耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

「眼鏡市場」侮るべからず

2015年10月09日 11時35分20秒 | この頃思うこと
 いつも使ってた眼鏡の弦が折れた。
布団の中で本を読むときに、枕で眼鏡に圧力が掛かったようだ。
仕方が無いから、予備用に作った眼鏡に替えた。読み書きには
不自由しなかったがが、PCの画面を見るときに目をしかめないと
見難く成る様になった。仕方が無いから、弦が折れた片足の
眼鏡も併用するようになったが、余りに不便なので、新しい
眼鏡を作ろうと思って、近くの眼鏡屋に行った。

 近くのスーパーに隣接した「眼鏡市場」ライフガーデン
新浦安店である。

 マニュアル通りの接客しかできない、と思って敬遠していた
店だが、たまたま他に客が居なかったせいか、店長と称する
男性が対応してくれた。しばらく検眼した結果、眼鏡を作る前に、
一度眼科医に行った方が良い、眼科医じゃないから断定できない
が、視力が不安定で目の中に異常が有る可能性が有る、と言う。
 何となく説得力が有ったから、その足で、眼科医に行った。


 半年ほど前カミさんから、目が白いから白内障かも知れない
ので行って来い、と言われて行った、駅前の眼科である。
その時は爺さんの医者が、白内障は無い、加齢黄斑変性の
前段階が見られるが、当面支障は無い、との診断だった。

 今度は息子の眼科医がちょっと見ただけで、白内障です、
という。眼鏡合わせをします、と言うので、眼鏡屋での話を
すると、じゃ念のために目の内部を検査しましょう、と言う。

 
「眼鏡市場」、侮るべからず!
結果は「黄斑上膜」だとの診断。


 右目網膜の黄斑の上に膜が被っている、すぐ異常が有る
わけでは無いが、だんだん視力が衰え、その時点 手術しても
視力が回復することは無い。
今手術すると、5割は視力が良くなり、3割は視力に変化が無い、
2割は悪くなるが、それ以上進展はしない。

 聖路加病院で黄斑上膜の手術が出来るのは私ともう一人。
普通は入院が必要だが、私は日帰りの手術が出来る。
父親はここの院長だが、私が手術して直した。
紹介状を書くから、聖路加に行くと良い、と自分の名前宛の
紹介状を書いてくれた。



 年に1度の定期健康診断でも、悪いところが何もなく、あ
そこが悪い、検査の結果が良くない、薬を飲まなきゃ、と
自慢げに話す人たちの中で、一人自慢話ができなくて寂しい
思いをしていたが、これで自慢話ができるぞ。


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