教育のとびら

教育の未来を提言 since 2007
presented by 福島 毅

支持率低下の原因?

2010-02-08 | 雑感(教育以外の話題)
オバマ大統領、鳩山総理、いずれも期待が大の状態でのスタートだったのですが、最近、支持率の低下がよく報道されています。

もちろん、報道では個々の理由が述べられていますが、ちょっと違った視点で考えてみたいと思います。

例えばオバマ大統領が支持された背景には彼のスピーチの評判とともに、草の根的な選挙運動・支持の高まりがあったといわれています。無党派層を多く取り込んだのも、さまざまなセクションを超えて国を盛り上げようという機運をボトムから作り上げていったということがあるのではないでしょうか。

大統領や総理、政権の中枢を担うようになると、さまざまな決定を迅速にしていかなくてはならないのですが、そこで「国民不在の決定だなぁ」という印象を持たれれば、賛成派・反対派いずれかの勢力からは不支持の動きが当然出てくるわけです。
時間はかかるのですが、政策決定において、草の根的な運動で決まっていくようなプロセスが含まれていると良かったのかもしれません。何をどうという具体策があるわけではないのですが・・・・

誰でも上から目線で「こうやるものだから、こうやってくれ」ということに関しては動こうとしません。(工場などのようなルーチンワークで手順があるものは別ですが)
「自らこうしてみよう。こうすることが得になる。こう動くのが自然だ。」と思えることでないと人はなかなか動き出せないものですね。

組織に対話型のプロセスをいれていくことが、今注目されています。このことは当ブログでもよく書いているのですが・・・もちろん、これからの教育においても同様のことがいえるでしょう。 ・・・・ では、教育現場にいるわれわれは、何ができるか。

 今後、じっくり考えてみたいと思います。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 冬の日常から、熱について感... | トップ | 柏まちカレ メーリングリス... »
最新の画像もっと見る

雑感(教育以外の話題)」カテゴリの最新記事