中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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倒木・鹿・霜柱の塔ノ岳

2007年01月10日 19時52分21秒 | 丹沢の山旅

               倒木・鹿・霜柱の塔ノ岳(大倉尾根)
                     (単独山行)
            2007年1月8日(月)<成人の日>

<はじめに>

 昨年度(2006年),flower-hillは,18回,大倉尾根(通称バカ尾根)経由で塔ノ岳を往復した。ただ,登攀時期は秋と初冬に集中している。その理由は,夏の間,北南アルプスなど標高が高くて涼しい所へ行っていることが多いからである。
 塔ノ岳は,ほどほどの標高差があって,しかも登山道に特に危険な箇所がないので,体力維持を目的にして登山するのに適している山だといえる。ただ,登山道には沢山の階段があるので,この階段が厭だという人も多い。とはいえ,途中,急坂や心地よい尾根道があって,結構,変化に富んでいるので,flower-hillにはとても魅力的に思える。 今年に入って,1月5日に山仲間と一緒に大山初詣をしたばかりである。しかし,2~3日,家でブラブラしていると,たまらなく登山がしたくなる。そこで,1月8日(月),成人の日に,塔ノ岳に登ることにした。

<登山概況>

■登山ルート

 渋沢駅==(神奈中バス)==>バス停「大倉」(歩き出し)→観音茶屋→見晴茶屋→駒止茶屋→堀山の家→花立山荘→塔ノ岳山頂→(往路を下山)→バス停「大倉」==(神奈中バス)==>渋沢駅

■プロフィールマップ



<倒木と霜柱の登山道>

■満席のバス

 前日(1月7日)の天気予報によると,8日は快晴のようである。実は,当初,7日に塔ノ岳に登ろうと思っていたが,爆弾低気圧の三陸沖北上に伴う強風が予想されたので,1日待って,今日,8日に登ることにした。
 折から成人の日。祝日とあって,渋沢駅7時18分発大倉行のバスは,ギッシリと立っている登山客が居るほどの混雑である。殆どが中高年。しかも男性がかなり多いので嬉しい。7時28分にバス停「大倉」に到着する。
 大半の登山客は,バスから降りると,すぐにスタスタと歩き出してしまう。flower-hillは,登山学校で教わったとおり,ある程度,入念にストレッチをする。そして,入山届をポストに入れる。そして,7時45分,例により,同じバスに乗り合わせた登山客の中で,一番最後に歩き出す。

■沢山の倒木
 正月のお餅を食べ過ぎたためか,歩き出してみると,どうも調子が上がらない。それでも,登山途中で,かなりの登山客を追い抜いて先へ進む。
 登山道にはいると,道一面に青い杉の葉が落ちているのに気が付く。どうやら,昨日の強風で吹き飛ばされたらしい。さらに見晴茶屋を通り過ぎると,大きな松の木が根本から折れて,登山道を塞いでいる。仕方なく倒木を迂回して,元の登山道に戻る。
 ここから先,沢山の倒木に遭遇する。堀山の家までに,合計8本の倒木がある。どの倒木も西風で倒れたらしく,ほぼ直角に登山道を塞いでいる。昨日,登山していたら,ヒョッとして,これらの倒木の下敷きになったかも知れない。昨日,登山を中止して良かったなと胸をなで下ろす。

      <1月7日の爆弾低気圧で倒れた木>

■大きな鹿
 10時05分に塔ノ岳山頂に到着する。尊仏山荘の入口に,大きな鹿がボンヤリと立っている。どうやら登山者にエサをねだっているようである。


         <尊仏山荘前の鹿>

見事な霜柱
 10時31分に尊仏山荘を出て下山を開始する。途中,登山道の両側に見事な霜柱が連なっている。とても綺麗。

          <綺麗な霜柱>

<山行記録>

■ラップタイム

 7:45  大倉歩き出し(300m)
  ↓
 8:05  観音茶屋(475m)
  ↓
 8:19  見晴茶屋(615m)
  ↓
 8:45  駒止茶屋(895m)
  ↓
 9:01  堀山の家(955m)
  ↓
 9:38  花立山荘(1315m)
  ↓
10:05  塔ノ岳山頂着
10:31   〃   発
  ↓
12:36  大倉着

■登攀・下降高度  1201m

■登攀所要時間   2時間20分(2.33h)

■登攀速度      1201(m)/2.33(h)=515.5(m/h)

■下降所要時間    2時間05分(2.08h)

■下降速度      1201(m)/2.08(h)=577.4(m/h)

 ※上り下り共に平凡な記録であった。
                             (おわり)



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