<山崎の民家にて>
閑話休題:サンデー毎日の年始
2010年1月5日(火)
■楽しかった三浦アルプスそぞろ歩き
昨日,一人で歩き初めをした三浦アルプス南尾根の記録をまとめる.そして,その記録を見ながら,ブログ記事を作成する.これまで入ったことのなかった枝道を通ったことが嬉しくて仕方がない.
三浦アルプスを良くご存じの方には,特段,どうといって新鮮味のない枝道だろうが,私にとっては驚きであった.特に下山途中,折り重なる数本の大木の下や上を乗り越えた面白さは何とも言えない.また,近いうちに,もう一度,この道を通って,おさらいしておこうと思う.
<面白い倒木潜り(再掲)>
■新しいプリンター
新しく購入したプリンターを使って,図面をパソコンに読み取ってみる.第一印象は「遅い!」.
プリンターが多機能になるのは結構だが,オペレーションが煩雑になったり,処理速度が遅くなったりでは困るなというのが第一印象である.
午後から,部品の消耗で,昨年暮に突如動かなくなったプリンターを処分してもらうために,大船駅前のY電気まで,プリンターを持っていく.この店で新しいプリンターを買った証拠となる領収書を提示して,処分料は500円少々.
実は,後1台,使えなくなってから放置してあるプリンターが家に転がっている.
「・・・まだ,もう1台,処分してもらいたいプリンターがあるんですが・・・?」
と店員に伺うと,
「・・当店でお買い上げいただいたときの領収書をお持ちいただければ,何台でも処分しますよ・・」
という答えだった.
私はスッキリした.
■保証書が見当たらない
さて,家に帰ってから,新しいプリンターの付属部品や説明書の整理を始める.ここで,メーカー発行の保証書が,どうしても見当たらない.同梱されている書類や説明書を繰り返し調べるが,出てこない.
「おかしいな? (プリンターメーカーの)C社は一流企業.保証書が入っていないわけがない・・」
散々探しても出てこない.後,探すところは,プリンター本体か,空き箱だけである.
もちろん,プリンター本体の中には,保証書など入っていない.
後は空き箱だけ.
空き箱を良く見ると,私はどうやら上下を反対にして,底蓋を開けたようである.念のために,上下反対にして,上蓋を開けてみる.案の定,保証書は,上蓋の裏側にべったりと貼り付けられていた.
「裏蓋を開けるお前さんが悪いんだ・・・ソッソッカシイ自分を棚に上げて文句を言うな・・」
と言われれば,それまでのことだが,私同様にソソッカシイ人間も,世の中に多少は居ると思うので,Cメーカーにこれだけはお願いしたい.
*箱の上下がはっきり分かるデザインにしてほしい.
たとえば,上豚(ごめん蓋)に,「こちらが上です」という1行を印刷する.
上蓋に「こちらから開けてください」と注意書きする.
*保証書がどこにあるかを,大きな字で見やすい所に明記してほしい.
さらに言えば,何でもないことが説明書に記述されていないばかりに,プリンターをセットするのに,随分と迷ってしまったところもある.機械の説明書は,機械のことを熟知している人が書いてはだめ.素人が実体験をして書かないとだめということが良く分かる.
専門家が「なんでこんなことが分からないの」と思うところが,素人には一番難しいんだ・・・このことを専門家は常に念頭に置いて仕事をしてほしい.
<箱の表> <箱の裏>
※ソソッカシイ私は,裏と表を間違えて開梱してしまった.
それにしても,もう少し,裏表がはっきり分かるデザインにしてもらいたい.
<保証書は表側のふたの裏に張ってあった>
※裏側から開梱した私は,この保証書を探すのに大変苦労した.
どこに保証書があるかを,箱の外に明示してほしい.あやうく保証書を付けたまま
箱を捨ててしまうところだった.
※保証書は一度箱からはがしたものを,写真に撮るために再度張り付けたので,実際
の位置とは多少ずれているかもしれない.
2010年1月7日(木)
■ちょっとしたコメントで勇気づけられる
昨日,丹沢塔ノ岳を往復したので,今日一日は,遠出はせずに,終日のんびりとしていようと思う.
まずは,昨日の塔ノ岳の記録をまとめる.そして,ブログ記事を作成する.記事を書いていると,ついつい,新年早にブログ記事に頂いた「上から目線」のコメントのことも書いてしまう.
「どうしよう? 愚痴を書いた記事を,このまま掲載しようか.それとも愚痴の部分を消去しようか・・」
と迷うが,結局,
「このブログ,自分のボケ防止が目的でやっている・・仮に読者がいてもおもねる必要はない・・」
と考え,そのまま掲載する.
すると,読者の“若葉マーク”さんから,とてもうれしいコメントが届いた.このコメントを拝見して,
「私と同じ目線で理解してくださる方も居られる・・・」
私はこのコメントを拝見して,意を強くする.心から“若葉マーク”さんに「有難う」と言いたい.
ネットワーク社会では,古い言葉になったが“ネチケット(ネットワーク上のエチケットからの造語)”という言葉がある.
ネットワーク社会では,ネチケットを守ることが必須である.
簡単にいえば,日光の東照宮ではないが,“見ざる”” 聞かざる”“話さざる”が,ネチケットの極意である.
つまり,
*他人を不愉快にさせることは言わない
*自分が不愉快になる記事は見ない
*自分が不愉快になる記事は忘れて腹を立てない
ということになるだろう.
ところが私も凡人.そう簡単には悟れないから情けない.
私のブログは娯楽の場,決して,修業の場ではない.
だから,「上から目線」で,しかも独善的な価値観で,教訓めいたことを言われると,ついつい腹が立ってくる.
・・・で,我ながら,つくづく修業が足りないなと反省する.
まあ,そのうちに「四国八十八か所めぐり」でもして,心の修業でもしようかと思うが,もう喜寿を越えた身である.できるだけ,気分が安穏な毎日を過ごしたいな.
だから,コサカシイお説教は,もう結構!.どうせ,あの世へは持っていけないから・・・できるだけ,「ほめて,おだてて下さい」お地蔵様.
もう一言.
不特定多数が居るところで(ブログも同じ),相手の基本的人格に触れるような発言は,絶対にしないことが肝要.仮にどうしてもそんな発言が必要な場合は,第3者が居ない場所で,相手と1対1で,誠意を込めて発言すべきである.ここんところを,しっかりとメモしておきたい.
■“WINDOWS 7”にも馴れてきた
昨年,暮れも押し迫った頃,Let’s noteの最新モデルPCを入手した.WINDOWS 7 Professional搭載モデル(以下”7”機と略す)である.
ついでに,書店に立ち寄って,WINDOWS 7の入門書を購入した.
ところが,入門書を読むのが面倒くさい.そのまま放り出してある.説明書も見ないで,PCを弄りだす.
ゴチャゴチャと,やたらめっちゃか,自分でも何をやっているのか分からない作業を繰り返して,古いWINDOWS XP機から,OUTLOOKのアドレス帳,メールなどやっとの思いで移植した.ただXPで重宝して使っていたATOKがうまく移植できていないので,多少の不便さが残っている(月額315円のATOKの使用も考慮中).
それはともかく,当分の間は,古いXP機と,新しい”7”機を併用している.でも,最近は,だんだんと”7”機を利用することが多くなっている.使い慣れてくるとWINDOWS 7の便利さがだんだんと分かってくる.
それでも,未だに迷い続けているのが,新しいWORDの多機能ぶりである.これまで私はWORD2003を使用してきた.ところが新しいWORDは,物凄く機能が充実しているのは良いが,アイコンがやたらと複雑になっていて,全体の構成がなかなか覚えられないのでイラつく.「習うより慣れろ」で行くしかないが,まあ,1か月もすれば何とか使いこなせるだろうと思っている.
それにしても,Let's noteは,処理速度が速いPCだ.この点は,大満足である.
2010年1月8日(金)
■紙芝居
所用があって,午後から大船へ出かけた.
家のすぐ近くにあるバス停からバスに乗れば,10分足らずで大船駅前まで出られるのだが,どうせ私は暇人.天気も上々なので,大船までブラブラと散歩することにした. 例によって,回り道して,まずはバス停大船中央公園入口から,大船中央公園に入る.そして,公園の草木や池を眺めながら山崎口に抜ける.
山崎口付近に,鎌倉百景のひとつに挙げられている獅子岩がある.
その獅子岩の手前の芝生で,数名の幼児がひと塊りになって身じろぎもせずに何かを見つめている.
「・・・何を見つめているんだろう・・」
私は,闊達な幼児たちを,身動き一つしないほど惹きつけているものは,一体何だろうと気になる.
幼児たちの気をそらさないように,少し離れた所から,そっとその様子を伺う.
すると幼児の目線の先には,なんと,あの懐かしい紙芝居.
遠くからでは,紙芝居の筋は分からないが,初老のご婦人がいろいろな声色を使って紙芝居をしている.幼児たちは,まるで紙芝居に吸い込まれるように,お話に聞き入っている.
「・・ああ,なんとまあ,良い風景だな・・・」
私はローテクでアナログの代表のような紙芝居が,幼児の心を捉えきっているのを見て,何とも言えない清々しさを感じた.
紙芝居を見ていると,話し手と聞き手の両方が,温かい血が通う人間であることに,まず,気がつく.ここがテレビやゲーム機と根本的に違うところだなと,当たり前のことを再認識する.
私が大船に出る用事の一つとして,バックアップ用のプリンターを探すつもりでいる.長年使っていたプリンターが,突如,故障して,新年早々とても困った.とりあえずはキャノン製のMP560というプリンターを購入して急場をしのいだが,これを機会に,何か安いプリンターをバックアップ用に常備したいなと思っている.
でも,この紙芝居に熱中する幼児たちを見ているうちに,毎日,かなりの時間,パソコン漬けになっている自分が,何かに乗せられている馬鹿馬鹿しい人間のような気が,急にしてきた.
<紙芝居に熱中する幼児:鎌倉中央公園しし岩付近の陽だまりにて>
■ああ無情
大船駅近くで,昔の勤務先の知人,Mさんにばったり会う.1年ぶりぐらいかな.
口には出さないが,暫くお目にかからないうちに,ずいぶん老けたなとビックリする.同時に,彼も私のことを,
「・・・ちょっとの間に,ずいぶんと老けたな・・」
と思っているに違いない.
伺うと,昨年中ごろ,奥さんが,ガンで急逝したとのこと.
ガンが発覚するまで,全く元気だったが,ある日,急に具合が悪くなり,病院へ行くと末期がん.それから4カ月ほどで亡くなったという.残念なことに急逝した奥さんは,自らの健康を信じて,これまで健康診断や人間ドッグを,一回も受けたことがなかったという.
ああ無情.
誰しも何時かはこの世からお暇しなければならないが,それにしても,Mさんの奥さんの死は早すぎる.
自分は健康だと信じ切っていて,ガンの早期発見の機会を逸して,旅立った知人が何人も居る.良く「一病息災」というが,何か病気をも持っていると,医師の診断を受けるので,他の病気の早期発見に役立つのだろう.
“以って他山の石とすべし”
やっぱり,平素から定期的に健康診断を受けていないといけないなと,つくづく思う.
2010年1月9日(土)
■クールダウン登山
私は,塔ノ岳に登るつもりで,早朝,4時に起床.登山用の服装に着替えて,キャメルバッグに1リットルほどの水を入れる.早めの朝食を摂って出かけようと思ったが,何となく寝不足で体が重い.私は大事を取って,すぐに登山を中止する.もう喜寿を超えた現実を直視しなければならない.慎重には慎重に行動しようと思っている.
私は即座に登山用の服装を解き,もう一度,ベッドに潜り込んで,5時半ごろまで,ひと眠りする.今度はスッキリとした気分で目が覚める.
話は変わるが,元旦に山旅スクール同期の男性から素敵な年賀状を頂戴した.彼は,胃がんで生死をさまよった後,山登りで健康を取り戻した経験を持っている.その彼からの年賀状には,
「・・そろそろプールダウンの山旅に徹します・・・」
という趣旨のことが書いてあった.
私は彼の年賀状を拝見して,
「・・・正に,これだ!!!」
と感銘を受ける.
“私も人生のクールダウンを始めなければ・・・”
私も厳冬期の高山への山行は,今年から止めようと思っている.すでに,愛用のピッケルは,息子にプレゼントしてしまった.私も,これからは人生のクールダウンの一環としての山登りに徹したいと思っている.
■鎌倉の辺境を歩きたい
塔ノ岳行きを中止したものの,天気が良いと,どうしても家の中でジッとしていられない.
私は,地図,若干の食べ物,それに水500mlだけを,小さなリュックに詰めて,家の近くの鎌倉中高公園入口を起点にして,鎌倉市と藤沢市の市況沿いに,ブラブラ歩きを楽しむことにする.
まずは,モノレール湘南町屋駅近くにある富士塚を一回りする.その後,須崎古戦場,泣き塔,藤沢市川名付近を経由して,西鎌倉と片瀬山の間の尾根道を南下して,モノレール片瀬山駅付近に出る.そして,竜口寺輪番寺の幾つかを拝観して竜口寺舎利殿で一休みして,バスに乗って帰宅した.
なかなか良いコースが設定できたなと喜んでいる.
次回,このブログで,このコースの紹介をする予定である.
<鎌倉市と藤沢市の市境道>
(おわり)
「閑話休題」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/55f912bef8db7d5eb93a93b9c7dcb9ee
「閑話休題」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/1a70c3806c762cf5079a18c88301b49a
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