耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

桜日和

2010年04月03日 17時04分48秒 | 郊外
 桜開花のニュースが流れてから、寒い日が続き、昨日などは風速30m近い嵐が
吹き荒れたが、やっと桜の花が映えるような穏やかな天気になった。まだ、花は
2-3分というところで、つぼみのほうが目立つが、木の下には、沢山花が落ち
ている、花びらが、ではない。せっかく開いた桜の花が、5枚の花弁を着けたまま
花柄の処から切り取られて、落ちている。



 雀たちの仕業だ。奴らは最近、花の蜜を狙って子房のの処を食いちぎることを
覚えた。昔は、鷽や鵯のような大柄なそしてあまり人里にいない鳥が桜の花を
食べていたが、最近雀たちがこれをやりだした。
 まだ開いたばかりの、初心な乙女のような桜の花を、嘴で根元からザックリと
切り落とすのだ。

 やっと暖かくなったのだから、そんなヤクザな雀に食い荒らされないうちに、
早く満開の絶景を見せてくれ。

       桜花愛ずべし鳥が食う前に
       人がみな春待つ花も鳥の糧 蛙蝉
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