中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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ルアペフ山・タラナキ山登頂記:第8目(4):オークランド滞在(2)

2014年02月26日 05時34分44秒 | ニュージーランド:ルアペフ・タラナキ

                              <スカイタワーからの展望>
 
[復刻版]
 ルアペフ山・タラナキ山登頂記:第8目(4):オークランド滞在(2) 
 
            (山旅スクール5期同窓生)
     2006年1月27日(金)~2月4日(土)

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第8日目;2006年2月3日(金)
スカイタワーでディナー


<スカイタワーへ>

■直ぐ近くのスカイタワー
 17時06分,オークランド市内観光を終えた私達は,一旦,ホテルに戻る.
 私は,自室に戻った後,大急ぎで風呂に入る.そして,17時30分,再び集合場所のロビーへ降りる.
 私たちは,
これから,ニュージーランド最後の夕食を,ホテルの隣にあるスカイタワーのレストランで,豪華に摂ることになっている.
 17時30分キッカリにホテルを出る.
 ホテルの南側,1ブロック先のビクトリア通りにスカイタワーがある.17時31分にスカイタワーが建っているブロックに到着する.
 一旦地下へ下る.
 地下から高速エレベーターに乗って,地上194メートルの所にあるオブザベトリーまで一気に登る.
 私は,このエレベーターがどこのメーカーの製品なのかに興味があったが良く分からない.ただ,横浜のミナトミライの高層ビルのエレベーターより,大分横揺れが激しいような気がする.
 私の時計が,雨水を浴びて動かなくなっているので,エレベーターの速度を計算できないのが残念である.
 
<スカイタワーを見上げる>              <スカイタワーに登る>

オブザベトリーのレストラン
 オブザベトリーのレストランは,かなり混雑している.
 レストランのフロアーは,タワーの芯の廻りにドーナッツ状になっている.そのフロアーに芯の方から外に向けて放射状に客席が設けられている.
 私達には,3人ずつ向かい合わせに座る席が2席リザーブされている.また,何となく「飲酒」組と「下戸」組に分けて座る.
 私たちの席にはブラインドを通して,西日が射し込んでいて,少々眩しくて暑い.私は,ツアーリーダーのSさんに,
 「このレストラン,回転するんでしょう.しばらくしたら日影に入るんでしょうネ・・」
と聞く.
 Sさんは,申し訳なさそうな顔をして,
 「ここは回転レストランじゃないんです」
と答える.

<レストランの客室>

<美味しいディナー>

■まずは乾杯
 ここはバイキング形式である.料理は,タワーの芯に近い方に並べられている.  最初に前菜が出る.この前菜が済んでから,バイキング形式で,自分の好みの食べものを選ぶ仕組みである.
  まずは乾杯.
  下戸の私でも,グラスビールぐらいは嗜む.6.5ドルのグラスビールを注文する.

<6.5ドルのグラスビール>

■まずはアペタイザー
 次いで,前菜はカモかサーモンのどちらかを選ぶ.私は何となくサーモンを選ぶ.大きな長方形の皿に,サーモンをベースにして,にぎり寿司のような形をした前菜が2品出てくる.日本的な盛りつけである.
  傍らに,パン1つを乗せたお皿が置いてある.美味しそうなパンだが,これを先に食べてしまうと,折角の料理が入らなくなる可能性がある.お腹が空いているが,このパンは食べずに我慢する.
 隣の席では,前菜が待てない方が,もうパンを食べ終わっている.そして,さらにバイキング料理を取りに行こうとしている.
 周りの人から,
  「まだですよ・・・前菜が終わってからですよ」
と諭されている.

<まずはサーモン;これが実に旨い>

メインディッシュ
 バイキング料理は,実に多彩である.西洋料理,中華料理,日本料理,すべてが揃っている.それに食材が新鮮で,とても美味しい.特に海鮮料理が素晴らしい.
 私は,生野菜各種,生牡蠣2個,お寿司4貫,カニ,エビなどを選ぶ.どれもこれも大変美味しい.ついつい余計に食べたくなる.中には生牡蠣を10数個食べたという強者もいる,

<適当に選んだメインディッシュ>

デザートとハーブ茶
 デザートはアイスクリームがタップリ.果物が付いている.
 最後にハーブ茶が出る.このハーブ茶,これまで私が経験したことのない味がする.何と表現したらよいか分からないが,適度の香りと甘さがあって,なかなかな代物である.
 
<デザート>                                                                     <ハーブ茶>


<展望台を楽しむ>

■展望トイレ
 19時頃,レストランを出る.
 とりあえずトイレへ行く.広いトイレである.小便器が4~5個,建物の外周に沿って取り付けられている.便器の腰から上はガラス張りになっていて,下界が透けるように良く見える.
 高いところから放射しているような開放感,というか,空中に自分のものを散布しているような,霧になって落下しているものを見て,
 「ざまあ~みろ…」
というような,男なら誰でも一度はしてみたい素晴らしい快感を覚える.
 トイレの隣はバンジージャンプ台と,その待合室になっている.待合室から外が大変良く見える。眼下には何隻なのヨットが海に浮かんでいるのが見える.
 バンジージャンプには乗る気のない見物客が,沢山待合室に集まって,景色を楽しんでいる.

<スカイジャンプの案内板>

ガラス張りの床
 エレベーターに乗って階下の展望台へ降りる.ここから360度の展望を楽しむことができる.
 沢山の見物客が訪れている.私達もゆっくりと廻りながら展望を楽しむ.
  廻り廊下の所々に透明なガラスが嵌め込んである.側に
 「ガラスは普通の床より頑丈なので乗っても大丈夫」,
すなわち,
==============================================
This glass floor is 35mm thick. IT ISASSTRONG AS THE CONCRETE FLOORS YOU ARE STANDING ON. =============================================
と書いた案内板がある.
 でも,ガラスの上に乗るのは,気分的に,どうしても怖い.

<ガラス板の案内>

■下を覗く
  ガラスの部分を避けるようにして,怖いもの見たさで下を覗く.真下にどこかのホテルのプールが見える.青い水の中でカップルが水泳を楽しんでいる.男の方が,実に下手くそな泳ぎ方で,プールを横方向に泳いでいる.
 周りのビル群が,生花の剣山を上から見たような感じで並んでいるのが見える.何となく背筋がゾクゾクしてくる感じがする.

<ガラス張りの床;下を見ると足許がゾクゾクする>
 
<ホテルへ戻る>

■地下の売店
 再びエレベーターに乗って,出口の地下1階まで降りる.
 エレベーターの床の真ん中がガラス張りになっていて,エレベーターが下がるにつれて,周りの鉄骨が浮き上がってくるようなゾクゾクとした恐怖感を感じる.
  地下1階でエレベーターを降りる.ここからビルの出口まで土産店の店内を通るようになっている.ついつい品物に見とれる.結構欲しいなと思うものがあるが,幸いなことに現金を余り持っていないので,サッパリと諦めがつく.

■ホテルへ戻る
  外に出て,そのままホテルへ戻る.
 面倒だなと思いながらも,日記をつける.
 すぐに眠くなる.
 22時丁度に就寝.
 長い一日が終わった.いよいよ明日は帰国である.
 
<日記の一部>

<第8日目のラップタイム>

 7:00  モーニングコール
 7:30  朝食開始
 9:00  バゲージダウン
 9:20  散策(ホテル発)
 9:54  ホテルへ戻る
-------------------------------------------------------
10:25  ホテル発(専用車)
10:35  チャーチヒル( 10:52発)
11:40  ニュープリマス空港着
---------------------------------------------------------
12:50  搭乗
12:57  出発(NZ航空:2C)
13:00  離陸
13:39  オークランド空港に着陸
13:46  ディセンバーグ
13:53  バゲージクレイム
--------------------------------------------------------
14:26  空港を出発(専用車)
15:04  リッジスホテル着
15:35  ホテル発
16:00頃 OKギフトショップ着(自由行動;港・プリトマート駅見物)
16:50  OKギフトショップ着(17:00発)(サービスの乗用車)
17:25  ホテル着
17:30    〃 発
17:31  スカイタワー着
17:40頃 夕食(20:30頃終了・スカイタワー見学)
21:00   スカイタワー発
21:05  ホテル着
22:00  就寝
                                                                        (つづく)

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「目次および索引」
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