ポーランド訪問記(30)中央広場の「蚤の市」
(スケッチ旅行)
2001年6月16日(土)~6月25日(月)
2001年6月23日(土).クラコフ6日目(1)
早朝5時に目が覚める.
やっと時差から開放されたのか,夜中に一度も目が覚めることなく,とてもよく眠れた.多分,昨日は良く歩き回ったことも快眠の誘因だったかもしれない.まずはシャワーを浴びて,洗面を済ます.窓から外を眺める.小雨が降っている.
いよいよクラコフ最後の日である.これでもう,一生,このクラコフを訪れることはないだろうと思うと,少々寂しい気がする.
朝食前に,例によって中央広場を散歩してこようと思う.霧雨の中を中央広場に向かう.早朝なのに何人かの観光客が散策している.でも,途中で雨足が強くなり始めたので,仕方なくホテルへ戻る.
7時丁度,再び部屋を出て,隣ビル1階にあるレストランへ向かう.レストランでは,もう,S先生が朝食を摂っている.私が席に着いて暫くするとN夫妻もレストランに入ってくる.4人で同じテーブルに座ってユックリと朝食を楽しむ.
このレストラン,大変落ち着いた雰囲気である.ただ,食べ物の品数は少なくて,いつも同じものである.連泊が続くとさすがに飽きてくる.
<朝のメニュー>
朝食後,その足でフロントへ行き,クレジットカードで宿泊費を支払う.1,440ズロチ(約4万円)である.クラコフには5泊6日したので,1泊約8,000円である.高いか安いか良く分からない.
<ホテルの請求書;ポーランド語なので何が書いてあるのかサッパリ分からない>
私達は,11時にロビーに集合して,タクシーでクラコフ駅へ向かう予定である.そして,列車で夕方にはワルシャワに到着することになっている.それまで,少々時間がある。それまで,各自,気儘な時間を過ごす.
私は中央広場のあちこちをスケッチしながら過ごすことにする.
まず,広場入口から5泊したホテルを改めて見つめる.ホテルの入口の上から道に突き出た赤い看板の2階右側の部屋が私の部屋である.その右隣がS先生の部屋である.いかにもオンボロな概観のホテルである.
<私たちが泊まったホテル;2体の人形が玄関の両脇に飾ってある>
<メモ>
広場へ出てみる.
今日も蚤の市が開かれるらしくて,沢山の人達がセッセと会場造りに励んでいる.
小雨交じりの冷たい風が吹き付ける.広場の片隅には,いろいろなものが置かれていて面白い.
目の前に直径2メートル位の丸いディスプレーが沢山並んでいる.その向こうに沢山のテントが張ってある.丸いディスプレーには,1枚1枚に何か主張があるらしい.それぞれが素晴らしいデザインなので,思わず見とれてしまう.
<広場のディスプレー>
ディスプレーの台には
www.euro-point.org
と書いてある.日本に帰ったら,是非,アクセスしてみようと思う.
注;このアドレスで検索しても何も表示されない(2011年9月19日チェック).
その下に
Europeans painting for your cancer patients
と書いてある.
「ポーランド訪問記」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/079bf8b6de9eae35f7a827c1d133bc81
「ポーランド訪問記」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/bf8c9c67673a2ecb233f789e8e575778
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[編集後記]
2011年9月18日(日)
中山道の旅3日目.
今日の出発点はJR藪原駅.宮ノ越宿,福島宿を見学後,JR福島駅から中央本線塩尻駅へ,ここでスーパーあずさに乗り換る.八王子駅で横浜線に乗り換えて帰宅.
中山道の旅の記録は,現在連載中のポーランド訪問記やツールドモンブランの記事に並行して連載する予定だが,どうもやることが多くて困ったな.
9月10日,某研究会で,ポーランドへご一緒したロングテール氏から,ポーランド訪問中のビデオCDを頂戴した.早速,中身を拝見するが,全部を見終わるのに小一時間かかる.このCDの中から適当な画面を選んで,ここで紹介したら良いのだが,少々手間が掛かるので,何れ利用することを考えてみたい.
(愚痴おわり)