耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

紅葉狩り

2019年12月14日 09時20分40秒 | 大人の遠足
 紅葉狩りと、洒落込んだ。 

 当初は養老渓谷を計画したが、先日の台風で被災した 
様なので、松戸の本土寺に行くことにした。

 京葉線で新松戸、そこから常磐線で北小金。

北小金駅から本土寺までは古松・老杉の並木の参道である。
途中の懐石料理屋で、まずランチ。

 みんなでワイワイ言いながら食べるランチは楽しい。
ビールも進む。
 
 先ずは本土寺門前の漬物屋を冷やかしていたら、
恒例の味噌汁を振舞われた。
 
 ここのひょうたんの柴漬けは、珍味だ。
 
 本土寺のもみじは山門の辺りが一番綺麗だ。

 
いつもは境内に入るのは無料だが紫陽花の頃と紅葉の
時期は500円。これを嫌がる人が居て、今回はパスする
ことになった。
 
境内の五重塔の前で詠んだふりしようとして、用意して来たが、
矢張り俳句は写生が必要だ。

    塔前の和服美人に散る紅葉

    ほの白き薄日に映える紅葉かな 蛙蝉


 次の目的地は広徳寺。今日はこの界隈の寺社巡りも
兼ねている。曹洞宗の禅寺だが、汗かいて見に行くほどの
ものは無い。
 
 住宅街を少し歩くと100円野菜が売られていた。普通は
料金箱がおいてあるが、ここは珍しく自動販売機だった。

 
 暑い。この時期なのに日陰を選んで歩く。足が弱い
おばさん達はゼーゼー言っていた。
 
 次は大勝院の予定だが、ここもパス。戦国時代の小金
城主だった高城氏の城跡見学は、元気なおじさん達に
任せて、日陰で一休み。
 
常磐線の線路を挟んで向こう側に、東漸寺というお寺が
あるという。実は本土寺より、こちらの方が紅葉が綺麗だ
ということで、行ってみることにした。
 
 おばさん達はギブアップして、お茶して待っていると
言う。
駅前の通りを右に坂を降りて行くと、左に森が有った。

階段を登ったら、裏口だ。 
 
暗い木陰を抜けると、いきなり

目が覚めるような赤と黄色。鐘楼越しに見る紅葉は素晴らしい。

 東漸寺は浄土宗の古刹で、広い庭がよく手入れされていた。

 
 又、来年も遊び歩けますように、とお賽銭を弾んで、お願い
した。
 
 赤いもみじが陽に映えて、評判通り素晴らしい。
いやほんとに綺麗だ。

山門を抜けて正面から出ると、大きな通りだった。
 


そのまま平坦な道を北小金駅まで5分。

こんな楽な道があったんだ。
だから、知らない人についていくと、ろくなことは無い!
 
 
 
 

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