、慈悲深くあられる。』
(39-53)
私など日々、やらない方がいいような事をやって、、
言わなくてもいい事を言ったりして後悔が絶えません。
ただ、毎日のように
後悔や反省ばかりしていると
心が重く暗くなり、どんどん辛くなっちゃいますよね。
あーあ、どうにかならないかなあと思う時、
上記のクルアーンの一句を思い出します。
そうです。
神様は全ての罪を許して下さると仰っています。
私達の罪の大きさなんて、神様の偉大さ、寛大さ
そして慈悲深さに比べたら
小さなものだと思うんです。
自分の犯した罪の重さにつぶれそうになるということは、
神様の偉大さを知らない証拠です。
神様に、許せないことなんてありません。
だから、、、、
きっと大丈夫。
「許してもらえる!」
そう信じて
人生という旅を身軽に歩いて行けたら、と思います。
さて、さて、
自分の意志でもって良いことをしようと思う人達、
常に良くあろうと思っている人達、
それらの人達というのは
神様視点からは、天使よりも上位にいるというのをご存知でしょうか。
天使はすでに述べたように、決して悪いことはしません。
常に神様を讃え、神様が決められたことは忠実に行います。
実に完璧な存在であります。
しかしそんな完璧な存在である天使よりも、高ーいレベルにあるのが
善い行いをする人間達です。
というのも、
人間は、神様の存在を信じることもできれば、そうしないという選択肢があります。
正しい道を歩もうとすることもできれば、そうしなくてもいい。
自分の欲求に従った生活を送ってもいいし、そうでなくてもいい。
つまり、神様に示された道を進もうとするのは、
自分自身の欲求と常に戦っているようなものなのです。
天使達にはそのような苦労はありませんが、私達にはいつだってあります。
ゆえに、
過ちを犯しながらも、常に神様の定められた道を歩もうと努力する人間というのは、
天使の上を行く存在ということになるのです。
神様は、天使の上を行くような人間達が出てくることを、最初からきっとご存じだったのでしょう。
反対に、自分の欲求に従った生活を送る人間は、
動物以下の存在になってしまうという怖い面もあります。
動物というのは、基本的に欲求に基づいて生きています。
自分の自由な意思でもって、どちらかより良い選択する、ということはありません。
たまに動物の感動的なお話を聞くことがありますが、
やはり基本的には、動物は自分の欲求に従う存在です。
ですから、
自分を律する力を持った人間が、動物のように自分の欲求に従った生活を送っていては、
動物以下ということになってしまうのです。
欲求と言っても、人それぞれでしょう。
金銭欲、名誉欲、またはもっと原始的に食欲や性欲、睡眠欲というのもあります。
どれもそれにどっぷりと溺れてしまうのは、動物以下の存在になってしまうので
要注意です。
欲求を持つこと自体は悪いことではありませんし、生きていく上では必要なものですが、
うまくそれらをコントロールをして、欲求に溺れないようにしていきたいものです。
人間の創造は、
天使達のどうして、どうしてという質問から始まりました。
最初から「やや波乱万丈」といった感があります。
私たちも、何かをしようとすると周囲の反対というのを受けることがあります。
「いやー、そんなの無理でしょう。」とか
「やめておいた方がいいよ。」など。
周囲の人は、私たちが失敗するのを見たくない為に、そのような事を言ってくれるのかもしれません。
しかし、失敗するかどうかはやってみなければ分かりませんし、
やってみたらなんとかなったということもあります。
また、失敗したとしても、そのおかげでうまくいかなかった原因が分かるようになるのですから、
それはそれで失敗とは言えないでしょう。
むしろ成長した、経験を積んだと捉える事ができます。
例え先が見えなくても、一歩を踏み出す勇気というのが私達人間には必要です。
しかし、神様は違います。
しっかりと先が見えるのです。
一か八かで、えいやっと行動を起こさなくてもよいのです。
では、
神様は一体どんな目的で、人間をお創りになったのでしょうか。
先の天使達との会話の中で、ちょっと気になることをおっしゃいました。
次回に続きます。
今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
===================================
アマゾンから電子書籍発売中!(ペーパーブックも)
『神様に一番近い人の頭の中身』
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レビューが、少しづつ増えてきています。
レビューを書いてくださった方々、本当にありがとうございました。
どんなレビューがあるのか少し紹介!
「会話形式なので分かりやすい」
「イスラム教徒が何を考えるのか分かるようになるので、
イスラム教徒と交流がある人におすすめ。」
そして、究極
「涙が出た。」
私も、このレビューを見て、涙が出ましたよ!(涙、涙)
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あなたは何のために生まれ、何をして生きていけばいいのでしょう。
人生の目的は?
せっかく生まれてきたのです。
神様に守られた平和な現世を歩きたくはありませんか。
そして来世では、天国に入って
”永遠に” ”幸せ” に暮らしたくはありませんか。
方法はとてもシンプルです。
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良い面にもっと目を向けていこう。
そして、
自分のこと、親しい人達のことをできるだけ許していこう。
ということを前回は書いてみました。
こんにちは、ファーティマ松本です。
人を許すのはなかなか大変なことではありますが、
それ以上に、自分のことを許せない、という人も結構いるのではないかと思います。
しかし、
だれよりも身近で、とても大切な存在である自分自身をいじめ続けるのは、
やはり良いことではないでしょう。
神様は、クルアーンの中でこのようなことをおっしゃっています。
『言ってやるがいい。
「自分の魂に背いて、過ちを犯したわがしもべたちよ。
それでもアッラーの慈悲に絶望してはならない。
アッラーは本当に、全ての罪を許される。
彼は寛容にして、慈悲深くあられる。』
(39-53)
私など日々、やらない方がいいような事をやって、、
言わなくてもいい事を言ったりして後悔が絶えません。
ただ、毎日のように
後悔や反省ばかりしていると
心が重く暗くなり、どんどん辛くなっちゃいますよね。
あーあ、どうにかならないかなあと思う時、
上記のクルアーンの一句を思い出します。
そうです。
神様は全ての罪を許して下さると仰っています。
私達の罪の大きさなんて、神様の偉大さ、寛大さ
そして慈悲深さに比べたら
小さなものだと思うんです。
自分の犯した罪の重さにつぶれそうになるということは、
神様の偉大さを知らない証拠です。
神様に、許せないことなんてありません。
だから、、、、
きっと大丈夫。
「許してもらえる!」
そう信じて
人生という旅を身軽に歩いて行けたら、と思います。
さて、さて、
自分の意志でもって良いことをしようと思う人達、
常に良くあろうと思っている人達、
それらの人達というのは
神様視点からは、天使よりも上位にいるというのをご存知でしょうか。
天使はすでに述べたように、決して悪いことはしません。
常に神様を讃え、神様が決められたことは忠実に行います。
実に完璧な存在であります。
しかしそんな完璧な存在である天使よりも、高ーいレベルにあるのが
善い行いをする人間達です。
というのも、
人間は、神様の存在を信じることもできれば、そうしないという選択肢があります。
正しい道を歩もうとすることもできれば、そうしなくてもいい。
自分の欲求に従った生活を送ってもいいし、そうでなくてもいい。
つまり、神様に示された道を進もうとするのは、
自分自身の欲求と常に戦っているようなものなのです。
天使達にはそのような苦労はありませんが、私達にはいつだってあります。
ゆえに、
過ちを犯しながらも、常に神様の定められた道を歩もうと努力する人間というのは、
天使の上を行く存在ということになるのです。
神様は、天使の上を行くような人間達が出てくることを、最初からきっとご存じだったのでしょう。
反対に、自分の欲求に従った生活を送る人間は、
動物以下の存在になってしまうという怖い面もあります。
動物というのは、基本的に欲求に基づいて生きています。
自分の自由な意思でもって、どちらかより良い選択する、ということはありません。
たまに動物の感動的なお話を聞くことがありますが、
やはり基本的には、動物は自分の欲求に従う存在です。
ですから、
自分を律する力を持った人間が、動物のように自分の欲求に従った生活を送っていては、
動物以下ということになってしまうのです。
欲求と言っても、人それぞれでしょう。
金銭欲、名誉欲、またはもっと原始的に食欲や性欲、睡眠欲というのもあります。
どれもそれにどっぷりと溺れてしまうのは、動物以下の存在になってしまうので
要注意です。
欲求を持つこと自体は悪いことではありませんし、生きていく上では必要なものですが、
うまくそれらをコントロールをして、欲求に溺れないようにしていきたいものです。
人間の創造は、
天使達のどうして、どうしてという質問から始まりました。
最初から「やや波乱万丈」といった感があります。
私たちも、何かをしようとすると周囲の反対というのを受けることがあります。
「いやー、そんなの無理でしょう。」とか
「やめておいた方がいいよ。」など。
周囲の人は、私たちが失敗するのを見たくない為に、そのような事を言ってくれるのかもしれません。
しかし、失敗するかどうかはやってみなければ分かりませんし、
やってみたらなんとかなったということもあります。
また、失敗したとしても、そのおかげでうまくいかなかった原因が分かるようになるのですから、
それはそれで失敗とは言えないでしょう。
むしろ成長した、経験を積んだと捉える事ができます。
例え先が見えなくても、一歩を踏み出す勇気というのが私達人間には必要です。
しかし、神様は違います。
しっかりと先が見えるのです。
一か八かで、えいやっと行動を起こさなくてもよいのです。
では、
神様は一体どんな目的で、人間をお創りになったのでしょうか。
先の天使達との会話の中で、ちょっと気になることをおっしゃいました。
次回に続きます。
今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
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レビューが、少しづつ増えてきています。
レビューを書いてくださった方々、本当にありがとうございました。
どんなレビューがあるのか少し紹介!
「会話形式なので分かりやすい」
「イスラム教徒が何を考えるのか分かるようになるので、
イスラム教徒と交流がある人におすすめ。」
そして、究極
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私も、このレビューを見て、涙が出ましたよ!(涙、涙)
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