この話はオイラの個人的な気持ちである。
『その程度で?』などと笑ってもらってもかまわない。
それに対して人それぞれ感じることは色々あるだろうから。
昨日は・・・・いや、正確には昨日『も』だ。
仕事で現場のこと、取引先のことなど考えてない勝手なメールが来た。
自分さえ(自分の会社さえ)良ければ、取引先がどうなろうか知ったこっちゃない・・・的なメールだ。
そんないつものメールに、いつものように辟易しながら仕事を終えて、気分を晴らすため

いつものおでん屋へ。
ここでもいつものように、おでん3本とコップ酒を2杯飲み、770円を支払い帰路につく。
途中、帰宅後のおつまみを買うためコンビニに寄った。
これもいつもの行動パターンだ。
つまみ類を手に取り、レジの前に立つ。
ホットスナックのケースを見て、フライドチキンでも食べながら飲むか。 そう思った。
自分の番になり、手に取った商品をカウンターに置き、フライドチキンを頼もうとした。
『ヴライ゛ドチ゛キ゛ンひどつ』
発しようとした言葉と発された言葉の違いの大きさに自分がびっくりした。
何のことはない。痰が絡んではっきり注文できなかっただけだ。
聞き取りにくい注文だったと思う。
レジ担当のバイトであろう店員は怪訝そうな顔ひとつせず『フライドチキンおひとつですね』と言い、ホットスナックのコーナーからフライドチキンを持ってきた。
それを袋に入れながら
『風邪ですか?』
とオイラに聞いてきた。
オイラは咄嗟のことで「え?」と聞き返す。
もう一度『風邪ですか?』と聞いてきた。
「いや、風邪じゃないんじゃけど・・・」
オイラが答える。
続けて
「風邪じゃないんじゃけど、最近インフルエンザが流行っとるらしいし・・・」
するとそのバイトの子は
『そうなんですか?気をつけます!』
その後は『こちら温めますか?』『お会計○▲×円になります』と、マニュアルどおりの応対。
でも、オイラとしたらマニュアル外の『風邪ですか?』の一言にほっこりした。
ただ機械的に商品を並べレジを打ち、マニュアルどおりの言葉を発する店員。
『ただのバイトじゃけぇ』的な態度を取る店員。
『決められた時間さえ経ってくれたらいい』という雰囲気をありありと出す店員。
そんな店員ばかり見てきた。
言い方が悪いけど、マニュアルどおりの機械的な台詞しかしゃべらないと思っていたところに、
『風邪ですか?』
と、お客を思いやるような人間的な(?)言葉を発してくれたのだ。
なんだかそれだけでホントにほっこりした気分になった。
一日の嫌な気分もどっかに飛んで行くくらいだった。
たまにはこういう『何でもないことにほっこりする』ことだってあっていいよね。

『その程度で?』などと笑ってもらってもかまわない。
それに対して人それぞれ感じることは色々あるだろうから。
昨日は・・・・いや、正確には昨日『も』だ。
仕事で現場のこと、取引先のことなど考えてない勝手なメールが来た。
自分さえ(自分の会社さえ)良ければ、取引先がどうなろうか知ったこっちゃない・・・的なメールだ。
そんないつものメールに、いつものように辟易しながら仕事を終えて、気分を晴らすため

いつものおでん屋へ。
ここでもいつものように、おでん3本とコップ酒を2杯飲み、770円を支払い帰路につく。
途中、帰宅後のおつまみを買うためコンビニに寄った。
これもいつもの行動パターンだ。
つまみ類を手に取り、レジの前に立つ。
ホットスナックのケースを見て、フライドチキンでも食べながら飲むか。 そう思った。
自分の番になり、手に取った商品をカウンターに置き、フライドチキンを頼もうとした。
『ヴライ゛ドチ゛キ゛ンひどつ』
発しようとした言葉と発された言葉の違いの大きさに自分がびっくりした。
何のことはない。痰が絡んではっきり注文できなかっただけだ。
聞き取りにくい注文だったと思う。
レジ担当のバイトであろう店員は怪訝そうな顔ひとつせず『フライドチキンおひとつですね』と言い、ホットスナックのコーナーからフライドチキンを持ってきた。
それを袋に入れながら
『風邪ですか?』
とオイラに聞いてきた。
オイラは咄嗟のことで「え?」と聞き返す。
もう一度『風邪ですか?』と聞いてきた。
「いや、風邪じゃないんじゃけど・・・」
オイラが答える。
続けて
「風邪じゃないんじゃけど、最近インフルエンザが流行っとるらしいし・・・」
するとそのバイトの子は
『そうなんですか?気をつけます!』
その後は『こちら温めますか?』『お会計○▲×円になります』と、マニュアルどおりの応対。
でも、オイラとしたらマニュアル外の『風邪ですか?』の一言にほっこりした。
ただ機械的に商品を並べレジを打ち、マニュアルどおりの言葉を発する店員。
『ただのバイトじゃけぇ』的な態度を取る店員。
『決められた時間さえ経ってくれたらいい』という雰囲気をありありと出す店員。
そんな店員ばかり見てきた。
言い方が悪いけど、マニュアルどおりの機械的な台詞しかしゃべらないと思っていたところに、
『風邪ですか?』
と、お客を思いやるような人間的な(?)言葉を発してくれたのだ。
なんだかそれだけでホントにほっこりした気分になった。
一日の嫌な気分もどっかに飛んで行くくらいだった。
たまにはこういう『何でもないことにほっこりする』ことだってあっていいよね。
