散歩路地《サンポロジー》      毎日が発見! 身近な自然が見えてくる!


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きたかる自然学校 開校のお知らせ

2014-07-12 | きたかる自然学校
きたかる自然学校のお知らせです。

訳あって、昨年はお休みさせていただきましたが、今年は再開することができました。




朝、目が覚めたら、外を眺めてみよう!  天気は上々。気分はすっきり。 
「よーし今日は、クワガタ探しに出かけよう!」

きたかる自然学校に、決められたプログラムはありません。 朝、目覚めたときの天気と体調と気分で、何でもやりたいことができます。

なんでもやりたいけど、自分でうまくやれるかな?
心配ありません。野外活動の達人スタッフが、どんな相談にも乗ってくれます。他の参加者やスタッフと一緒に山へ、川へ、森へ出かけてみましょう。高原の花に出会えたり、たくさんの鳥たちのさえずりが聞こえてきます。

でも、雨が降ったらどうするの?
雨が降っても安心です。宿泊施設には、小学校の教室ほどの広いホールや、屋根のついた広い土間もあります。そこで、ネイチャークラフト、パンやおやつ作り、お父さんには、燻製作りなども楽しんでいただけます。

  
  
きたかる自然学校グラフィティー 大人もkどもも豊かな時間が過ごせます。



きたかる自然学校って、どこにあるの
浅間山のふもと、標高1000mを超えた高原の古い別荘地内にあります。
敷地は約1300坪。ミズナラ、クルミ、カラマツなどの林の中にあります。周囲には、散歩して歩くのにちょうどよい、散策路や、川、ちょっと足を延ばせば(約2Km)浅間大滝や照月湖もあります。浅間牧場、鬼押し出し、白糸の滝、浅間隠し山などへも、車でわずか20分ほどで行けます。

  
たくさんの生き物たちが出迎えてくれます。

◆ 費  用
区 分         Ⓐ参加費         Ⓑ食費(3食)
大人(高校生以上) 2,000円+1,500円×宿泊日数 1,800円
子供(中学生まで) 2,000円+1,000円×宿泊日数 1,200円
幼児(3歳以下)   2,000円             無料
開催期間中好きな日取り、好きな日数だけ参加いただけます。

たとえば、大人二人、小学生一人、2才児一人が、2泊した場合。
大 人 Ⓐ(2000円+1500円×2日)+Ⓑ(1800円×2)=8600円
小学生 Ⓐ(2000円+1000円×2日)+Ⓑ(1200円×2)=6400円
2歳児 Ⓐ(2000円)
合 計 8600円×2人+6400円+2000円=25600円

◆ 募集人員 日最大25名を予定しています。
◆ その他  寝具はあります。敷布は各自お持ちください。期間中洗濯もできます。
       テントサイトに、ファミリーテントを設営できます。希望者はお申し出ください。

◆ 申し込み
ブログまたはFBにコメントください。アドレスを入れていただければ、案内(PDF)をお送りします。 








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2014-07-10 | フィールドノート(多摩丘陵)
7月6日。梅雨の晴れ間を付いて、久しぶりに多摩丘陵へ行ってきました。今年は、仕事の状況が変わったこと、天候が安定しないことなどのせいで、フィールドへ出かける機会が激減しています。
この5年間の記録を見ると、4月~6月に多摩丘陵へ足を運んだ回数は、2010年12回、11年14回、12年15回、13年10回だったのですが、今年は6回。例年の半分というところでしょうか。

さて。次の写真は、僕が昼食をとっていた場所です。写真とは反対側に、ミドリシジミの発生するハンノキがあるので、まだ残っているかもしれないと、昼食とりながら観察していました。


昼食をとっていた場所 2014-07-06 多摩丘陵

残念なが、この日ミドリシジミは確認できませんでした。
「今年はもう駄目かな…。」と思っていたところ、ハンノキを眺めていた僕の背中に、何か熱いものを感じたのです。
ゆっくりと振り返ると、杭の上に、独特のシルエットがありました。
そう、カワセミでした。その距離約9m。


カワセミ(僕の存在など眼中にないといった風でした) 2014-07-06 多摩丘陵

彼は、僕を気にすることなく、伸びをしたり、じっと佇んだリ。杭の上にづっと止まったままなのです。最初は気を使いゆっくりと動いたのですが、カメラを向けても、お昼のかたずけをしても、まったく気にする様子がありません。
それでも、ここで急に立ち上がると、びっくりするのだろうなと思うと、なんだか申し訳ないような気がして…。
結局、このあと約30分、食事を終えた僕は、カワセミの姿を眺め続けるのでした。
そうしているうちに、雌が飛んで来て、彼は誘われるように一緒に飛び去って行ったのでした。

さて、あとは、この日出会った、その他の生き物たちを紹介しましょう。

①ギンイチモンジセセリ 多摩丘陵産を始めて、カメラに初めて収めました。
多摩川の河原では、確認しているのですが、多摩丘陵の谷戸の中で見るのはこれが2回目です。

②ヒメアカネの羽化ラッシュ キラキラの翅の個体が、足下から良く飛び立ちました。
放棄水田や、水路脇でたくさん見ました。

③コオニヤンマのさばる  今年は個体数が多い気がします。
田んぼ回り、水路沿い、クリ畑でたくさん見かけました。

④ジャノメチョウ 今年の初認です。 
僕が勝手にヒカゲロードと命名しているルートで、1頭だけ見つけました。

  
ギンイチモンジセセリ(左上) ヒメアカネ(右上) コオニヤンマ(左下) ジャノメチョウ(右下) 
いずれも 2014-07-06 多摩丘陵

それから、キノコが多いですね。
タマゴタケや、ヤマドリタケが目につき、美味しそうなのは持って帰ろうかと思ったのですが、けっこう虫にやられているようなのであきらめました。
最後に、クリ畑の下に大挙して見られたオオツルタケを紹介しましょう。ざっと50本ほどはありました。ツルタケなら食べられるのですが、オオツルタケじゃね。有毒と聞いてます。成長段階の見本のようなのがありました。

 

オオツルタケ、幼菌(上)と見事な成菌 2014-07-06 多摩丘陵

キノコは美味しい上、低カロリーで素晴らしい食材なのですが、猛毒のものもあるので、あまり詳しくない方は、くれぐれも手を出さないでくださいね。