耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

シナモン文鳥

2009年09月18日 09時41分43秒 | その他
 我が家に文鳥が帰ってきた。
 数年前に孵ったばかりの雛を買って来て、手乗りに育てたシナモン文鳥である。



 その後、彼はずいぶん苦労を重ねた。沼津転居に当たり綾瀬の長女宅に引き
取られたが、孫たちに追い回されて冷遇の果てに、隣の舅宅に移された。そこも
犬を飼うからとのことで追い出され、次女宅に移った。そして、1週間留守にする
からということで、我が家に避難してきたのだ。

 我が家に帰ってきてすぐは、可なり攻撃的で嘴でつつくし、手には乗るけど捕ま
るのを逃げて落ち着きがなかった。
 ところが昨日、鳥谷がホームランを打って巨人をやっつけているのを見ている
時、私の手の中にスルッと潜り込むと、そのまま目をつぶって居眠りを始めた。
以前我が家に居たころと同じことをしだしたのである。



 インコも手乗りに育てれば人に慣れるが、文鳥はもっと人の手に来たがる。
手から手へ飛びまわり、指の逆剥けをつくじったりするものである。
 しかし彼は、たなごころの窪みに身をうずめて、お腹を降ろして手の温もりに
身を任せるのが好きだった。そして今、その習慣を思い出したのである。

 今は、籠の中で人の姿を見かけると、出口の周りでしきりに出たがる。出して
やると私の手に直行して、すぐ潜り込んでくる。

 なんとも可愛い鳥である。
時間が有り余っている傘張り老人に似合っているとは思いませんか。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
どっち? (崇仁)
2009-09-19 17:11:36
ビデオで見せたいのは文鳥かな?
それともテレビの声かな?
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