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水がつくる分子間力(ぶんしかんりょく)

2021-10-19 17:03:01 | 日記
 いらっしゃいませ! ご訪問ありがとうございます。
 これはおしえてもらった、ふじぎな力のおはなしです。
ガラスの板をつかって、ふじぎな力を見えるようにしてみました。
ガラスの板、クリップ、ゴムのシートをつかいます。

 まず、おさらをあらう洗剤(せんざい)でガラスをよく
あらいます。水でしっかりながして、洗剤がのこらないように
します。水がガラスにのこっているときに、クリップとゴムの
シートでガラスをはさみます。まわりの水をティッシュで、
そっと、とっておきます。

 そして、そっとそっと、夜のあいだ、そのままにしておきます。
水は、ガラスのあいだの空気(くうき)をおしだし、すいじょうき
となり、とんでしまいます。

 ガラスに水がのこっていないことをたしかめて、
そっとそっと、さわってみてください。くっついています。
なにか弱い力がはたらいています。

 そして、ガラスにテープで、糸とペンをはり、ぶらさげて
みました。すぐにはとれません。一日ぐらい、くっついて
いました。ガラスとガラスは、分子間力という力でくっついて
います。でも、たいへん弱い力です。指でおしたりすると、
すぐに、はずれてしまいました。

 くっついているところを見ると、きれいなもようが見えます。

 これは、ガラスとガラスのあいだが、たいへんにうすいと
見えるものです。

 アーレー助手がいうには、テープの力は強く、ちがった力が
はたらいているそうです。力は目に見えないものが、いっぱい
ありますね。

*** みなさんの中で、9才以下のかたがいましたら、
コメントを待っています。どこかにいるかな??? 
スマホやタブレット、持っているかな??? 


では、次回、お目にかかりましょう。

2021年 10月  Faraday Science Laboratory 42
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