【チャンス】2006・11・16
日曜日のことだったと思う
NHKスペシャルで「大リーガー城島健司」のことを放送していた
城島選手は別府大附属高から94年ドラフト1位で福岡ダイエーホークスに入団し、05’OFFにFA宣言をし、イチロー選手が在籍するシアトルマリナーズに移籍した強肩強打の日本を代表する捕手である
日本で捕手と言えば、投手にサインを出しリードしてゲームの鍵を握るポジションというのが普通だと思うのだが、アメリカでは逆のようだ
アメリカでは、投手が球種やコースに対する決定権があるらしく、捕手のサインが自分(投手)の考えと一致しなければ、頷かない
なぜ、投手に決定権があるのかというと大リーグでは“打たれたら即クビ”ということが稀にあるらしく、「自分の運命は自分で責任を持って決める」
これが当たり前のようだ
日本とは考え方が違う大リーグでは日本で培ってきたノウハウが通用しないようだ
そんな城島選手
一人ひとりの打者へのものすごい観察力と試合後のデータ分析をするなどの努力の結果、06年の大リーグの捕手としては最も出場数の多い144試合に参加した
一流選手がそれだけの努力を怠らないのに、二流三流選手がそれ以上の努力をしなければ、やっぱり二流三流選手で終わる
「一流選手にはセンスや運がある」
違う!
努力をした結果が一流選手を創るのだ!
つまり
誰でも一流選手になれるチャンスはあるということ
チャンスは誰にでも平等にあるのに・・・
そこに気付かないアスリートは数多い