教育のとびら

教育の未来を提言 since 2007
presented by 福島 毅

虚報の対応について

2014-02-01 | 雑感(教育以外の話題)
昨日から尾崎豊の歌詞ネタで虚報タイムスのニュースが、右から左へとコピーされてあたかも本当のニュースのように蔓延していたり、その記事を本物だと思ってマジレスでお怒りになっている状況をよくみかけます。(というか続いています)

言論の自由がありますから、私は風刺の効いた虚報にはユーモアがあったり、これを元に議論することに否定的立場をとる物ではありません。盛り上がって、頭を使って議論するのは論理力を鍛えるにはいい材料とさえ思っています。

しかしながら、私のfbフィード圏に入ってきたものは、すべて”虚報です”とお伝えしています。その理由は、以下のとおりです。ちょっとまじめに思われるかもしれませんが、ご理解ください。

1.日本人のメディアリテラシーを高めるため
(記事を鵜呑みにして右から左へ単純にコピーする文化の危うさへの警鐘。ニュースについてはニュースソースをしっかり確認する習慣。情報はすぐに信用せずに複数をみてクロスチェックするなど)

2.実害を防ぐ
 記事によっては大きなパニックにつながりかねない(すぐに虚報だと気づくインテリジェンスを皆さんもっていれば問題ないですが、何が引き金で大きな障害をおこすかは現代社会でリスク管理できていない。たとえば、虚構新聞で円周率が割り切れたという虚報が載ったとき、信じてしまう大人・子供が大勢いたため、事実でないことを再教育しなければならない教育現場があった)
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