中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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趣味三昧;セピア色の画集:疑似絵(1)『蝙蝠岳から富士山を望む』

2018年01月26日 07時09分55秒 | 趣味三昧:セピア色の画集

                           <MinStop100円コーヒーで一休み>

    趣味三昧;セピア色の画集:疑似絵
(1)『蝙蝠岳から富士山を望む』
        (2018神奈美公募展出品予定の水彩画)

2018年1月25日(木) 


 このところの寒さは,40数年ぶりだとのことだが,ここ2~3日の寒い日が続いている..
 私はもともと寒さが厳しい信州生まれなので,今住んでいる鎌倉の寒さなど大したことないなと常日頃から感じていたが,長い歳月住んでいる内に,寒さへの耐性も失われてしまったのか,寒さが身に堪える.
 今日は1月25日.
 つい先日,四苦八苦して年賀状を投函したかばかりなのに,もう1月も残り少なくなっている.いやはや”光陰矢のごとし”って言うが,年を取るごとに本当にそうだなと強く感じるようになる.
 そうは言っても,ここ数週間は実にシンドイ思いをしながら過ごしてきた.まずは新年早々の親族の法事や研究仲間の急逝などで気もそぞろの上に,1月中旬締め切りの書き物を完了させるという慌ただしい作業があった.でも,まあ,それも何とか済ませて,今はこの4月に開催される神奈美公募展に応募する作品の制作に全勢力を傾けている…というっても一日にせいぜい3~4時間だが…
 …で,私は4月の公募展に,できれば3枚の水彩画を出したいなと思っている.ちょっと無理かな.
 取りあえず1枚目は95パーセント完成した.2枚目はようやく30パーセント,3枚目はまだ10パーセント程度の進捗度である.
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 まずは1枚目,題して『南アルプス蝙蝠岳から富士山を望む(仮題)』(F40号)(水彩画)である.
 私は,定年退職後,水彩画を始めたが,その頃から,
 ”何時か富士山を画いてみたいな…”
と思い続けていた.
 しかし,世の中には,富士山の絵は実に沢山あるので,いざ富士山を題材にしようとするとどうしても気後れしてしまう.
 何と言ったら良いのか,富士山の絵を画く前に,早々とコンプレックスを感じてしまう.
 でも,富士山を画いてみたい.
 こんな思いをここ数年ずっと持ち続けてきた.
 そして遂に,今回,自分の技術の未熟さを顧みずに無謀にも富士山の絵に挑戦した.
 まだ,展覧会に応募する前なので,本物をここに投稿するわけにはいかないので,PowerPointで作った偽物の見取図みたいなポンチ絵を披露することにしよう.
 急いで付け加えるが,本物はこの疑似餌よりは大分マシに仕上げたつもりである.

■『蝙蝠岳から富士山を眺める』(概念図)
 今回私が画いた絵は大体こんな感じである.
 狙いは,同じ富士山の絵でも,大多数の方々の富士山の絵と「同じ土俵」には乗らない…有り体に言えば比較されるのを避けたいという意図がある.
 ”理由は…?”
 最大の理由は「自信がない」
の一言に尽きる.
 …で,
 私は次tの3点に留意して,富士山を選んだ,
 1.真夏の富士山を画く.
   真夏だから,富士山の山頂まで全く残雪が見えない.
 2.定番の構図を避ける.
   富士山と言えば,近景に海か湖.あるいは桜などの花,その向こうに雪をいただく富士が聳える.
 3.富士山を仰ぎ見る構図は避ける.
   できるだけ同じ高さの目線から富士山を眺めたい.
 まあ,こんなことを念頭に置いて,私はこれまで書き留めた富士山のスケッチから,選んだのがここ蝙蝠岳付近かが眺めた富士山である.
 この位置から眺めた富士山には次のような特徴がある.
 1.南アルプス方面から富士山を眺めると,山頂の両端が動物の耳のようにとんがっている.
 2.夏の富士山だから大きなぼた山でも眺めているように見える.
 3.蝙蝠岳から富士山の間に沢山の尾根が累々と重なって見えている.
 4.3000メートル近い目線から眺めているので,海から見上げる富士山より低く見える(より親しみが湧く).
 なお,構図上,目の前の稜線に2人の登山者を書き足した.もちろん架空の人物であり,この稜線に登山道があるのかないのか私は知らないが,これは写真ではなく絵なので,この程度の加工は問題にならないと思っている.

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 こんな次第で,この絵に何とか目鼻が付いたところで,遅めの昼食を摂る.
 その後は,ちょっとばかりお散歩である.
 ”(絵に目鼻が付いて)やっと気分が楽になったナ…久々に床屋へでも行くかナ”
 …ということで,深沢の床屋へ行く.
 シニア割引で1,600円余りで洗髪付き.もっとも洗髪して貰うほどの髪の毛もないが…
 お散歩の仕上げは,梶原のミニストップで100円コーヒーとチョコレートだ.

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 さて,帰宅したら早速2枚目の水彩画に手を加えよう.
 ”(4月まで)もう余り時間がないぞ…”
 もっと熱中して制作しなければだめだなと自分自身に注意を与える.
 ただ,いくら日にちがないとはいえ,土曜日には塔ノ岳に行きたい(寒くて無理かな).
 それに,明後日は亡姉の法事のために信州へ戻る.メチャメチャ寒いだろうなあ…
 絵を画く
のに,間を2日も明けてしまうと,せっかく盛り上がった執筆意欲も減退してしまうかな…それが今から心配である.
                                              (2枚目の絵の記事に続く)
続きの記事
  ↓
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/9654d27759aca8540c4b55321d193555

「閑話休題;セピア色の画集」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/0d80d0586cda770c9ea5dd871af9f225

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