耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

浅草七福神

2014年01月11日 10時47分16秒 | 都会の風景
 去年は品川の東海七福神を歩いたが、今年は浅草七福神に
挑戦することにした。

 隅田川右岸の、北は明治通り、東は国際通り、南は雷門通りに
囲まれるほぼ方形の中に九つの福神が祭られている。ここはどう
いうわけか、寿老人と福禄寿が2箇所ずつ有って、9社寺で構成
されている。どこからどういう順番で回っても良いが、我々は
交通の便を考えて、鷲神社から反時計回りに歩くことにした。

 朝から良い天気だったので、2014年1月6日 11:30 地下鉄
三ノ輪駅からスタート。


 国際通りを10分ほど南下して、鷲神社に到着。
折しも仕事始めの月曜日で、挨拶回りのサラリーマンの姿が
目立つ中、初詣は一段落しているので、参拝客はそんなに
混雑していない。

 ここは酉の市で有名なところで、茅の輪が有った。8の字を
描きながら3回くぐると良いということで、みんな照れくさ
そうにくぐっていた。
 賽銭箱の上に大きなお多福の顔の木像が有って、私はその
口に100円玉を入れて顔を撫でた。なでおかめ、と言うらしい。


 お参りした後、各七福神からご朱印を頂く為の色紙を600円で
購入した。
 ここは寿老人がお祭りされている様だが、よく分らなかった。

 曲がりくねった路地を歩いていると、昔懐かしいおもちゃ屋
が有った。下町風情たっぷりだ。


 次は路地の奥の吉原神社。名前の通り昔の遊郭の
域内に有った神社で、高さ30cm程の小さな弁財天が赤い
座布団の上に座って居た。



 数十m程離れた所に幟が沢山ひらめいている所が見えたので
行って見たら、岩の上から大きな弁天さんが見下ろして居た。

関東大震災の供養碑だと書いてある。吉原神社の奥宮とも書いて
あるが、弁天さんはこちらの方が有難かった。


 次は少し南下して、矢先稲荷神社である。正月の下町を
歩いているとこじんまりとした寿司屋や小料理屋が目立つ。

丁度昼時になったので、鰻の匂いに誘われて小さな店に
入った。うな丼が1400円だった。今時ちょっとした店なら
3-4000円はするはずだからあまり期待はしなかったが、
やはり、鰻は一切れ。しかし年寄りの昼飯には丁度良い。
タレと匂いの染み込んだ暖かいご飯を賞味した。

  続く


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