安定社會靠教育,出離生死憑念佛——二〇一九年農曆春節談話
社会の安定は教育に頼り、出離生死【注1】は念佛に頼る――二〇一九年春節の談話
2019/2/5 台灣台南極樂寺 檔名:32-314-0001
-----------------------------------------------------------------------
【注1】出離生死(しゅつりしょうじ)・・・・悟りを開いて生死の苦海から脱すること。(デジタル大辞泉)
-----------------------------------------------------------------------
今天是二O一九年農曆大年初一,祝賀大家新春吉祥!
今日は二〇一九年旧暦の元日です。皆さま新年明けましておめでとうございます!
去年我待在法國巴黎的時間比較多,很多同修非常關心我在巴黎都做些什麼?我想利用今天這個機會,跟大家做個匯報。
昨年私はフランスのパリに比較的長い時間滞在していたので、多くの門徒の皆さまは私がパリで何をしていたのか関心を持たれていました。今日はこの機会を利用して、皆さまにご報告したいと思います。
二OO六年,我第一次在巴黎聯合國教科文組織總部參加活動,就意識到這是一個非常理想的、促進世界和平的平台。往後,我年年參加他們的活動,並且分享報告我們在團結宗教、團結族群、復興中國傳統文化方面的經驗與成果。二O一七年九月,因緣具足,在佛菩薩與古聖先賢的加持下,教科文組織總部核准成立淨空之友社。淨空之友社的宗旨及目的與教科文組織一致,是幫助世界化解衝突、促進社會安定和平。
二〇〇六年、私は初めてパリのユネスコ(国連教育科学文化機関)本部の活動に参加しました。そして、これは非常に理想的な、世界平和を促進する舞台であると認識しました。その後私は毎年彼らの活動に参加し、また私たちの宗教の団結、民族の団結、中国伝統文化の復興に関する経験と成果についてご報告しました。二〇一七年九月、因縁が整い、仏菩薩と古聖先賢のご加護のもと、ユネスコ本部に浄空之友社を設立することが許可されました。浄空之友社の宗旨及び目的はユネスコと一致しています。世界の衝突の解消を助け、社会の安定と平和を促進することです。
為什麼和平如此重要?我記得我五歲時,爆發了九一八事變,日本開始侵華;十一歲那一年又遇上了七七事變,日本全面發動戰爭。八年抗戰,我在槍炮聲中天天逃難,錯過了人生中最重要的求學時期。沒有和平的大環境,求學難、學佛難,復興佛教更難。我這一輩的人,在這個世間歷經了將近一百年,遭遇過戰爭之苦,對於和平的感觸尤為深刻。
なぜそれほど平和が重要なのでしょうか?私は覚えています。私が五歳の時、九一八事変【注2】が勃発し、日本の中国侵略が始まりました。十一歳の年に七七事変【注3】があり、日本は全面的に戦争を起こしました。八年の抗日戦争【注4】では、私は銃声の中を毎日避難していたので、人生の中で最も重要な学校で学ぶ機会を失いました。平和のない環境では、学校で学ぶことは難しく、仏に学ぶことは難しく、仏教を復興することは更に難しいのです。私のこの世代の人は、この世間で百年近くの間に幾度も経験してきました。戦争の苦しみに遭遇しました。平和に対する感慨は特に深いのです。
-----------------------------------------------------------------------
【注2】九一八事変・・・・満州事変のこと。1931年9月18日、関東軍は奉天(今の瀋陽)で南満州鉄道の線路を爆破した(柳条湖事件)。しかし関東軍はこれを中国軍の行為だとして中国東北部への侵略戦争を開始した。
【注3】七七事変・・・・盧溝橋事件のこと。1937年7月7日中国北京郊外の盧溝橋付近で日本と中国の軍隊が衝突した事件。その後日中戦争に発展した。
【注4】抗日戦争(こうにちせんそう)・・・・日中戦争(1937年~1945年)のこと。
-----------------------------------------------------------------------
如何促進和平、和諧?世界亂了,怎麼辦?這也是我在淨空之友社與各位大使所共同關心,並且談論最多的話題。梵蒂岡大使我很佩服他,他看得很透徹,指出社會問題的根本原因就在於無知。中國老祖宗有智慧,在《禮記》中提出了「教學為先」這一帖良方;印祖在世也大聲疾呼:「家庭教育為天下太平之根本」。
如何にして平和、調和を促進するのでしょうか?世界は乱れています。どうすれば良いのでしょうか?これも浄空之友社における大使各位との共通の関心事であり、議論が最も多い話題です。私はバチカンの大使に敬服しました。彼の見方は透徹しています。社会問題の根本的な原因は無知にあるのだと指摘されました。中国のご先祖様の智慧、『礼記』の中で提起されている「教学を先と為す」は一つの優れた処方箋です。印祖【注5】はご在世の頃「家庭教育は天下太平の根本である」と声を大にして呼びかけておられました。
-----------------------------------------------------------------------
【注5】印祖・・・・印光大師(1861-1940)のこと。釈印光、法名を聖量、字を印光、自称・常慚愧僧。中国浄土宗第十三代祖師。
-----------------------------------------------------------------------
但是諸位要曉得,今天家庭教育沒有了,學校教育也沒有了。現在的學校教什麼?教的是科技、是技術,教你如何在社會上賺錢,這不是真正的教育。教育是教你怎麼做人,教倫理、教道德、教因果。倫理是人與人之間的關係,包括父子、夫婦、兄弟、君臣、朋友的關係。道德教育是教人要仁愛、要遵守道義、要注重禮節、要有理智、要守信用。因果教育是教人深信因果法則,深信善有善報、惡有惡報。清朝周安士居士曾言:「人人知因果,天下大治之道也;人人不知因果,天下大亂之道也。」有倫常道德、因果報應的觀念,人會懂得孝親尊師、友愛兄弟,起心動念、言語造作會知道分寸,但是今天家庭、學校、社會裡頭,都沒有這些教育,都疏忽了。
しかし皆さまは理解しておかなければなりません。今日家庭教育はなくなりました。学校教育もなくなりました。今の学校は何を教えているのでしょうか?教えるのは科学技術、技術なのです。社会でどのようにお金を稼ぐのかを教えています。これは真の教育ではありません。教育とはどのように身を処するかを教え、倫理を教え、道徳を教え、因果を教えるものです。倫理は人と人との関係です。父子(親子)、夫婦、兄弟、君臣(君主と臣下。転じて上司と部下)、朋友(友達)の関係を含みます。道徳教育は人に仁愛を教え、道義を守り、礼節を重んじ、理智(理性と知恵)を持ち、信用を守ることを教えます。因果教育は人に因果の法則を深く信じることを教え、善には善の報いがあり、悪には悪の報いがあることを教えます。清朝の周安士居士はかつて「人々が皆因果に明るければ、天下は大いに治まり、人々が因果に暗ければ、天下大乱の道である」と説かれました。倫理道徳、因果応報の観念があれば、人は親に孝行し、師を尊び、兄弟を愛することを理解し、心の使い方、言葉や行為はけじめをわきまえているものです。しかし今の家庭、学校、社会の中では、これらの教育はありません。すべて疎かにしています。
東方幾千年來有儒釋道三家的教學,西方則有宗教教育,倫理、道德、因果、聖賢智慧是兩者共同的核心教學內容,教人做好人、做善人、做賢人、做聖人。所以,如果西方致力於宗教團結、恢復宗教教育,東方將儒釋道的教學發揚光大,會有助於恢復社會秩序,促進社會安定和諧,人們能過上幸福美好的日子。
東洋には数千年来儒家、仏家、道家、三家の教学があり、西洋には宗教教育がありました。倫理、道徳、因果、聖賢の智慧には両者ともに共通の教学内容があります。それは良い人になり、善人になり、賢人になり、聖人になることを人に教えるものです。ですから、もし西洋が宗教の団結、宗教教育の復興に尽力すれば、東洋の儒家、仏家、道家の教学は大いに発揚され、社会秩序の回復を助け、社会の安定と調和を促進させ、人々は幸福な日々を過ごすことが出来るでしょう。
那麼,如何團結宗教?宗教是愛的教育,每個宗教的經典都講到「神愛世人」。所有的神是一個真神的化身,你歡喜基督,他就現基督身;你喜歡釋迦牟尼佛,他就現釋迦牟尼佛身;我們想什麼,他就現什麼。所以神是一個,眾神一體,宗教一家。如果以愛為核心,以倫理、道德、因果、聖賢智慧教育為基礎,就能夠將宗教團結起來。
それでは如何にして宗教を団結させるのでしょうか?宗教は愛の教育です。どの宗教の経典にもすべて「神は世人を愛す」と説かれています。すべての神は一つの神の化身であり、あなたがキリストが好きならキリストとして現われ、あなたが釈迦牟尼仏が好きなら釈迦牟尼仏として現れます。私たちが何を思うかによって、その人として現れるのです。ですから神は一つであり、衆生と神は一体であり、宗教は家族なのです。もし愛をもって核心と為し、倫理、道徳、因果、聖賢の智慧の教育をもって基礎と為すなら、宗教を団結させることが出来るでしょう。
我今年九十三歲了,走講經教學這條道路也有六十年了,我真正希望宗教能回歸教育。希望各宗教都有人發心來講經教學,將經典講清楚,大家聽明白了,落實於日常生活,放下自私自利,像神一樣的愛世人,就能讓宗教愛的教育在地球上復興起來。另一方面,要積極復興儒釋道三家的教育,這是中國幾千年來祖宗教化後代主要的教學,也是屬於全人類的智慧寶藏,能夠幫助我們解決問題、離苦得樂。但是,今天三家都面臨後繼無人的危機。如果老祖宗辛辛苦苦留下來的智慧,在我們這一代斷掉了,我們就是大罪人。
私は今年で九十三歳(数え年)になり、講経(こうきょう:経を講じること)、教学の道を歩いて六十年になります。私は本当に宗教が教育に回帰することを願っています。各宗教において、どなたかが講経、教学することを発心し、経典を明瞭に講じて、皆がそれを理解して日常生活で実践し、私利私欲を放下(ほうげ:手放すこと)して、神と同じように世人を愛し、宗教の愛の教育を地球上に復興させることを願っています。その他にも、儒家、仏家、道家、三家の教育を積極的に復興しなければなりません。これは中国で数千年来ご先祖様が次世代を教化してきた主要な教学であり、全人類の智慧の宝蔵でもあり、私たちが問題を解決し、苦しみを離れ、安らぎを得ることを助けてくれます。しかし、今日では三家とも後継者がいない危機に直面しています。もしご先祖様が苦労して残して下さった智慧を、私たちの世代で断ってしまったら、私たちは大罪人です。
那要如何拯救傳統文化?眼下最重要的是培養接班人。這十年是關鍵,十年之後,老一輩的老師可能都不在了,到那個時候想學也沒人教了。因此,迫切需要不求己利、有使命感的年輕人,真正發心「為往聖繼絕學,為萬世開太平」,內學釋迦牟尼佛,斷貪瞋痴慢疑;外現孔老夫子的溫良恭儉讓,以身作則,做出榜樣。
それでは如何にして伝統文化を救うのでしょうか?今最も重要なのは後継者を育成することです。この十年が鍵です。十年後には、先の世代の老師はおそらく誰もいなくなります。その時に学ぼうと思っても教える人はいません。このことから、自己の利益を求めない使命感のある若者が「往聖の為に絶学を継ぎ、万世の為に太平を開く」【注6】ことを真に発心すること。内に釈迦牟尼仏に学び、貪瞋痴慢疑【注7】を断ち、外に孔夫子の温良恭倹譲【注8】を現して、身をもって範を示し、手本となることが切迫して必要です。
--------------------------------------------------------------------------
【注6】「往聖の為に絶学を継ぎ、万世の為に太平を開く」(為往聖継絶学、為万世開太平)
昔の聖人の為に途絶えた学問を継承し、後世何代も続く世の為に平和を築く。(意訳)
【注7】貪瞋痴慢疑(とん・じん・ち・まん・ぎ)
貪(とん)・・・貪り。貪欲。
瞋(じん)・・・怒り。瞋恚。
痴(ち)・・・愚かな迷い。愚痴。
慢(まん)・・・傲慢。
疑(ぎ)・・・真理に対する疑い。懐疑。
【注8】温良恭倹譲(おん・りょう・きょう・けん・じょう)
温(おん)・・・おだやか。温和、温厚。
良(りょう)・・・すなお。善良。
恭(きょう)・・・うやうやしい。慎み、恭敬。
倹(けん)・・・つつましい。倹しい、控えめ。
譲(じょう)・・・ひかえめ。謙譲、敬譲。
--------------------------------------------------------------------------
如何培養接班人?救急的,可以辦短期的國學補習班;根本的,還是要辦一條龍的學校。不論是救急還是根本,都應該採取中國傳統有次第的教學方法。初級學做人,奠定倫理、道德的基礎,教材用《聖學根之根》;中級學做事,主要學習「四書五經」;高級學《群書治要》,學成之後就懂得如何治國、平天下。這些傳統的經典不僅要會背,還要能講解、能做到,才能獲得個人身心健康、家庭幸福、社會安定、世界和平。
如何にして後継者を育成するのでしょうか?喫緊のことでいえば、短期の国学補習班を作れば良いでしょう。根本のことでいえば、やはり系統的に教える学校が必要です。喫緊のことであろうと根本のことであろうと、中国伝統の段階的な教学方法を採用しなければなりません。初級では人としての身の処し方を学びます。倫理、道徳の基礎を定着させます。教材は『聖学根之根』を用います。中級は事に当たることを学びます。主に「四書五経」を学びます。上級は『群書治要』を学びます。学んだ後で、如何にして国を治め、天下を平らかにするかが理解できます。これらの伝統の経典は暗唱するだけでなく、講釈でき、実践できなければなりません。それができてこそ心身の健康、家庭の幸福、社会の安定、世界の平和が得られるのです。
團結宗教、復興傳統文化,是利益全人類的大事,機會遇到了,要能認識、掌握住,盡心盡力去做;如果沒有緣分,絕對不攀緣。我們念佛同修一定要常常提醒自己,什麼是人生第一樁大事?念佛往生才是第一大事。要知道,今生能遇到佛法、能得人身、能相信淨土法門,太難太難了!佛告訴我們,這是百千萬劫難遭遇。如果這一生不能往生西方極樂世界,又繼續搞六道輪迴,不知道要多少劫才能再遇到佛法。現在災難這麼多,真明白了,遭遇災難也不怕;不但不害怕,還生歡喜心,為什麼?往生的機會到了,這時候放下萬緣,一心念佛,求生極樂世界,阿彌陀佛決定來接引我們。
宗教の団結、伝統文化の復興は全人類の益となる大事です。チャンスを得たら、認識し、理解して、力を尽くして行うことです。もし縁が無いなら、絶対に攀縁(はんえん:縁にすがること)してはなりません。私たち念仏の門徒は常に自分に注意喚起しなければなりません。人生で最も大事なことは何でしょうか?念仏往生こそが最も大事なことです。知っておかなければなりません。今生で仏法に出会い、人身を得て、浄土法門を信じることができる。それは非常に難しいことなのです!仏は私たちに説かれています。これは「百千万劫遭遇すること難し」なのです。もしこの一生で西方極楽世界に往生できなければ、また六道輪廻を継続することになり、どれほど長い時間をかけてまた仏法に出会えるか分かりません。今は災難がこれほど多いですが、本当に理解していれば、災難に遭っても恐くはありません。恐くないだけでなく、歓喜心が生じます。なぜでしょうか?往生の機会が来たからです。この時に万縁を放下して、一心に念仏し、極楽世界を求生(ぐしょう:生まれることを求めること)すれば、阿弥陀仏は必ず私たちを迎えに来てくださいます。
什麼人是真正的念佛人?海賢老和尚做出樣子給我們看,他老人家一生開荒種地,收成的糧食、水果蔬菜都用於布施,救濟貧苦,正是工作不礙念佛,念佛不礙工作,一句佛號不離口。還常常叮嚀大家,只有往生極樂世界是真的,其他全是假的。這是真正的念佛人,事上很勤奮的做,但心上一點都不沾染,心裡就只放一尊阿彌陀佛,口裡只念這一句阿彌陀佛,把心變成阿彌陀佛,這就對了。《金剛經》上佛告訴我們:「凡所有相,皆是虛妄」,「一切有為法,如夢幻泡影」。世間事是假的,不是真的,既然明白不是真的,就不要放在心上。萬緣放下,真信真願,只念這一句阿彌陀佛,決定往生,念佛法門保證我們一生成就!
どのような人が真の念仏者なのでしょうか?海賢和尚はその様子を私たちに見せてくださいました。ご老人は一生荒地を開墾して農作業に従事されていました。収穫した食糧、果物や野菜は布施として用い、貧しい人を救いました。正に仕事は念仏の妨げにならず、念仏は仕事の妨げになりませんでした。一句の仏号は口を離れません。そして常に「ただ極楽世界に往生することだけが真実であり、その他はすべて偽りである」と繰り返し皆に話していました。これが真の念仏者です。事の上では勤勉に働きましたが、心は塵にも染まりません。心の中は阿弥陀仏だけです。口では一句の阿弥陀仏を唱えるだけです。心は阿弥陀仏に変わります。これで良いのです。『金剛経』で仏は私たちに説かれています。「およそ姿形あるものは、すべて虚妄である」【注9】、「すべての現象は、夢、幻、泡、影のよう、また露、または電光のようなもの、そのように見るが良い」【注10】。世間の事は偽りであり、真実ではありません。真実ではないと分かったなら、心に留めてはなりません。万縁を放下して、本当に信じて願い、ただ一句の阿弥陀仏を念ずれば、必ず往生します。念仏法門は私たちが一生で成就することを保証しています!
--------------------------------------------------------------------------
【注9】「およそ姿形あるものは、すべて虚妄である」(凡所有相,皆是虚妄)
凡そ相有る所、皆是虚妄なり。
【注10】「すべての現象は、夢、幻、泡、影のよう、また露、または電光のようなもの、そのように見るが良い」(一切有為法,如夢幻泡影,如露亦如電,應作如是觀)
一切の有為(うい)の法、夢幻泡影(むげんほうよう)の如し、露の如く亦(ま)た電(かみなり)の如し、応(まさ)に是(か)くの如く観を作(な)すべし。
--------------------------------------------------------------------------
我們還有一個好榜樣,劉素雲姐姐劉素青老居士,她發心表演自在往生,信願懇切,一切放下,一心念佛,接到佛傳來的訊息,往生的時間一分一秒都不差。這是真實的表演,堅定了我們的信心。機不可失,我們完成這一生的使命,將來都做蓮花國裡人,自度度他,得到最圓滿的幸福!
もう一人良いお手本がいます。劉素雲の姉の劉素青居士です。彼女は発心して自在に往生する様子を演じてくれました。深く信じて願い、一切を放下して、一心に念仏して、仏が伝えた情報を受け取りました。往生した時間は一分一秒の差もありませんでした。これは真実の実演であり、私たちの信心を固めてくれます。機を逸してはなりません。私たちはこの一生の使命をまっとうして、将来皆で蓮華国(極楽浄土)の人となるのです。自他ともに済度して、最も円満な幸福を得るのです!
今天,非常歡喜在新春之際與大家共期共勉。祝福諸位福慧增長、法喜充滿、淨滿圓成、光壽無量。祝福世界多元宗教團結互助、回歸教育、互相學習,大家都做眾神的使者,愛心遍法界,善意滿人間。祝福中國傳統文化後繼有人,遍地開花,利益全球。祝福世界安定和平、永續繁榮,盛世大同。謝謝大家。
今日は新春にあたり皆さまと共に励まし合えたことを嬉しく思います。皆さまの「福慧増長、法喜充満、浄満円成、光寿無量」を祝福致します。世界の様々な宗教が団結して助け合い、教育に回帰し、互いに学び合い、皆が神の使者となり、愛が法界(ほっかい:全宇宙)に行き渡り、善意が人間界に満ちることを祝福致します。中国の伝統文化に後継者があり、辺り一面に花が咲き、全地球の益となることを祝福致します。世界の安定と平和、永続的な繁栄、盛世大同(国が栄え理想社会が実現すること)を祝福致します。皆さまありがとうございました。
<訳者補記>
福慧増長・・・・福徳と智慧が増すこと。
法喜充満・・・・法の喜びに満ち溢れること。
浄満円成・・・・清浄(しょうじょう:清らかさ)が満ちて円満に成就するの意であろう。
光寿無量・・・・阿弥陀如来の計り知れない智慧の光と寿命のことであろう。