学びのイノベーションフォーラムへ向けてのプレミーティングが10/22に政策大学院大学で行われました。
その際、教育全体をシステムとしてとらえて問題を解決していこうというシステム思考、およびシステム思考で使うツールであるシステム図のレクチャーをさせていただきました。
前半は、個人ワークで、システム図の描き方演習を行いました。
後半ではグループワークにし、教育に関する問題提起を各グループ(4~5人 . . . 本文を読む
さきほどのブログで、解決法を考えてみました。
実行としては、むずかしさを伴う方法ですが、
1)知られることに勇気をもつ
2)いやなことには はっきりNOを言う
もちろん、唯一の解ではないですが、
被害者が声をきちんとあげることにより、解決のループがまわりそうです。
. . . 本文を読む
柏まちなかカレッジで毎月おこなっているシステム現代塾。
今回はいじめをテーマにおこなってみました。
いじめの被害者目線で、次のようなシステム図がうかんできました。
いじめの被害者は、知られることの恐れが大きいかと思います。
また、親に迷惑をかけられないとか いろいろな思いがあります。
では、どうするかというのは、次です。 . . . 本文を読む
理科カリキュラムを考える会に来ています。
ひとつ、興味深い講演として、モンテッソーリ教育の話しを国際モンテッソーリ協会の教師養成トレーナーの小川直子さんの話がありました。
モンテッソーリ教育では、認知心理学者や脳科学者などの知見を入れており、0~6歳の段階では、WHATを大事にし「吸収する力」つまり理屈ではなく五感を使って目の前に起こっていることを受け入れ、6歳以上はWHYを大事にして論理的思 . . . 本文を読む
3年生の情報Bの授業もいよいよ1月いっぱいで終了です。
最後は、対面でのコミュニケーションスキルアップを目指した授業を行います。
今日は、その準備で、視聴覚室の長机を撤去し、ラウンドテーブルのレイアウトにしました。これでカフェスタイルで対話をしてもらおうというものです。
1月の授業は、オープンにしてみました。先生方にも声をかけ、リベラルアーツの特別授業でお世話になった外部の方にも声をかけていま . . . 本文を読む
最近、ブログの背景を頻繁に変えていますが、3年生の授業「情報B」でCSSの役割を当ブログを使って教えています。
webの作成については、構成とデザインは別ものであるという考え方のもとにつくられることが主流となっていますが、このことを伝えるため、ブログの背景がCSSでどう変わるかを直観的に見せています。
現在、3Bの生徒が、CSSを使ったプログラミング中です。
写真は、PC室から見た正面玄関付近 . . . 本文を読む
今日は、知人の紹介で、常盤平幼稚園(松戸市内)の運動会見学にいってきました。
普通の幼稚園というと、幼稚園の先生の指示のもとにさまざまな遊戯などが行われるといったところですが、ここではあらゆる問題解決の場面で、大人が”待ちの姿勢”をつくり、子どもたちの自主性が発芽するのを待って物事を進めていくらしいのです。
例えば、運動会でつくるさまざまなお面や装飾品にしても子どもたちのつくりたいものを話し合わ . . . 本文を読む
本日は、九段中高で開かれたICTに関する熟議に参加しました。
各グループから発表です。
1 デジタル教材・電子教科書などについてのグループ
定義付けがあいまいだと進みにくい感じ。
検定教科書の外に出た危険性は考えなければならないだろう。紙のプリントと同様にデジタルなものは流通するだろうから、検索が充実するプラットフォームがあればいい。NICERが使われていないのはどうしたものかという議論あり。一 . . . 本文を読む
教科「情報」の仕事でご一緒している関西大学の田邊先生から、関西大学ミューズキャンパスのお話を伺いました。この4月からオープンしたようです。
とにかく設備が最新で素晴らしく、13階建ての校舎には小学校から高校までが入っています。同じ校舎に小中高が入る形も珍しいですね。
関西では、立命館、同志社、そして今回の関西大学と、大学付属の初等中等教育にも力を入れてきているようです。
ハードウェアが整って . . . 本文を読む
先週土曜日に、文部科学省にいってまいりました。
文部政策はいままで、中央教育審議会などの有識者からの答申をもとに進められてきましたが、これからは、そうした答申とともに、現場・市民サイドからの意見を吸い上げたいということで、そうした意見を吸い上げる仕組みとして、”熟議”というものをスタートしたようです。
この熟議は、文科省が公募し、応募があった人(たぶん先着順)90人くらいが集まり、10人くらいの . . . 本文を読む
続きですが、言語活動を各教科に含めているというのも今回の指導要領改訂の大きな柱です。
確かにその重要性は当ブログでも主張してきたところですが、であれば、現在の国語教育にもっとメスを入れるべきではないでしょうか。いまだに、日本の国語教育は”文学鑑賞重視型”から脱却しておらず、言語技術としての国語力に与えている地位が低すぎる。
きちんと言語技術としての国語、例えば高校でいえば、国語表現のような領域 . . . 本文を読む
今日の新聞には、教科書の内容が盛りだくさんになるという記事が大々的に踊っていました。以前、小学校の理科の教科書をみせてもらったところ、あまりに写真や絵が多くて説明や演習問題が少なく、「これで先生方はどうやって教えるのだろう?」と思ったのですが、内容説明が豊富になったということがプラスに作用してほしいものです。
学習指導要領の解釈も変わってきました。厚くなった教科書を規定の時間ですべてやり終えるの . . . 本文を読む
1月20日づけで、文部科学省から、新たな学校施設づくりのアイデア集が発行されました。
主に小学校についてですが、1章 はじめに 2章 確かな学力 3章 豊かな心・健やかな体 環境との関わり 地域との関わり などがPDFファイルで公開されています。
小学校ですと自治体ごとに予算をかけて地域の実情にあった学校づくりができるはずです。また、特徴ある校舎・環境は児童にとっても誇りに思える学校としての自 . . . 本文を読む
例えば、日本で行われている代表的な授業形態といえば、生徒はクラスに分かれて教師の話しを聞き、板書を右から左へ写す。授業はすべて前もって計画されたシナリオ通りに進行し、チャイムによって授業は仕切られます。
暗記した事項、正解への解放のパターンは試験によって試されるものの、試験によって問われた知識そのものが、将来の進路に直結している感は薄い。したがって、試験後にきれいさっぱり忘れ去られる知識的理解 . . . 本文を読む
いわゆるマスコミ用語の「モンスターペアレント」の対応マニュアルがつくられたという話題がのぼっています。
内容をみたわけではないので、なんともコメントしようがないですが、もしマニュアル通りの対応をすればいいという教員意識ならば問題は解決していかないでしょうね。もちろんマニュアルがヒントになる部分もあるかもしれません。しかし、クレームをつきつけてくる親は何にしても、まずは「話をきいてほしい」という欲求 . . . 本文を読む