◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
アイルランド紀行(18)
ブラーニーとキンセール周遊(2)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
←このテーマの記事ご覧になる場合は，
左の『CATEGORY』欄から
『アイランド紀行』をクリックして下さい。
第８日目：２００２年６月２１日（金）（つづき）
＜キンセールの船旅＞
■キンセールを目指して
12時54分にプラーニーを出発した私達は，コークの南にある港町，キンセールを目指して南下する。往路の西側の道路を選んで走る。途中で，コーク国際空港に立ち寄るためである。私達は，明日，コーク国際空港から，それぞれが別々のルートで帰国する予定である。明日になって迷わないように，今日の内に，空港の様子をチェックしておこうと思う。
＜キンセール市街図＞
私達が乗った自動車は予定通りに南下して，13時31分に，コーク国際空港に到着する。それほど大きな空港ではないので，建物を一回りするのにそれ程時間は掛からない。1階には登頂手続の窓口が並んでいる。そして２階が搭乗口になっている。
空港のゲートは1箇所しかない。従って「何番ゲートかな？」などと心配する必要がない。
２階にはレストランもある。
序でに銀行の窓口を覗いてみる。今日の為替レートは，
１EU＝125円
１EU＝1ドルである
（注：2002年6月21日現在）。
私達は，旅行中の出費の貸し借りを，このレートで精算することにする。
なお，レンタカーを返すには，空港に自動車を乗り捨てて，キーを専用のポストに入れるだけで済むということである。
＜コーク国際空港＞
■ハーバークルース
14時18分に空港を出発する。国道N71号線に沿って南下を続ける。ほどなく，14時35分にキンセール市内に到着する。まずは市内中央にある旅行案内所（Tourist Office）を覗いて，いろいろな情報を入手する。
旅行案内所から外へ出る。丁度目の前の看板にHarbor Cruiseと書いてあるのに気が付く。良く見ると15時00分出航と書いてある。これを見た途端に，予定を変更して，急遽，この遊覧船クルースを楽しむことにする。
＜キンセールの遊覧船＞
遊覧船乗場は旅行案内所から海岸沿いに10分ほど歩いたところにある。私達は出航時間ギリギリに乗船する。料金は1人8EUである。船は入江に沿って一旦東へ進み，ついで南に進路を取る。入江の両側にはなだらかな丘陵が続いている。海は凪いでいる。15時20分頃，進行方向左手，つまり東側にチャールスフォート（Charles Fort）と呼ばれる要塞が見えてくる。この要塞は17世紀に建築されたものらしい。入江の反対側にはジェームスフォート（James Fort）が見える。この両方の要塞で，キンセールを守っていたとのことである。遊覧船は，チャールスフォートの少し南で反転して帰路に就く。そして，15時46分に遊覧船乗場に戻る。
＜チャールスフォート＞
■デズモンド城とワイン博物館
キンセールに戻った私達は，街中を散策する。旅行案内所近くに青空市場がある。魚屋の店先を覗いてみる。ステンレス製の台の上にシャケとタラが山積みになっている。魚にはかき氷がまぶしてある。特にタラが美味しそうである。
＜キンセールの青空魚屋＞
旅行案内所から山の手側の，なだらかな坂道を登り切ると，デズモンド城（Desmond Castle）に到着する。入口に国際ワイン博物館（International Museum of Wine）の看板が貼り付けてある。
博物館の入口で入場料を支払って，建物の中に入る。博物館の入場料を支払うと，博物館とデズモンド城趾の両方を見学することができる。
中に入ると若い2人の女性が受付をしている。私達が日本から来たことが分かると，日本に興味があるらしくて，いろいろと質問をしてくる。Hさんが得意な英語を使って，彼女たちと大声で雑談を始める。彼女たちが，私達に，いろいろと説明してくれるが，聞く端から忘れてしまう。ただ，この城が昔のフランスの刑務所だったことだけは理解できた。
＜デズモンド城への道＞ ＜デズモンド城の看板＞
入口には昔のデズモンド城の模型が置いてある。この模型を見ながら，城の中をそぞろ歩きする。
＜デズモンド城の模型＞
■青空ホテルで夕食
デズモンド城を出た私達は，ふたたびキンセールのダウンタウンに戻る。そして，16時55分に旅行案内所の裏手にある「青空ホテル（Blue Heaven Hotel）」内の「青空ホテルレストラン（Blue Heaven Restaurant）」に入り，少々早い夕食を摂ることにする。
私は，
黒ビールギネス１／４ポンド 1.90EU
Soup of the Day 4.50
Catch of the Day 13.50
を注文する。特にドレッシングがとても美味しくて，大満足である。今回の旅行で最高の味。特にドレッシングの味が絶妙である。
＜ブルーヘブンレストラン＞ ＜夕食＞
■無事コークへ帰着
18時05分にレストランを出る。
18時15分に駐車場に戻り，ただちに発車する。18時50分にコーク市内に戻る。19時丁度にコーク市内ガソリンスタンドで給油して満タンにする。Hさんの話だと，レンタカーは返却するときに満タンにしておくのがエチケットだとのことである。
19時15分にキャッスルホワイトに帰着。シャワーを浴びて，直ぐに就寝。
こうして，慌ただしい内に，アイルランドの旅第8日目は終わった。
（つづく）
アイルランド紀行(18)
ブラーニーとキンセール周遊(2)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
←このテーマの記事ご覧になる場合は，
左の『CATEGORY』欄から
『アイランド紀行』をクリックして下さい。
第８日目：２００２年６月２１日（金）（つづき）
＜キンセールの船旅＞
■キンセールを目指して
12時54分にプラーニーを出発した私達は，コークの南にある港町，キンセールを目指して南下する。往路の西側の道路を選んで走る。途中で，コーク国際空港に立ち寄るためである。私達は，明日，コーク国際空港から，それぞれが別々のルートで帰国する予定である。明日になって迷わないように，今日の内に，空港の様子をチェックしておこうと思う。
＜キンセール市街図＞
私達が乗った自動車は予定通りに南下して，13時31分に，コーク国際空港に到着する。それほど大きな空港ではないので，建物を一回りするのにそれ程時間は掛からない。1階には登頂手続の窓口が並んでいる。そして２階が搭乗口になっている。
空港のゲートは1箇所しかない。従って「何番ゲートかな？」などと心配する必要がない。
２階にはレストランもある。
序でに銀行の窓口を覗いてみる。今日の為替レートは，
１EU＝125円
１EU＝1ドルである
（注：2002年6月21日現在）。
私達は，旅行中の出費の貸し借りを，このレートで精算することにする。
なお，レンタカーを返すには，空港に自動車を乗り捨てて，キーを専用のポストに入れるだけで済むということである。
＜コーク国際空港＞
■ハーバークルース
14時18分に空港を出発する。国道N71号線に沿って南下を続ける。ほどなく，14時35分にキンセール市内に到着する。まずは市内中央にある旅行案内所（Tourist Office）を覗いて，いろいろな情報を入手する。
旅行案内所から外へ出る。丁度目の前の看板にHarbor Cruiseと書いてあるのに気が付く。良く見ると15時00分出航と書いてある。これを見た途端に，予定を変更して，急遽，この遊覧船クルースを楽しむことにする。
＜キンセールの遊覧船＞
遊覧船乗場は旅行案内所から海岸沿いに10分ほど歩いたところにある。私達は出航時間ギリギリに乗船する。料金は1人8EUである。船は入江に沿って一旦東へ進み，ついで南に進路を取る。入江の両側にはなだらかな丘陵が続いている。海は凪いでいる。15時20分頃，進行方向左手，つまり東側にチャールスフォート（Charles Fort）と呼ばれる要塞が見えてくる。この要塞は17世紀に建築されたものらしい。入江の反対側にはジェームスフォート（James Fort）が見える。この両方の要塞で，キンセールを守っていたとのことである。遊覧船は，チャールスフォートの少し南で反転して帰路に就く。そして，15時46分に遊覧船乗場に戻る。
＜チャールスフォート＞
■デズモンド城とワイン博物館
キンセールに戻った私達は，街中を散策する。旅行案内所近くに青空市場がある。魚屋の店先を覗いてみる。ステンレス製の台の上にシャケとタラが山積みになっている。魚にはかき氷がまぶしてある。特にタラが美味しそうである。
＜キンセールの青空魚屋＞
旅行案内所から山の手側の，なだらかな坂道を登り切ると，デズモンド城（Desmond Castle）に到着する。入口に国際ワイン博物館（International Museum of Wine）の看板が貼り付けてある。
博物館の入口で入場料を支払って，建物の中に入る。博物館の入場料を支払うと，博物館とデズモンド城趾の両方を見学することができる。
中に入ると若い2人の女性が受付をしている。私達が日本から来たことが分かると，日本に興味があるらしくて，いろいろと質問をしてくる。Hさんが得意な英語を使って，彼女たちと大声で雑談を始める。彼女たちが，私達に，いろいろと説明してくれるが，聞く端から忘れてしまう。ただ，この城が昔のフランスの刑務所だったことだけは理解できた。
＜デズモンド城への道＞ ＜デズモンド城の看板＞
入口には昔のデズモンド城の模型が置いてある。この模型を見ながら，城の中をそぞろ歩きする。
＜デズモンド城の模型＞
■青空ホテルで夕食
デズモンド城を出た私達は，ふたたびキンセールのダウンタウンに戻る。そして，16時55分に旅行案内所の裏手にある「青空ホテル（Blue Heaven Hotel）」内の「青空ホテルレストラン（Blue Heaven Restaurant）」に入り，少々早い夕食を摂ることにする。
私は，
黒ビールギネス１／４ポンド 1.90EU
Soup of the Day 4.50
Catch of the Day 13.50
を注文する。特にドレッシングがとても美味しくて，大満足である。今回の旅行で最高の味。特にドレッシングの味が絶妙である。
＜ブルーヘブンレストラン＞ ＜夕食＞
■無事コークへ帰着
18時05分にレストランを出る。
18時15分に駐車場に戻り，ただちに発車する。18時50分にコーク市内に戻る。19時丁度にコーク市内ガソリンスタンドで給油して満タンにする。Hさんの話だと，レンタカーは返却するときに満タンにしておくのがエチケットだとのことである。
19時15分にキャッスルホワイトに帰着。シャワーを浴びて，直ぐに就寝。
こうして，慌ただしい内に，アイルランドの旅第8日目は終わった。
（つづく）
