耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

上野の東照宮

2008年12月19日 14時23分07秒 | 都会の風景
 先輩が、卒業祝いをしてくれるとのことで上野で待ち合わせした。
最初は12月9日に展覧会を見て、その後で飲もうということだったが、
リタイアしているとはいえ孫の守だとか昔の仲間の集まりだとかで、
日程調整ができず昨日になった。
 すでにフェルメール展は終わっていて、東照宮を見ることになった。
東照宮は、日光と久能山とここ上野の3つだけだと思っていたが、調
べたら今でも130くらい残っていて、昔は500以上あったんだって。


日光に比べて規模ははるかに小さいし、拝観料も200円で人出も少なか
ったが、赤い漆塗の上に金箔を張った社殿は派手だったし、左甚五郎の
昇り竜などそれなりの雰囲気だった。






 アメ横を抜け御徒町駅の向こうの越後屋という蕎麦屋に入った。越後
の銘酒八海山を一升瓶で貰い3人で空けて、最後に名物のへぎ蕎麦を食
った。

へぎ蕎麦の越後屋

 次は水天宮の焼鳥屋で2月に飲ろうということにして、年越しの挨拶
をして別れた。

          冬の陽に金の社のさびれいし
          酒を酌む友あり老いの年の暮れ
          年の瀬や去りゆくものの多かりし 蛙蝉


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