イルカは真下も見えるんです。ほら、目がココですからね♪
4月16-18日(金ー日) → →
気温:18℃ 水温:20℃ 透明度:20m 波・うねり:あり
いよいよ今年もやってきました。イルカシーズンのSTART!
今年一発目の御蔵島ドルフィンスイムツアー!
なんとよりによって東京で雪の降った日に出発とあいなったのでした。
しっかしまぁお花見が終わってから雪が降るとは.....雨の日もやたら多いしどうなっちゃってるんでしょうねぇ。
寒い日と暑い日の差が極端で困ったもんです。
さて、集合場所の東海汽船竹芝桟橋。ご覧の通りがらーんとしてます。
不況の影響がここまで.......?
こんなに人の少ない待合室もなかなかお目にかかれないです。
東海汽船はいつもどおり条件付き出航。
翌朝の天気予報は微妙ながらなんとか着きそうな感じです。
それにしても寒っ!いつもならデッキへ出て夜景を楽しむんですが早々に退散。
ビール飲む気にもならなかったです。
さて、翌朝はまず三宅島へ到着。揺れもなくなって波もだいぶ落ち着いて来た感じ。
この調子ならまずは大丈夫かな。と思ってたら......。
「御蔵島、八丈島につきましては桟橋状況が悪く欠航となりました」のアナウンスが
船内に残っていた乗客は一同ボーゼン。
「本船は東京竹芝桟橋へ折り返します」
って、ちょっとあきらめが早すぎやしないですかい ?
御蔵はともかく4時間半後の八丈島の桟橋状況なんてわかりゃしないでしょーが。
と、駄々をこねてもしょーがないのでこの後の事を考えねばなりません。
普通ならばあきらめて東京へ帰るしかないのですが、そこは往生際の悪いダイブキッズ。
こんな時の事も考えて三宅島ステイへの振替の手筈も整えて出て来ているのです....が。
八丈にも行かないというのはまるっと想定外!
三宅で降りるとしても午後でしょ。と思っている三宅島バーディのオーナーを朝っぱらから叩き起こして
急遽救難要請です。(と思ったら東京の歯医者さんへ行ってたそうで同じ船に乗ってたんですけどね)
天候はどんどん回復してくる予報なのでとりあえず降りちゃって三宅島からドルフィン船を出してもらうか
明日の朝、もう一度御蔵島へ渡るか。いずれにしても海次第です。
ゲストのみなさんの希望もあって、今日は寒いので海へは出ずに三宅島観光となりました。
午前中はゆっくり休んで、お昼ごはんは老舗レストランのココナッツガーデンへ。
(名前に関係なく中華料理屋さんです。食べたのはラーメンチャーハンセット)
ココナッツガーデンの名物犬。まるでやる気ナシですが♪
腹ごしらえの後は三宅島をご案内です。
三宅島は20年周期で噴火を繰り返している火山島。溶岩で出来上がっているような島です。
2000年の噴火で溶岩流に埋まってしまった神社の鳥居♪
↓
で、その横に作り直された新しい鳥居の前で記念撮影
これまた溶岩流に埋まってしまった昔の小学校♪
去年までは硫黄ガスのせいで途中までしか行かれなかった雄山(おやま)ですが、行けるとこまで行こうと
思ってたら立ち入り禁止の札もなく展望台まで行けちゃいました。(さすがに頂上は立ち入り禁止でしたが)
雄山の展望台にやってきました♪
展望台から望む「三本岳」海に突き出たこの岩は釣りとダイビングのメッカ♪
世界的にも貴重な「カンムリウミスズメ」の営巣地でもあります。
三宅島は世界でも有名なバードアイランド!
来週はなんとノルウェーからバードウォッチャーご一行様がやって来るんだそうで。
「アカコッコ館」へ行くと三宅島の野鳥と火山活動のすべてがわかります。
この日は珍しい「ミヤケコゲラ」の姿を見る事が出来ました。
可愛いアカコッコと一緒に!
そのあとは温泉「ふるさとの湯」へ。
火山活動による硫黄泉。錆湯(さびゆ)といって鉄分の多いまっ茶色の温泉です。
予想外の事で疲れた身体を癒してくれるのでした。
温泉から上がったらちょうどサンセットタイム。最高にきれいな夕陽でした!
翌日はお天気もすっかり回復して海も穏やかになる予報。
朝の東海汽船で御蔵島へ渡っていよいよドルフィンスイムだぁ!
と思ってたら翌朝の東海汽船がまたまたあえなく欠航
なんなんでしょうねぇ?この東海汽船のやる気のなさは。
となったら最後の手段。三宅からのイルカ船を手配です。
来てくれたのは御蔵島から脱出する時によくお世話になっている第3英丸。
今度こそ御蔵島へ出発~♪
三宅島~御蔵島間は太平洋ヨットレースで最大の難関と言われる流れが強く海面が荒れる場所。
海は天気予報からは想像出来ないような荒れっぷり。
風もなく台風が来てるワケでもないのに何故?
どうやら黒潮の影響です。
南から暖かかくてきれいな潮を運んでくれる「黒潮」
ちょうど今、御蔵島どまんなかに当たっていて最高のコンディション。
伊豆半島のダイビングポイントもこの影響を受けてめっちゃキレイになってるんですが。
この当たりっぷりがモロすぎて波が上がってしまっているのでした。
船長にがんばってもらって御蔵島へたどりつくと、島の東側はなかなか穏やか♪
イルカたちの姿もすぐに見えてきました。
やっぱり4月のイルカはちがいます!
あっちこっちでジャンプするわ、顔を出しておいでおいでするわ、大歓迎です!
普通ならイルカの進路の前に船を停めてイルカが来るのに合わせてエントリーするんですが、
そんな事をするまでもなく船を停めるとイルカの方から船めがけて泳いできます!
今回のゲストのみなさんはドルフィンスイムが初めてでエントリーにちょっと出遅れてタイミングを逃し気味だったのですが、イルカたち、船の周りで待っててくれます。
海へ入ればもうまわりじゅうイルカだらけ!
子供連れの群れが入れ替わりたちかわりやってきてもうサイコーでした!
今回は皆さんのケアがあったので写真はちょっと撮れなかったんですが、でも初めてのドルフィンスイムでこんなにイルカたちに歓迎されるなんて、荒波をくぐりぬけて来た甲斐がありました!
みなさんおめでとう!良かったですね!
いろいろと予定外の連続だったものの、三宅島観光もたっぷりできて、なにより目的のイルカたちとたっぷり遊べて、あきらめなくって正解でした♪
それにしても三宅島発のドルフィンスイムはやっぱりシンドイなぁ.....。
やっぱり御蔵島の船がいいっす!
とは言ってもおかげでこうやってちゃんと楽しめたワケで、これはこれで感謝なのです。
ご参加の3人娘のみなさん。ありがとうございました。
また、次回。次はゼッタイ御蔵島に上陸して御蔵の船でたっぷり楽しみましょうね!
4月16-18日(金ー日) → →
気温:18℃ 水温:20℃ 透明度:20m 波・うねり:あり
いよいよ今年もやってきました。イルカシーズンのSTART!
今年一発目の御蔵島ドルフィンスイムツアー!
なんとよりによって東京で雪の降った日に出発とあいなったのでした。
しっかしまぁお花見が終わってから雪が降るとは.....雨の日もやたら多いしどうなっちゃってるんでしょうねぇ。
寒い日と暑い日の差が極端で困ったもんです。
さて、集合場所の東海汽船竹芝桟橋。ご覧の通りがらーんとしてます。
不況の影響がここまで.......?
こんなに人の少ない待合室もなかなかお目にかかれないです。
東海汽船はいつもどおり条件付き出航。
翌朝の天気予報は微妙ながらなんとか着きそうな感じです。
それにしても寒っ!いつもならデッキへ出て夜景を楽しむんですが早々に退散。
ビール飲む気にもならなかったです。
さて、翌朝はまず三宅島へ到着。揺れもなくなって波もだいぶ落ち着いて来た感じ。
この調子ならまずは大丈夫かな。と思ってたら......。
「御蔵島、八丈島につきましては桟橋状況が悪く欠航となりました」のアナウンスが
船内に残っていた乗客は一同ボーゼン。
「本船は東京竹芝桟橋へ折り返します」
って、ちょっとあきらめが早すぎやしないですかい ?
御蔵はともかく4時間半後の八丈島の桟橋状況なんてわかりゃしないでしょーが。
と、駄々をこねてもしょーがないのでこの後の事を考えねばなりません。
普通ならばあきらめて東京へ帰るしかないのですが、そこは往生際の悪いダイブキッズ。
こんな時の事も考えて三宅島ステイへの振替の手筈も整えて出て来ているのです....が。
八丈にも行かないというのはまるっと想定外!
三宅で降りるとしても午後でしょ。と思っている三宅島バーディのオーナーを朝っぱらから叩き起こして
急遽救難要請です。(と思ったら東京の歯医者さんへ行ってたそうで同じ船に乗ってたんですけどね)
天候はどんどん回復してくる予報なのでとりあえず降りちゃって三宅島からドルフィン船を出してもらうか
明日の朝、もう一度御蔵島へ渡るか。いずれにしても海次第です。
ゲストのみなさんの希望もあって、今日は寒いので海へは出ずに三宅島観光となりました。
午前中はゆっくり休んで、お昼ごはんは老舗レストランのココナッツガーデンへ。
(名前に関係なく中華料理屋さんです。食べたのはラーメンチャーハンセット)
ココナッツガーデンの名物犬。まるでやる気ナシですが♪
腹ごしらえの後は三宅島をご案内です。
三宅島は20年周期で噴火を繰り返している火山島。溶岩で出来上がっているような島です。
2000年の噴火で溶岩流に埋まってしまった神社の鳥居♪
↓
で、その横に作り直された新しい鳥居の前で記念撮影
これまた溶岩流に埋まってしまった昔の小学校♪
去年までは硫黄ガスのせいで途中までしか行かれなかった雄山(おやま)ですが、行けるとこまで行こうと
思ってたら立ち入り禁止の札もなく展望台まで行けちゃいました。(さすがに頂上は立ち入り禁止でしたが)
雄山の展望台にやってきました♪
展望台から望む「三本岳」海に突き出たこの岩は釣りとダイビングのメッカ♪
世界的にも貴重な「カンムリウミスズメ」の営巣地でもあります。
三宅島は世界でも有名なバードアイランド!
来週はなんとノルウェーからバードウォッチャーご一行様がやって来るんだそうで。
「アカコッコ館」へ行くと三宅島の野鳥と火山活動のすべてがわかります。
この日は珍しい「ミヤケコゲラ」の姿を見る事が出来ました。
可愛いアカコッコと一緒に!
そのあとは温泉「ふるさとの湯」へ。
火山活動による硫黄泉。錆湯(さびゆ)といって鉄分の多いまっ茶色の温泉です。
予想外の事で疲れた身体を癒してくれるのでした。
温泉から上がったらちょうどサンセットタイム。最高にきれいな夕陽でした!
翌日はお天気もすっかり回復して海も穏やかになる予報。
朝の東海汽船で御蔵島へ渡っていよいよドルフィンスイムだぁ!
と思ってたら翌朝の東海汽船がまたまたあえなく欠航
なんなんでしょうねぇ?この東海汽船のやる気のなさは。
となったら最後の手段。三宅からのイルカ船を手配です。
来てくれたのは御蔵島から脱出する時によくお世話になっている第3英丸。
今度こそ御蔵島へ出発~♪
三宅島~御蔵島間は太平洋ヨットレースで最大の難関と言われる流れが強く海面が荒れる場所。
海は天気予報からは想像出来ないような荒れっぷり。
風もなく台風が来てるワケでもないのに何故?
どうやら黒潮の影響です。
南から暖かかくてきれいな潮を運んでくれる「黒潮」
ちょうど今、御蔵島どまんなかに当たっていて最高のコンディション。
伊豆半島のダイビングポイントもこの影響を受けてめっちゃキレイになってるんですが。
この当たりっぷりがモロすぎて波が上がってしまっているのでした。
船長にがんばってもらって御蔵島へたどりつくと、島の東側はなかなか穏やか♪
イルカたちの姿もすぐに見えてきました。
やっぱり4月のイルカはちがいます!
あっちこっちでジャンプするわ、顔を出しておいでおいでするわ、大歓迎です!
普通ならイルカの進路の前に船を停めてイルカが来るのに合わせてエントリーするんですが、
そんな事をするまでもなく船を停めるとイルカの方から船めがけて泳いできます!
今回のゲストのみなさんはドルフィンスイムが初めてでエントリーにちょっと出遅れてタイミングを逃し気味だったのですが、イルカたち、船の周りで待っててくれます。
海へ入ればもうまわりじゅうイルカだらけ!
子供連れの群れが入れ替わりたちかわりやってきてもうサイコーでした!
今回は皆さんのケアがあったので写真はちょっと撮れなかったんですが、でも初めてのドルフィンスイムでこんなにイルカたちに歓迎されるなんて、荒波をくぐりぬけて来た甲斐がありました!
みなさんおめでとう!良かったですね!
いろいろと予定外の連続だったものの、三宅島観光もたっぷりできて、なにより目的のイルカたちとたっぷり遊べて、あきらめなくって正解でした♪
それにしても三宅島発のドルフィンスイムはやっぱりシンドイなぁ.....。
やっぱり御蔵島の船がいいっす!
とは言ってもおかげでこうやってちゃんと楽しめたワケで、これはこれで感謝なのです。
ご参加の3人娘のみなさん。ありがとうございました。
また、次回。次はゼッタイ御蔵島に上陸して御蔵の船でたっぷり楽しみましょうね!