<プレシュドローランからスペイン側に下ったところからの展望>
ピレネー山小屋縦走トレッキング;第6日目(4);ゴリツツ小屋までの長い道のり
(アルパインツアー)
2018年8月18(金)~27日(日)
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第6日目;2017年8月23日(水) 雨のち曇り
<ルート地図>(再掲)
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<岩礫に咲く可憐な花>
■礫と石のやせた土地に咲く花
12時06分,平場での昼食を終えて歩き出す.
ガレ場の下り坂が連続する.
路傍に咲く高山植物の花に癒やされる.もちろん私には七の名前など分からないし覚える気もないが…でもおても癒やされる.
<礫と石の痩せた土地に咲く花>
■岩の割れ目に咲く紫の花
岩の割れ目にリンドウによく似た花が群生している.
”いやぁ~…! これは! 実に良いですね…”
私は自分の体内に巣喰っているもう一人に私に向かってつぶやく
<岩の割れ目に咲く花>
■展望を楽しみながら休憩
12時40分,標高2,520 メートル地点で,休憩を取る.周囲は至る所に岩礫が散らばっている.岩礫の間にごく丈の低い草が生えている.いかにも厳しい冬に耐えながら生き抜いているという感じの草である.
前夫には広々とした谷間が見えている(冒頭の写真).
今日宿泊する予定のコリッツ小屋まではまだまだ遠い.
12時43分休憩を終える.
<展望を楽しみながら休憩>
■また,雨が降り出す
また雨が降り出す.
13時43分,標高1,970メートル地点で,雨具を着用するために休憩を取る.
13時50分,雨具着用を終えて,歩き始める.折角,雨具を着用したのに,雨はほんの暫く降っていただけで止んでしまう.
この辺りからは,はっきりした登山道になる.累々と連なる巨石の間の緩やかな下り坂をノンビリと歩き続ける.
<巨石が連なる間の登山道>
■広々とした尾根沿いの道
雨が止んで,また青空が広がり始める.雷にでも遭遇したら怖そうなところで会う.霧が出たら迷いそうな地形である.
標高2,320メートル地点で,休憩を取る.ここで雨具を脱ぐ.
14時15分,休憩を終える.
<広々としたところで休憩>
■草地を歩く
休憩を終えて歩き始めると,すぐに草地が広がり始める.
今日の天気は気ままで,先ほどまで雨が降っていたかと思うと,もう今はギラギラとした日光が照りつけている.先頭のPBさんは日除け傘を差している.
私は相変わらず写真を撮りながら一番後ろからノソノソと付いていく.
<のどかな草地を行く>
■コリッツ小屋が見える
14時24分,見晴らしの良い場所に到着する.
「ああ,あそこに小屋が見えているよ…」
とどなたかが言う.
なるほど,眼下にコリッツ小屋がポツンと見えている.どうやら小規模の小屋のようである.
どうやら小屋の周りには,湖もないし,これといって見所は何もないところのようである.
もうすぐそこのように見えるが,これからあそこまで下るのは結構大変だなと思う.
<眼下にコリッツ小屋が見える>
■癒やしの小動物
やや急な坂道を下り始める.岩礫のちょっと歩きにくい道が続く.
14時57分,登山道のすぐ脇に可愛い小動物(名前ド忘れ)の一家が居る.私たちを気にしているのかチラリとこちらを眺めながら,チョコチョコとせわしなく動き回る.
ここでときならぬ写真タイム.私も慌てて写真を撮るが,手ぶれがひどい.でも何とか見えるので,ブログに掲載しておこう.
<癒やしの小動物>
■コリッツ小屋に到着
ジグザグの下り坂を下り終えて,ほんのちょっと登り返して,15時19分,コリッツ小屋に到着する.
予想通り小さな小屋である.
今日は沢山の泊まり客が居るらしくて,小屋の中も外も登山者で一杯である.第一印象は”混雑する日本の山小屋そっくりだな”ということである.
<コリッツ小屋に到着>
(つづく)
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