江戸川……もとい、エドガー・アラン・ポーの『黒猫』(これは有名)と『アッシャー家の崩壊』(聞いた事はあるような?)がタイトル併記された短編集どす。
………いや、もう……この時代って
お薬多めに出しときますねー(棒)
な金持ちってデフォで多いんかと。
カネとヒマを持て余した輩ってアレなお薬に手を出すか、賭け事で身を滅ぼすしかやる事ねーのかなと小一時間。
と言うか、これは訳者にもよるのかもしれんが、直訳ぎみの噛み砕き難い文体を久しぶりに読んでなかなかに苦笑い。読めなくはないんだがココロの何処かに
うぜぇw
と突っ込みたくなるのは久しぶりだからなのかそう言う物なんだから諦メロンなのか。
ああでも、巻末に作品解説だけでなくアラン・ポーの年譜が記載されてるのはなかなかにレアかも。
………友達のオカンに恋慕したり、13歳年下の従姉妹とケコンするとか、どんな光源氏やねんともオモタが。
同い年の恋人もいたけど彼女の親に反対されて一度は諦めたとの経緯もあるし、従姉妹とのケコンも情勢が絡んでたにしろ………金持ちの養父に引き取られたけど正式に養子にはされなかったあたり、人間性をお察しされてたのかもしんない。
学生時代にめっさ身を持ち崩してたし(そこも作品に昇華)
そこそこクズさんじゃないですかやだー。
あ、登場人物もな。黒猫の飼い主が思ってた数倍ゲスやった。
生かすのも金がかかる。税金の無駄遣いにもなるしな。かと言っててあっさりシなれるのも業腹だよなぁ遺族は。
メタファーとか言うやつ。まぁペルソナで言ったらイゴール的なキャラらしいので、差し替えは急げば間に合うみたい。