<陣鐘山山麓の熊野大権現>
巨大な雷雲を見上げながら歩く鎌倉;鎌倉山・稲村ヶ崎周遊(後編)
(独りウォーキング)
2020年9月11日(金) 晴
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↓
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/4b8c8e5f4ea4c0cab708598ffb156656
<ルート地図>
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※再掲
<陣鐘山の尾根道から熊野権現社へ>
■夏草の尾根道
鎌倉逗子方面の展望を堪能した後,14時25分,陣鐘山の尾根道に入る.土道である.入口からしばらくは少し荒れた下り坂が続く.
14時29分,最初の分岐を左へ.もし右折したら七里ヶ浜住宅地に降りることができる.
ごく緩やかな上り下りが続く.ところによっては夏草が繁茂していて足下がよく見えないところもあり,ちょっと薄気味悪い感じがする.夏草が司会を遮っているので,尾根道からの眺望はほとんどない.それに進行方向右手は断崖の上である.夏草のおかげで断崖は見えないが,道を右側に踏み外したら結構危ない感じである.
うっかり立ち止まると,ヤブ蚊の襲来がありそうなので,立ち止まらずに歩きつづける.
<誰も居ない静かな尾根道>
■尾根の十字路
14時22分,尾根の十字路に到着する.
ここから先は,昨年秋の台風で崖崩れがあったらしく立ち入り禁止になっている.
何時もはこの十字路で左折して,月影地蔵方面に下山するが,今回はもう少し遠回りしたいなと思う.そこで,右折して海側へ向かう.進行方向右手が山,左手が谷の立派な下り階段が続く.
<尾根の十字路を海側に下る>
■熊野権現社
14時34分,熊野権現社に到着する(冒頭の写真).
立派な鳥居のすぐ先に石の祠がある.その右手に「熊野大権現」という刻字のある大きな石塔が立っている.
ヤブ蚊に襲われないように足踏みしながら参拝を済ませる.
<熊野権現社>
<稲村ヶ崎から尾根を越える>
■稲村ヶ崎の住宅地へ下山
熊野権現社からさらに階段道を下って,14時35分,稲村ヶ崎5丁目付近で住宅地に下山する.
道幅がちょっと狭い道を,100メートル余り下って,少し道幅が広い通りに突き当たる.この道をまっすぐ下ると,江ノ電稲村ヶ崎駅近くに通じている.
少し単調で長い道をテクテクと歩き続ける.道の両側には住宅がびっしりと軒を連ねている.
<稲村ヶ崎の住宅地に下山>
■急坂を登る
14時46分,左折して,急な上り坂に入る.坂道の路面には丸い穴の滑り止めが付いている.聞くところによると勾配がきつい坂道には,この丸い形の滑り止めをつける決まりがあるとのこと.とにかくきつい上り坂を喘ぎながら登り続ける.
<急坂を登る>
■峠(陣鐘山の尾根道)
14時50分,峠に到着する.ここは今通行止めになっている陣鐘山尾根道の続きに位置している.ここから先は,階段道の下り坂である.
<通行止めになっている尾根道の終点>
■階段道を下る
下りの階段道に入る.数年前までは(10年ぐらいかな?),ここも野趣あふれる土道だったところである.
<月影ヶ谷方面へ下る階段道>
<極楽寺駅と極楽寺>
■江ノ電踏切
14時52分,階段道を下り終えて月影ヶ谷付近の住宅地に入る.
住宅街の道を下って,15時46分,江ノ電踏切にさしかかる.踏切が開いているので,渡ろうとすると左手から電車が近づいてくる.
”ありゃ~ッ・・・踏切故障しているのかな・・?”
と思いながら,踏切に入らずに立ち止まる.
2両編成の電車は,何事もなかったかのように,踏切直前で停車する.社内には数名が作業員がいて何か相談している.
もちろん,私はゆっくり踏切を渡る.
<江ノ電踏切>
■江ノ電名物;玄関前が線路の家
江ノ電の線路沿いの道を極楽寺駅方面に向かって歩く.
ここでは,いかにも江ノ電らしい珍しい風景を見ることができる.この付近の沿線で,玄関前がいきなり江ノ電の線路になっている家が数軒立ち並んでいる.鉄道マニアには垂涎の場所だろうな思いながら通過する.
<線路を渡らないと玄関に入れない家が並ぶ>
■江ノ電極楽寺駅
15時00分,江ノ電極楽寺駅前を通過する.
人が映り込むのを避けて駅の写真を撮ったら,こんな中途半端な写真になってしまった.
<極楽寺駅>
■極楽寺の山門
極楽寺駅を通過し,坂道を登る.
途中,線路越しに極楽寺の山門の写真を撮る.
<極楽寺の山門>
<月影地蔵からトンネルへ>
■桜橋から極楽寺駅を望む
15時02分、桜橋を渡る。橋の上から極楽寺駅を見下ろした写真を撮る。
写真を撮りながら、これからどこを通って振り出しの清水塚口まで戻ろうかと迷う。ここから成就院、大仏経由で戻るか、それとも長谷の貯水池から大仏ハイキングコース、葛原岡神社経由で帰るのもいいな・・・いろいろなコースを思案するが、もう時間も押しているので、やっぱり月影地蔵経由で戻ることにする。
<桜橋から極楽寺駅を見下ろす>
■月影地蔵
15時05分、稲村ヶ崎小学校を通過する。
その先の三叉路を左折して、道幅の狭い枝道に入る。道なりに歩いて、15時09分、月影地蔵に到着する。地蔵前で30秒ほど給水休憩をとる。
月影地蔵の写真を撮る。日がだいぶ西に傾いているので、逆こうになってしまいうまく写真が撮れないのが残念である。
<月影地蔵>
■閑静な路地道
月影地蔵から先は、閑静な路地道が続く。こんな道幅が狭い道でもときどき自動車が通過する。この先にあるトンネルをくぐって打越方面に抜ける車である。
<閑静な路地道>
■トンネル
沢山の枝道を分岐する曲がりくねった坂道を登って、15時17分、トンネルに到着する。このトンネルにもちゃんとした名称があるのだろうが私は知らない。ただ、ある人はお化けトンネルと呼んでいた。
このトンネルには海風が集まって流れ込むので、とにかく涼しいのが何よりである。
<俗名お化けトンネル>
<梶原から振り出しの清水塚口へ>
■梶原住宅地:長い上り坂
トンネルを抜けると、今度は長い下り坂である。
坂道を下り終えて、藤沢鎌倉道路の裏道をひたすら西へ歩き続け、15時37分、信号常磐口で鎌倉藤沢道路を横断し、15時42分、梶原口で右折、梶原大通りに入る。
15時45分、バス停西梶原付近の三叉路を右折して、住宅地内の長い坂道を登り続ける。結構しんどい。
<長くて急な上り坂>
■山の上ロータリーから振り出しの清水塚口へ
15時15分、やっと山の上ロータリーまで登る。
左折。ここからは緩やかな下り坂である。
16時01分、無事、振り出しの鎌倉中央公園清水塚口へ戻る。
歩数15,717歩、歩行時間2時間51分のプチ・ウォーキングが無事終わった。
<山の上ロータリー>
■夕方の入道雲
夕方、西の空を見る。富士山の代わりにとてつもなく大きな入道雲がもくもくと立ち上っている。一見するととてつもなく大きな爆発でもあったのかと勘違いしそうである。
テレビの報道によると、今日もあちらこちらでかなり激しい雷雨があったようである。今見えている大きな雲の下では、激しい風雨に見舞われているのかもしれない。
<夕方の入道雲>
<ラップタイム>
13:10 鎌倉中央公園清水塚口歩き出し
13:22 大慶寺
13:27 等覚寺
13:34 亀山
13:43 萩郷住宅地入口
13:46 仏行寺
13:51 笛田公園入口
13:55 あずま屋(13:56まで給水休憩)
14:01 笛田公園入口(鎌倉山側)
14:07 さくら通
14:13 階段登る
14:16 さくら通の裏通りに突き当たる
14:19 肉弾三勇士碑
14:22 鎌倉山神社
14:25 陣鐘山尾根道に入る
14:32 分岐(尾根道はここから先通行止め)
14:34 熊野権現社
14:35 稲村ヶ崎5丁目で住宅地へ
14:46 左折して急な上り坂
14:50 峠(ここから下り坂;14:52まで)
14:55 江ノ電踏切
15:00 江ノ電極楽寺駅
15:02 桜橋渡る
15:05 稲村ヶ崎小学校
15:09 月影地蔵
15:17 トンネル
15:29 神奈川県企業庁水道局鎌倉ポンプ場
15:37 信号常磐口
15:42 信号梶原口
15:15 山の上ロータリー
16:01 鎌倉中央公園清水塚口着
[ウォーキング記録]
■水平距離 9.08km
■沿面距離 9.13km
■累積標高(+) 294m
■累積標高(-) 294m
■所要時間 (休憩時間込み)
鎌倉中央公園清水塚口歩き出し 13:18
〃 着 16:01
(所要時間) 2時間51分(2.85h)
水平歩行速度 9.13km÷2.85h=3.20km/h
■歩数 15,717歩
■歩幅 9.13km÷15,717歩=0.000581km/歩
(=58.1cm/歩)
■歩行ピッチ 15,717歩÷2.85h=5,514.7歩/h
5,514.7歩/h÷60分/h÷60秒/分=1.53歩/秒
(おわり)
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
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