耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

市原の東京

2010年02月07日 14時19分50秒 | 都会の風景
 下の娘が遊びに来て、東京ドイツ村に行きたいという。
イルミネーションが綺麗だとか。

 千葉県にはTDLや新東京国際空港をはじめとして、東京という名前が付く名所
が多い。
 東京ドイツ村も、市原市の山の中の遊園地だが、なぜか千葉ドイツ村とは言わない。
ここら辺りに千葉県民のうっ屈した県民性が窺われる。

 子供たちがまだ結婚する前に、一度遊びに行ったことがある。全面天然芝の広大
なパターゴルフが印象に残っているだけで、2度と行くことになるとは思っていなかっ
たが、図らずも牛にひかれた格好の再訪問となった。前回は、館山自動車道が出来
ていなかったこともあって、浦安から延々2-3時間かかったが、今回は高速を使った
ので早く到着し、日没を車の中で待つことになった。
 山の中のこととて、気温は2-3度だが風が強く体感温度は優に氷点下、手袋をして
もカメラを持つ手が凍えてきた。




 イルミネーションはお決まりの7色のLEDの洪水。小粒ながらもギラギラと目を刺す
高輝度の無機的な光が、快晴の澄み切った夜空の下で煌めいていた。しかし、寒い。



凍てついた真冬のゴルフでもこんなに寒いのは経験したことが無い。
 見物の人達も、荒業の如く震えながら一周すると、そそくさと車に逃げ込んで、足早
に走り去っていた。勿論我々も。

 帰りに行きつけのラーメン屋で食ったラーメンの旨かったこと、これを食うために寒い
中を歩いて来たようなものだ。
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