<エメラルドレーク>
ロッキー山脈紀行(39):第8日目(2):ベアレーク公園
(アルパインツアー)
2010年8月19日(木)~28日(土)
第8日目:2010年8月26日(木) (つづき)
<周辺地図>
ベアレーク部分を拡大
↓
枠の部分を拡大
↓
<ロックカットガーデンを出発>
■ノックしてはダメ!
ロックカットの散策を終えて,13時54分,駐車場に戻る.
駐車場付近は,結構,沢山の観光客で賑わっている.ここでトイレ休憩.ツアーリーダーが私達に注意をする.
「トイレの扉をノックしてはダメですよ・・ノブを引っ張って開かなければ使用中です.ノックしないで,いきなりノブを引っ張るんですよ.ノックをすると中の人が『何事か!?』とビックリしてしまいますよ・・」
私は,所変われば品変わると言うが,ノックなしとは凄いところだなと,改めてビックリする.
■ベアレーク駐車場に到着
トイレを済ませた私達を乗せた専用車は,14時02分にロックガーデン駐車場を出発する.そして,ルート34に沿って,クネクネとカーブが続く尾根道を進む.
14時45分,ディアーリッジジャンクション(Deer Ridge Junction)に到着する.ここから,ルート36に入る.そして,14時48分頃,ルート36から左折して,ベアレークロード(Bear Lake Ld.)に入る.曲がりくねった道を辿って,15時00分,ベアレーク駐車場に到着する.
<ベアレーク公園を散策>
■右側通行ですよ
駐車場は綺麗に整備されている.沢山の自家用車が駐車している.どうやら,有名な観光地らしい.駐車場の片隅には立派な事務所が建っている.この事務所の脇にトレイロードの入口がある.
15時12分,いよいよトレッキングの開始である.ガイドから注意がある.
「ここでは,右側通行です.例え片側に岩があるところでも,ここでは『山側に避ける』という概念はありません.必ず右側通行を守って下さい.」
<トレッキング開始>
■神秘的なニンフレーク
道路は翌整備されているが,長い登り坂になっている.例によって,たちまちの内に,速組と遅組に分かれてしまう.グレイズピーク・トレイズピーク山の遅組のメンバーが,そのまま今日も遅組になっている.遅組の女性から,
「FHさん,一緒に歩いて下さい.FHさんの後を歩くと歩きやすいです.お願いします・・」
と懇願される.
内心,“またですか~ぁ・・”とも思ったが,こんなときに絶対に嫌とは言えない優柔不断なところが,FHの特徴.
「良いですよ・・後からユックリ歩きましょう」
トレイルロードは,ほぼ西の方向に伸びている.途中,進行方向右手,つまり北側に峻険な岩場が屹立している.石でも落ちてこないかと,心配しながら右側通行で岩のすぐ脇を通り過ぎる.
15時12分,ニンフレーク(妖精の湖)に到着する.針葉樹の木立に囲まれた静かな湖水である.綺麗な水を湛えている.とにかく美しい.私達は,岸辺の木陰で,暫くの間,休憩を取る.
<神秘的なニンフレーク>
■フラトップ山とフィレトップ山が見える
15時36分,ニンフレークを出発する.
湖水の岸辺に沿ってトレイルロードが伸びている.湖水の畔が遠ざかるにつれて,急な登り坂になる.遅組の方々は,たちまちの内に先頭から遅れ出す.私は内心では少々焦れったく感じているが,折角頼りにされているのだからと,自分に言い聞かせて,遅組のお付き合いを続ける.
15時50分,木立の間から視界が開ける所を通過する.前方には二つの山が見えている.向かって右手(北側)に見える山がフラトップ山(Llatotop Mtn,標高3,756m),左手(南側)がハレット山(Hallet Peak,標高3,875m)である.
■木橋を渡る
その後もすばらしい散策路が続く.16時08分,小川に架かる小さな木橋を渡る.前方には,片側が断崖になった三角錐状のとんがり山が見えている.足許はゴツゴツした岩場になる.
■エメラルドレークに到着
16時11分,ゴツゴツした岩場を抜けて,エメラルドレーク(Emerald Lake)に到着する.ニンフレークより一回り小さな湖水のようである.ただ,こちらの湖の方が山の奥にあるので,それだけ神秘的な雰囲気を醸し出している.
私達は,湖畔で,暫くの間,休憩を取る.
<可愛いリスが現れる>
■往路を戻る
16時20分,エメラルド湖を出発,往路を戻る.16時41分,ニンフレークを通過する.そして,16時58分,トレイルロード入口に戻る.
ここで,暫くの間,休憩.
事務所の掲示板に貼り付けてある案内図や説明書きを読みながら,休憩時間を過ごす.
<駐車場に戻る>
<事務所には沢山の地図や写真が掲示されている>
■ベアレーク公園駐車場を出発
17時15分,私達は専用車に乗り込んで,ベアレーク公園駐車場を出発する.往路のベアレークロードを北へ進んで,公園入口付近で右折して,ルート36に入る.
専用車の中で,4.95ドルで購入した“The Best of Bear Lake Country; A Rocky Mountain National Park Insider’ s Guide.”をパラパラとめくってみる.私達は,このガイドブックに紹介されている美しい場所のほんの少ししか歩いていないことに気がつく.また,機会があったら,先ほど歩いたところ以外の湖や山も歩いてみたいなと思う.
(つづく)
「ロッキー山脈紀行」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/e4c0ebcac2ba89b4e90ba727265ca6b7
「ロッキー山脈紀行」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/ddaf2411c1ffc13de4c73c19165e8d56
ロッキー山脈紀行(39):第8日目(2):ベアレーク公園
(アルパインツアー)
2010年8月19日(木)~28日(土)
第8日目:2010年8月26日(木) (つづき)
<周辺地図>
ベアレーク部分を拡大
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<ロックカットガーデンを出発>
■ノックしてはダメ!
ロックカットの散策を終えて,13時54分,駐車場に戻る.
駐車場付近は,結構,沢山の観光客で賑わっている.ここでトイレ休憩.ツアーリーダーが私達に注意をする.
「トイレの扉をノックしてはダメですよ・・ノブを引っ張って開かなければ使用中です.ノックしないで,いきなりノブを引っ張るんですよ.ノックをすると中の人が『何事か!?』とビックリしてしまいますよ・・」
私は,所変われば品変わると言うが,ノックなしとは凄いところだなと,改めてビックリする.
■ベアレーク駐車場に到着
トイレを済ませた私達を乗せた専用車は,14時02分にロックガーデン駐車場を出発する.そして,ルート34に沿って,クネクネとカーブが続く尾根道を進む.
14時45分,ディアーリッジジャンクション(Deer Ridge Junction)に到着する.ここから,ルート36に入る.そして,14時48分頃,ルート36から左折して,ベアレークロード(Bear Lake Ld.)に入る.曲がりくねった道を辿って,15時00分,ベアレーク駐車場に到着する.
<ベアレーク公園を散策>
■右側通行ですよ
駐車場は綺麗に整備されている.沢山の自家用車が駐車している.どうやら,有名な観光地らしい.駐車場の片隅には立派な事務所が建っている.この事務所の脇にトレイロードの入口がある.
15時12分,いよいよトレッキングの開始である.ガイドから注意がある.
「ここでは,右側通行です.例え片側に岩があるところでも,ここでは『山側に避ける』という概念はありません.必ず右側通行を守って下さい.」
<トレッキング開始>
■神秘的なニンフレーク
道路は翌整備されているが,長い登り坂になっている.例によって,たちまちの内に,速組と遅組に分かれてしまう.グレイズピーク・トレイズピーク山の遅組のメンバーが,そのまま今日も遅組になっている.遅組の女性から,
「FHさん,一緒に歩いて下さい.FHさんの後を歩くと歩きやすいです.お願いします・・」
と懇願される.
内心,“またですか~ぁ・・”とも思ったが,こんなときに絶対に嫌とは言えない優柔不断なところが,FHの特徴.
「良いですよ・・後からユックリ歩きましょう」
トレイルロードは,ほぼ西の方向に伸びている.途中,進行方向右手,つまり北側に峻険な岩場が屹立している.石でも落ちてこないかと,心配しながら右側通行で岩のすぐ脇を通り過ぎる.
15時12分,ニンフレーク(妖精の湖)に到着する.針葉樹の木立に囲まれた静かな湖水である.綺麗な水を湛えている.とにかく美しい.私達は,岸辺の木陰で,暫くの間,休憩を取る.
<神秘的なニンフレーク>
■フラトップ山とフィレトップ山が見える
15時36分,ニンフレークを出発する.
湖水の岸辺に沿ってトレイルロードが伸びている.湖水の畔が遠ざかるにつれて,急な登り坂になる.遅組の方々は,たちまちの内に先頭から遅れ出す.私は内心では少々焦れったく感じているが,折角頼りにされているのだからと,自分に言い聞かせて,遅組のお付き合いを続ける.
15時50分,木立の間から視界が開ける所を通過する.前方には二つの山が見えている.向かって右手(北側)に見える山がフラトップ山(Llatotop Mtn,標高3,756m),左手(南側)がハレット山(Hallet Peak,標高3,875m)である.
■木橋を渡る
その後もすばらしい散策路が続く.16時08分,小川に架かる小さな木橋を渡る.前方には,片側が断崖になった三角錐状のとんがり山が見えている.足許はゴツゴツした岩場になる.
■エメラルドレークに到着
16時11分,ゴツゴツした岩場を抜けて,エメラルドレーク(Emerald Lake)に到着する.ニンフレークより一回り小さな湖水のようである.ただ,こちらの湖の方が山の奥にあるので,それだけ神秘的な雰囲気を醸し出している.
私達は,湖畔で,暫くの間,休憩を取る.
<可愛いリスが現れる>
■往路を戻る
16時20分,エメラルド湖を出発,往路を戻る.16時41分,ニンフレークを通過する.そして,16時58分,トレイルロード入口に戻る.
ここで,暫くの間,休憩.
事務所の掲示板に貼り付けてある案内図や説明書きを読みながら,休憩時間を過ごす.
<駐車場に戻る>
<事務所には沢山の地図や写真が掲示されている>
■ベアレーク公園駐車場を出発
17時15分,私達は専用車に乗り込んで,ベアレーク公園駐車場を出発する.往路のベアレークロードを北へ進んで,公園入口付近で右折して,ルート36に入る.
専用車の中で,4.95ドルで購入した“The Best of Bear Lake Country; A Rocky Mountain National Park Insider’ s Guide.”をパラパラとめくってみる.私達は,このガイドブックに紹介されている美しい場所のほんの少ししか歩いていないことに気がつく.また,機会があったら,先ほど歩いたところ以外の湖や山も歩いてみたいなと思う.
(つづく)
「ロッキー山脈紀行」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/e4c0ebcac2ba89b4e90ba727265ca6b7
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