感想文

2006-11-12 22:45:31 | ひとりごと

【感想文】2006・11・12


昨日午後6時から「たけしの日本教育白書」という番組が放送されていた


それを見て感じたことです


先に述べておきますが、私は子を持つ親ではありません


だから親の気持ちは分かっていないだろうと思っています


「子どもを持たず、子育てもしたことのない第三者が好き勝手なこと言いやがって」


そんな気持ちを読んでもらえれば幸いです


 


残念ながら放送開始から2時間半経過したところで、私自身にそれどころではない問題が発生してしまったので、そこまでの放送しか見れていません


 


結論から言います


「今の子ども達への教育は間違っている」


 


今子ども達が直面させられている問題の原因の多くは私達大人にあると思います


子ども達自身が創った原因ではない


子ども達自身が創った壁ではない


その原因や壁を創ること自体は教育上、決して悪いことではないと思います


 


“自由”“自主性”“尊重”...


そんな言葉だけが先行しすぎていないだろうか


 


“自由”“自主性”“尊重”という言葉を武器に教育をただ単に“放置”“放棄”しているのは誰だ


 


紛れもなく私達大人だ


 


子どもを持たない第三者がそう感じているだから、子どもという宝物を授かった大人にはもっと考えてもらいたい


 


子どもが自立していくためには何をするべきなのかを私達大人が導いてやらねば・・・


誰がそれを教えてやれるのだろう


 


それが私の結論です


【いじめ自殺】について


 


 


死ねる勇気があれば、それに耐えるだけの勇気も持ち合わせているはず


その勇気を正しい方向に使わせるのが親の役目であり、学校の役目、周りの大人の役目だ


『死んでも生き返れる』そう思っている小中学生が6割もいることがショックだ


死んだら生き返りはせんよ


死んだら終わり、だから『今』を生きなきゃいけない


なぜ、親や学校はそれをきちんと子ども達に教えてやらないのかが私には分からない


親の責任を果たすということはどういうことなのか?


いろいろな情報が子ども達に直接伝わるこの時代だからこそ、親や学校の担う役割は私達が子ども頃より大きくなっているはずなんだ


自分達の意思で子どもを授かったわけだから、それに伴う義務を親は全うするべきだ


くだらない学歴や将来のことを心配している暇があるならば、『今』をきちんと考えさせることの方が大切なんじゃないのかと思う


 


死ぬということは、この世からいなくなってしまうこと


死ぬということは、今までの楽しかった記憶も永遠に消えてなくなるということ


死ぬということは、自分という人間の存在を自身で否定しまうこと


 


一人でも自分を愛してくれる人間がいるならば、生きる価値は十分にあるだろう


死んでも生まれ変わりはしない


もし、生まれ変わったとしても以前の記憶などどこにもない


その時はもう自分ではない新しい物になっているのだから


この世に生を受けた以上、どんな困難に出会ってもその命を自ら絶ってはいけない


生きる義務があるんだから


だから生きなきゃいけない


 


私はそう思う


 


(私は33年生きてきた中で一度だけ真剣に死にたいと思ったことがあります。


もう10年以上も前のことです。


でもそんな勇気はありませんでした。


誰かへの恨みでも何かへの不満からでもありません。


今考えてみても原因は自分でもよく分かりません。


当時は毎日日記を書いていました。


おそらく日記にはその時の自分の気持ちが記してあったはずです。


でもそのページだけが手元にありません。


たった一度だけ、大切な友人から「死にたい」と相談されたことがあります。


なんて声を掛けたらいいのか分からなかったので


そのページだけを10年前にその人に預けました。


今もその人が大切に持っていてくれるはずです。)


 


 


【学級崩壊】について


 


 


なぜ教師は叱らない?


正しいこと正しくないことをきちんと教えないのか?


そんなに教育委員会や保護者が怖いのか?


怯えながら教育していれば、子ども達は敏感にそれを察知する


結局は教師自身が自分を保護して、教えなければいけないことをしていない結果が学級崩壊ではないのか?


被害者面した教師がインタビューに答えていたが、被害者は子ども達だろ


教師・学校・文部科学省そして親はそういう結果を招いた加害者だ


子ども達は悪くない


悪いのは善悪を教えずに自分ばかりを守ろうとする周りの大人達だ


大人だろうが、子どもだろうが人はみな自分が可愛いもんだ


誰もが『自分は傷付きたくない』と思っているはずだ


そう口にしなくても“こころ”の奥底ではそう思っている


私だってそうだ


でも、子ども達を預かる立場にいるのであればそこに逃げることはできない


逃げれば、子ども達に“逃げること”を身を持って教えてしまうことになるからだ


 


子ども達は間違えなく私達大人の背中を見て育っている


ならば学級崩壊を招く原因を創っているのはどこにあるのか


それは学校であり、そこに携わる自分を守ることに一生懸命な一部のバカ教師だろう


でも一番の原因を創っているのはよってたかって学校を攻撃するバカ親にならない


 


私はそう思う


 


 


【品格・非常識な大人】について


 


私も品格のない非常識な大人の一人ですから何も言えません


 



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