中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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ポーランド訪問記(31)ヤギエウォ大学のキャンパス

2011年09月22日 07時43分11秒 | ポーランド;クラコフ訪問記

     ポーランド訪問記(31)ヤギエウォ大学のキャンパス
           (スケッチ旅行)
     2001年6月16日(土)~6月25日(月)

2001年6月23日(土). クラコフ6日目(2)

 今日はクラコフからワルシャワへの移動日である.
 出発前の時間を利用して,私はホテル近くの中央広場を散策している.
 広場で開催される「蚤の市」会場をせわしく設営しているところを見物してから,広場に沿って北の方へ散策してみる.その間,天候は余り良くなく,絶え間なく霧雨が舞っている.アスファルト道路が霧雨で濡れて光っている.

 狭い路地を進むと,煉瓦造りの古い建物の前に出た(9時30分頃).ここが有名なヤギエウォ大学(Uniwersytet Jagiellonski)のコレギウムマイウス(Collegium maius)のようである.
 ガイドブックによると,この際学は1364年に創立されたという.そして,この建物は15世紀に建てられたらしい.中は博物館になっているようだが,見学する時間がないのが残念である.コペルニクスや現ローマ法王(2001年当時)ヨハネパウロ2世も,この大学で学んだとのことである.

<ヤギエウォ大学;コペルニクスやヨハネパウロ2世が学んだ由緒ある大学>

 建物の中に入ってみる.
 建物は「ロ」の字型になっていて,正方形の中庭に出る.庭の周りは回廊になっている.この中庭で種々の催し物が開かれるらしい.アカデミックで落ち着いた雰囲気が漂っている.こんな素晴らしい環境の大学で,ジックリと勉強したらさぞかし楽しいだろうなと思う.

<ヤギエウォ大学の中庭;素晴らしい雰囲気>

 10時30分,雨が降り出す.
 傘を持っていないので,やむなくホテルの方へ引き返す.広場の入口でF先生とすれ違う.F先生はお土産のチョコレートを買いに行くという.
  少々早いが,10時45分に,ホテルのロビーへ戻る.

 程なく,全員がロビーへ集合する.
 11時丁度に,ホテルから電車通りまで出る.そこまでポーターに荷物を運んで貰う.チップは2ズロチ.近くのパン屋でパン1個を0.2ズロチで購入する.
 2台のタクシーに分乗し.クラコフ駅に11時15分に到着する.
 いよいよこれでクラコフともお別れである.もう二度と訪れることはないと思うと,寂しい気分になる.
                                (つづく)

「ポーランド訪問記」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/6379f49e35e7a52c8ee29de38377895e
「ポーランド訪問記」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/d12f838f86408f038e7f5295265c158b  

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[編集後記]

2011年9月22日(木)

  台風の雨は凄かった.
   昨日,台風15号が関東地方を通過したため,大変な雨と風で,交通網はほとんどすべて麻痺するほどの混雑であった.相模川に架かる橋では何台ものトラックが強風に煽られて横転したという.また,小田原市では酒匂川の氾濫が懸念され避難勧告が発令された.
 テレビで見ていると,渋谷,池袋,新宿など巨大ターミナルでは帰宅の足を奪われた乗客でごった返していた.半年前の東北大震災の時の混乱を彷彿させる.
 最近始めたフェースシートを見ていると,交通機関が大混乱する影響を受けて,知り合いの皆さんが,あちらこちらで,戸惑っておられる様子がリアルタイムに分かる.
 現在,私はサンデー毎日.企業戦士の方には申し訳ないが,午前中に,予約していた歯医者に出掛けただけで,終日家に籠もっていた.

 明けて,今日,22日.あんなに凄かった雨が嘘のように,朝から良い天気である.まだ,少々,暑いとはいえ,つい先日までの猛暑とは違って,大分過ごしやすい.
 何時ものように4時に起床した私は,今日こそ塔ノ岳に出掛けようかと思ったが,台風明けの翌日.まだ台風の爪痕が残っている中を,のこのこと物見遊山の登山をするのは,何とも気が引けるので,登山を1日延ばすことにした.
 秋の展覧会の搬入日(正確には搬入業者に依頼する日)が,もう間近である.今,画
きかけのの水彩画が,仕上がったような,仕上がらないような,何とも割り切れない状態である.
 こんなときは,多分,まだ手の入れ方が足りないんだろう.もう少し描き込んでいけば,どこかで,多分,
 「もういいっ! これで十分・・」
と自分でも納得する瞬間が来ると思う・・・何時もそうだから.
 …で,折角の好天気だけれども,・・・もちろん,途中で,7000~10000歩位は散歩するにしても,じっくりとキャンバスに向かおうと,朝の内は決心する.まあ,風来坊の私のことだから,どう気分が変わるか分からないが・・・いいさ,「なるようになれ,」である.
                                             (愚痴おわり)



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