耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

西暦と和暦

2016年09月29日 07時37分07秒 | この頃思うこと

 天皇の生前退位により、平成が終わろとしている。
既に次の年号-元号を決める作業が、密かに進められて
いることだろう。


 昔は月の動きを基準にした太陰暦が解り易かったと
思うが、今は季節の移り変わりに忠実な太陽暦が、
世界的に使われている。
 年の呼び方に、日本独自の名前をつけたのが和暦
である。


 今年は西暦2016年、平成28年である。
最後の昭和生まれは、もう28歳である。

 平成になってから、和暦と西暦の使い分けが難しく
なった気がする。平成元年が1989年だから、西暦に
12を足して平成年を計算出来るが、数字が近いから、
紛らわしい。昭和の時代は、和暦に25を足せば西暦
だったから、まだよかった。


 そもそも、元号は古代中国の皇帝が、自分の時代に
名前を付けたのが始まりだと言う。元号のような独自の
基準を持っているのは、アジアの一部にあるだけで、
今の時代の日本に、和暦なんて必要なんだろうか?

 どういう訳か、お役所の書類には、日付を和暦で
書かされる。何か決まりでも有るんだろうか?


 天皇の在位期間に合わせて元号を定義しようと
することで、生前退位が難しくなるなら、 この際西暦に
統一するのは、どうだろう?



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