<ゴンドラ頂上からの眺望>
ロッキー山脈紀行(28):第6日目(2):アスペンからインデペンデンスパスへ
(アルパインツアー)
2010年8月19日(木)~28日(土)
第6日目:2010年8月24日(火) (つづき)
<第6日目の地図>
<アスペンマウンテン>
■シルバークイーンゴンドラに乗車
10時48分,数名ずつに分かれて,ゴンドラに乗車する.
随分と長いゴンドラである.見る見るうちに高度が増す.そして,11時02分,サンデッキ頂上駅(The Sundeck)に到着する.標高2,427メートルの展望台である.
駅前が一寸した広場になっている.ここに「ゴンドラの諸数値(Gondola Statistics)」と書いた案内板がある.この案内板によると,
登攀高度 996m
長さ 4.02km
運行速度 800~1000ft./min.
乗車時間 13~17分
建設時期 1986年夏
標高(アスペン) 2,423m
標高(ゴンドラ最高地点) 3,419m
<山頂駅に到着>
■集合写真
11時08分,とりあえずは,全員の集合写真を撮る.背景にはアスペンの北側に広がるアスペン山脈(Aspen Mountains)が広がっている.
近くにある説明板によると,ここから見えている山は「大鹿の山(The Elk Mountains)」と呼ぶようである.
■日本贔屓の現地ガイド
広場の中央に,現地ガイドの青年が居る.成り行きで雑談をしてみる.彼は大の日本贔屓.大阪府枚方に4ヶ月ほどいたことがあるという.
日本に着いた最初の頃は,納豆が大嫌いだったが,4ヶ月ほどの間に,納豆が大好きになったという.
彼の名はテイラーラグレス(Tyler Ruggles).一緒に写真を撮るが,聞いたはずの彼のアドレスがどうも不正確で,写真を送れないままになっている.
■フラフープに興ずる
頭の上から照りつける日射しが眩しい.
広場には,昔懐かしいフラフープが何本か置いてある.同行の女性がフラフープを見事に廻している.私も生まれて初めて,フラフープをトライしてみるが,フラフープは,ヘナ,ヘナ,ヘナと2~3回廻っただけで,敢えなく地面に落下する.その様子を見ていた地元の観光客が,ワハハと笑いこける.
「年甲斐もなくやってみたが・・結構,難しいな・・」
■レストランで昼食
11時30分,広場の突き当たりにあるレストランに入る.ここで昼食である.
レストランの中に入る.薄暗くて広いなという印象である.だだっ広い店内の突き当たりに売店がある.私は,まだ,どうも食欲がない.何も食べないわけにもいかないので,直径10センチメートルほどのクッキー,サラダ,それにオレンジジュースだけを購入して,窓際に面したテーブルに座る.窓からエルクマウンテンを眺めながら,一人でユックリと食事を楽しむつもりである.
ところが,同行者のお一人が,わざわざ私と同じテーブルにやってくる.勿論,拒みはしないが,殆ど客が居ない店内にはウントコサと空席がある.こんなときこそ,お一人でユックリ食事をすればいいのにと思うが,どうやらこの方,海外の経験が乏しいらしくて,お一人で居るのが怖いようである.
肝心のクッキーが,実に甘すぎる.一口,二口,囓っただけで,もうダメ.とても食べられない.
■再びゴンドラへ
12時24分,昼食を終えた私達は,再びゴンドラに分乗して,山麓を目指す.
12時36分,ゴンドラを下りる.そして,12時41分,先ほど専用車から降りた場所に到着する.ガイド2人が,駐車場に専用車を取りに行く.
12時48分,再び,2台の専用車に分乗して,アスペンの街を出発する.これから,ブレケンリッジ(Breckenridge)へ向かう予定である.
<インデペンデスパス>
■昨日走った道を辿る
専用車が走り出してから,外の景色を眺めていると,何だか見たような風景がつづく.地図で確かめると,これから暫くの間は,昨日(8月23日),エルバート山登山で往復した道と同じ道を走るようである.ルート84である.九十九折りの登り勾配の道が延々と続く.
専用車は広い谷間を進む道を走っている.そして次第に高度を上げていく.
■峠で下車
13時20分,見晴らしの良い駐車場に到着.ここはインデペンデンスパス(Independence Pass)と呼ばれるところである.標高は約3670メートル.富士山にも匹敵する高所である.
■美しい湖
目の前に,湖が広がっている.湖の向こうには三角形の山が幾つか連なっている.モクモクとした羊雲が湖面に映っている.
辺りには荒涼とした台地が広がっている.
■高原を散策
ネイトさんを先頭に,暫くの間,高原を散策する.
駐車場から散策路に入る.道路は綺麗に整備されている.ゴミ一つ落ちていない.なだらかな登り坂である.散策路は途中でY字型に分岐する.私達は進行方向右手の道を進む.散策路は大きな円を描きながら左に曲がっている.
暫く登り坂がつづいた後,なだらかな下りになる.すると見える風景が一転する.前方に綺麗な湖が見え始める.湖の先が谷間になっているようである.その谷間の向こうに大きな山が連なっている.
■展望台で記念写真
途中に展望台がある.ここから見える風景をバックに,お互いに記念写真を撮りあう.展望台からは,広大な風景が見渡せる.上空には,綿を千切ったような雲が沢山沸いている.
ガイドの説明によると.前方に聳えている山はマッシブ山(Mt.Massive;標高4390m)というらしい.アメリカ本土では2番目に高い山だという.
■ノンビリ歩いて駐車場に戻る
記念写真を終えて,再び,散策路をのんびりと歩く.途中で,またY字型の分岐があるが,今度は左側の道を進む.やがて,駐車場が見え出す.そして,最初のY字型分岐で,先ほどの道と合流する.
13時46分,駐車場に戻る.
13時54分,私達の専用車は,インデペンデンスパスの駐車場を出発する.
(つづく)
「ロッキー山脈紀行」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/5878604a83d27cf7120ce6a01eb6da71
「ロッキー山脈紀行」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/aabb6a1a814eb993879630d4c7f4f09d
ロッキー山脈紀行(28):第6日目(2):アスペンからインデペンデンスパスへ
(アルパインツアー)
2010年8月19日(木)~28日(土)
第6日目:2010年8月24日(火) (つづき)
<第6日目の地図>
<アスペンマウンテン>
■シルバークイーンゴンドラに乗車
10時48分,数名ずつに分かれて,ゴンドラに乗車する.
随分と長いゴンドラである.見る見るうちに高度が増す.そして,11時02分,サンデッキ頂上駅(The Sundeck)に到着する.標高2,427メートルの展望台である.
駅前が一寸した広場になっている.ここに「ゴンドラの諸数値(Gondola Statistics)」と書いた案内板がある.この案内板によると,
登攀高度 996m
長さ 4.02km
運行速度 800~1000ft./min.
乗車時間 13~17分
建設時期 1986年夏
標高(アスペン) 2,423m
標高(ゴンドラ最高地点) 3,419m
<山頂駅に到着>
■集合写真
11時08分,とりあえずは,全員の集合写真を撮る.背景にはアスペンの北側に広がるアスペン山脈(Aspen Mountains)が広がっている.
近くにある説明板によると,ここから見えている山は「大鹿の山(The Elk Mountains)」と呼ぶようである.
■日本贔屓の現地ガイド
広場の中央に,現地ガイドの青年が居る.成り行きで雑談をしてみる.彼は大の日本贔屓.大阪府枚方に4ヶ月ほどいたことがあるという.
日本に着いた最初の頃は,納豆が大嫌いだったが,4ヶ月ほどの間に,納豆が大好きになったという.
彼の名はテイラーラグレス(Tyler Ruggles).一緒に写真を撮るが,聞いたはずの彼のアドレスがどうも不正確で,写真を送れないままになっている.
■フラフープに興ずる
頭の上から照りつける日射しが眩しい.
広場には,昔懐かしいフラフープが何本か置いてある.同行の女性がフラフープを見事に廻している.私も生まれて初めて,フラフープをトライしてみるが,フラフープは,ヘナ,ヘナ,ヘナと2~3回廻っただけで,敢えなく地面に落下する.その様子を見ていた地元の観光客が,ワハハと笑いこける.
「年甲斐もなくやってみたが・・結構,難しいな・・」
■レストランで昼食
11時30分,広場の突き当たりにあるレストランに入る.ここで昼食である.
レストランの中に入る.薄暗くて広いなという印象である.だだっ広い店内の突き当たりに売店がある.私は,まだ,どうも食欲がない.何も食べないわけにもいかないので,直径10センチメートルほどのクッキー,サラダ,それにオレンジジュースだけを購入して,窓際に面したテーブルに座る.窓からエルクマウンテンを眺めながら,一人でユックリと食事を楽しむつもりである.
ところが,同行者のお一人が,わざわざ私と同じテーブルにやってくる.勿論,拒みはしないが,殆ど客が居ない店内にはウントコサと空席がある.こんなときこそ,お一人でユックリ食事をすればいいのにと思うが,どうやらこの方,海外の経験が乏しいらしくて,お一人で居るのが怖いようである.
肝心のクッキーが,実に甘すぎる.一口,二口,囓っただけで,もうダメ.とても食べられない.
■再びゴンドラへ
12時24分,昼食を終えた私達は,再びゴンドラに分乗して,山麓を目指す.
12時36分,ゴンドラを下りる.そして,12時41分,先ほど専用車から降りた場所に到着する.ガイド2人が,駐車場に専用車を取りに行く.
12時48分,再び,2台の専用車に分乗して,アスペンの街を出発する.これから,ブレケンリッジ(Breckenridge)へ向かう予定である.
<インデペンデスパス>
■昨日走った道を辿る
専用車が走り出してから,外の景色を眺めていると,何だか見たような風景がつづく.地図で確かめると,これから暫くの間は,昨日(8月23日),エルバート山登山で往復した道と同じ道を走るようである.ルート84である.九十九折りの登り勾配の道が延々と続く.
専用車は広い谷間を進む道を走っている.そして次第に高度を上げていく.
■峠で下車
13時20分,見晴らしの良い駐車場に到着.ここはインデペンデンスパス(Independence Pass)と呼ばれるところである.標高は約3670メートル.富士山にも匹敵する高所である.
■美しい湖
目の前に,湖が広がっている.湖の向こうには三角形の山が幾つか連なっている.モクモクとした羊雲が湖面に映っている.
辺りには荒涼とした台地が広がっている.
■高原を散策
ネイトさんを先頭に,暫くの間,高原を散策する.
駐車場から散策路に入る.道路は綺麗に整備されている.ゴミ一つ落ちていない.なだらかな登り坂である.散策路は途中でY字型に分岐する.私達は進行方向右手の道を進む.散策路は大きな円を描きながら左に曲がっている.
暫く登り坂がつづいた後,なだらかな下りになる.すると見える風景が一転する.前方に綺麗な湖が見え始める.湖の先が谷間になっているようである.その谷間の向こうに大きな山が連なっている.
■展望台で記念写真
途中に展望台がある.ここから見える風景をバックに,お互いに記念写真を撮りあう.展望台からは,広大な風景が見渡せる.上空には,綿を千切ったような雲が沢山沸いている.
ガイドの説明によると.前方に聳えている山はマッシブ山(Mt.Massive;標高4390m)というらしい.アメリカ本土では2番目に高い山だという.
■ノンビリ歩いて駐車場に戻る
記念写真を終えて,再び,散策路をのんびりと歩く.途中で,またY字型の分岐があるが,今度は左側の道を進む.やがて,駐車場が見え出す.そして,最初のY字型分岐で,先ほどの道と合流する.
13時46分,駐車場に戻る.
13時54分,私達の専用車は,インデペンデンスパスの駐車場を出発する.
(つづく)
「ロッキー山脈紀行」の前回の記事
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「ロッキー山脈紀行」の次回の記事
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