【君へ14】2006・11・28
“こころ”を開き、そして“こころ”を開いてくれていた
私が『とも』と呼んだ仲間達
そのDNAを引き継いでくれた最後の一人になってしまったかもしれないね
進んでしまった時計の針はもう戻せない
どこかで少し歯車がずれてしまったようだ
それは私の想いに陰りが見え始めた頃なのだろうか
君は言っていたね
「あの頃の私の方が好きだ」と・・・
私もあの頃の自分の方が好きなんだ
君や私が好きだったあの頃の自分・・・
君はいつまでも変わらないでいてくれるね
君の変わらないひたむきな想いが
切れかけていた私の“こころ”の糸を繋ぎ始めてくれている
溢れ出すほどの情熱を持って戻れないかもしれない
君や私が好きだったあの頃のような私ではないかもしれない
戻ってくるのは新しい私なのかもしれない
君のそのひたむきさがそこにある限り
私は立ち止まっているわけにはいかないね
私は動かないわけにはいかないね
私にはそのひたむきさを裏切るだけの勇気はない
『とも』と呼べる者を裏切ることだけは絶対にしたくないから・・・
あとほんの少しだけでいい
もう少しだけ時計の針を止めておかせてくれないか
すぐに動き始めるよ、約束する
ひたむきな君の“こころ”を感じられるだけの“こころ”が残っている自分がいてくれて本当に良かった