中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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ロッキー山脈紀行(42):第10日目:帰国

2010年11月30日 06時37分07秒 | アメリカ;ロッキー山脈

                                          <エルバート山を下る>

                  ロッキー山脈紀行(42):第10日目:帰国
                           (アルパインツアー)
                  2010年8月19日(木)~28日(土)

第10日目:2010年8月28日(土)
 <<機中泊>>




<成田国際空港を目指して>

■機内で旅行10日目を迎える
 映画を見ながら,機内でロッキー山脈の旅,10日目を迎える.機中泊である.
 21時10分,時計の表示をJSTの8月28日(土)12時10分に変更する.これで,気分を変えて,
 「今,土曜日の午後12時10分だぞ!」
と自分自身を,その気になるように仕向ける.
 ここからは,この日記もJSTで表示する. 飛行機はカムチャッカ半島東海上を西南西に向けて飛行している.
 12時31分,機内サービスが始まる.私はオレンジジュースを所望する.そして,日本から持参した本を読みながら時間を過ごす.
 機内はブラインドを下ろしたままなので暗くなっている.そして,大半の乗客は眠っている.

■気怠くて長いフライト
 13時32分,私も少し眠くなる.飛行機はカムチャッカ半島南端を飛行中である.成田まで後,2,267キロメートル,外気はマイナス54℃.
 ここから,暫くの間,仮眠.
 14時48分,やけに寒いので眼が覚める.飛行機は北海道東方を飛行中である.成田まで後,1,176キロメートル.外気マイナス61℃.
 成田はまだまだ先である.


■機内食(朝食)
 15時24分,朝食のサービスが始まる.サンドイッチとフルーツ.サンドイッチは冷えていて冷たいが,眠たくて気怠いので,この冷たさが美味しく感じる.やっと食欲が出て来る.
 15時34分,飛行機は三陸沖を南南西に向けて飛んでいる.成田国際空港もあと僅かである.


<成田国際空港>

■成田国際空港に到着
 16時25分,私達の飛行機,DL636便は,無事成田国際空港に着陸する.
 16時38分,無事,成田国際空港に到着する.
 16時48分,第1ターミナルでディセンバーグ.外の気温は34℃.猛烈に暑い.暫くの間,涼しいロッキー山脈に滞在していた身には,いきなり放り出された日本の蒸し暑さに閉口する.
 私達が降り立ったところは,成田国際空港の新しい建物である.従来の建物に比較すると,さすがに綺麗で開放感がある.

■入国審査・解散
 16時54分,入国審査を終える.日本の審査官は,実にテキパキと仕事をこなしているのに感心する.審査を待つ長い列も瞬く間に進んで,全くイライラする時間もなく済んでしまう.
 16時56分,全員のバゲージクレイムが終わる.
 ここで,ツアーリーダーから簡単な挨拶があって解散.
 「これから,ツアーで一緒だった皆さんに会うことはないだろうな・・」
と思いながらお別れする.

<一路我が家へ>

■成田エキスプレス
 一緒に旅をした皆さんとお別れの挨拶を終えた後,私は一刻も早く一人だけになりたかった.
 ソソクサと,バゲージクレイムを終えて,JRの切符売り場へ行く.
 どうやら17時16分発,成田エキスプレス40号に間に合いそうである.空席もあるようなので急いで乗車券と特急券を買って,列車に飛び乗る.私の席は4号車4番A席.車内はガラガラに空いている.
 定刻に列車は発車する.
 17時18分,第2ターミナル駅に到着する.沢山の乗客が乗り込んでくる.そして,たちまちの内に車内は満席に近い状態になる.
 車内では,ときどき,日本語,中国語,韓国語,英語の車内アナウンスが流れる.静かに過ごしたいと想っているので,ちょっと耳障りだ.


■大船へ
 やがて列車は,森と水田が綺麗な千葉県内を走る.この列車は東京までノンストップ.快適.
 今日は,夏至を過ぎて2ヶ月以上立っている.日が暮れるのが大分早い.列車が千葉駅を通過する頃には,太陽が大分西に傾いている.
 18時18分,列車は東京駅に到着する.ここで12両編成の列車は,前6両が大船行,後6両が大宮行きに分かれる.
 18時27分,品川駅に到着.大半の乗客が下車して,車内はガランとなる.もう,とっぷりと日が暮れてしまう.凄い眠気が襲ってくる.眠らないようにするが,どうしても居眠りをしてしまう.
 18時37分,武蔵小杉に停車する.もう外は真っ暗.
 18時50分,ようやく横浜駅に到着する.残っていた乗客の大半が下車する.車内は更にガランとなる.
 ときどき,一瞬,ガクンと居眠りをしてしまう.車内アナウンスで,京浜東北線,東海道本線が,安全確保のために遅延していることを知らせている.
 19時02分,やっと戸塚に到着する.それにしても,随分と細々停車する特急である.

<やっと我が家へ>

■無事帰宅
 19時05分,ようやく大船に到着する.重い荷物を引っ張って下車.やれやれやっと大船だ.
 久々に眺める大船駅付近は,随分とゴチャゴチャしていて猥雑である.東南アジアの都市と同じ雰囲気を感じる.このカオス状態が,逆に懐かしい.
 大船駅から自宅まで,よほどタクシーを利用しようかと思ったが,ここは経費節減.湘南モノレールを利用することに決める.
 19時30分発湘南江の島行のモノレールに乗車する.そして,自宅近くの駅で下車.自宅まで,700メートルの登り坂を,荷物を引っ張って歩く.暗くて人通りが殆どない坂道をウンコラ,ウンコラと引っ張るのは辛い.
 20時少し前に,無事,我が家に帰宅する.本当にヤレヤレである.

■こうして長旅は終わった
 とにかく,何はさておき,風呂に入って,10日間の疲れを取る.そして,夕食もろくに摂らずに,荷物などは一切開けずに,そのまま就寝する.
 こうして,10日間のロッキー山脈の旅は無事終わった.


帰国2日目:2010年8月30日(月)

 時差ボケと猛暑の中,帰国2日目を迎える.
 一連の旅で得られた資料や,日記の整理を始めようと思うが,時差ボケで真夜中に目が冴えてきたり,猛烈な暑さでやる気がなくなったりで,結局は捗らない.
 午後からフラフラと大船まで出て,駅前の某ファストフード店で,200円也のコーヒーを賞味する.
 帰国2日目のグウタラ振りは,次のブログ記事で記述したとおりである.
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/82c5389257e42c0532e74bf2d65f0e37

  ***************************** 

<第9~10日のラップタイム>

■2010年8月27日(金)
 5:30  モーニングコール
 6:00  ホテル1Fレストランで朝食
 7:00  チェックアウト
 7:15  シェラトンデンバーダウンタウンホテル発(専用車)
 7:57  デンバー国際空港着
   ※自動チェックインシステムで搭乗手続
    長い行列でセキュリティチェック
10:16  デルタ航空DL3477便に搭乗
10:25  出発
10:45  離陸
11:44  ソルトレークシティ空港着陸
11:52  ディセンバーグ
    ※トランシット
13:10  DL639便成田行に搭乗
13:55  出発
14:11  離陸

<<機中泊>>

■第10日目:2010年8月28日(土)
16:25  成田空港に着陸
16:38  到着
16:54  入国手続
16:56  バゲージクレイム
17:16  成田空港発(成田エキスプレス40号4番4号)
19:10  大船 着(19:22発)(湘南モノレール)
19:26  ××駅着
19:40  帰着

<総行動時間>

  シェラトンデンバーダウンタウンホテル発   7:15
  自宅着               (翌日)19:40 (時差-15時間)
    (総行動時間)          25時間25分(25.42h)    (1)

<移動時間の内訳>

 
シェラトンデンバーダウンタウンホテル→デンバー空港
  シェラトンデンバーダウンタウンホテル 発  7:15
  デンバー国際空港           着   7:57
   (所要時間)               42分(0.70h)         (2)
 
デンバー国際空港→ソルトレークシティ国際空港
  デンバー国際空港           発  10:25
   ソルトレークシティ国際空港      着  11:11
   (所要時間)                      46分(0.77h)           (3)
 
ソルトレークシティ国際空港→東京(成田)国際空港
  ソルトレークシティ国際空港      発  13:55
  東京(成田)国際空港         着 16:38(翌日.時差-15h)
   (所要時間)              11時間43分(11.72h)          (4)
  
東京(成田)国際空港→自宅
  東京(成田)国際空港         発  17:16
  自宅                 着   19:40
   (所要時間)           1時間24分(1.40h)          (5)

■総移動時間(1)+(2)+(3)+(4)+(5)        14時間35分(14.59h)           (6)

■移動時間比率(6)/(1)×100
                        14.61h/25.42h×100=57.4(%)                (7)

                        (つづく)
「ロッキー山脈紀行」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/74bb88bd6e373fddcca38092c507c961
「ロッキー山脈紀行」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/ee915e0f1bb651749c4f7d72a5c10f47 



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