中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
最初に左下の“カテゴリー”を選んで,クリックして下さい.

ロッキー山脈紀行(27):第6日目(1):アスペン市内観光

2010年11月05日 17時47分00秒 | アメリカ;ロッキー山脈

                   <山を背景に何とも美しいアスペンの街>

   ロッキー山脈紀行(27):第6日目(1):アスペン市内観光
            (アルパインツアー)
       2010年8月19日(木)~28日(土)

第6日目:2010年8月24日(火)

<第6日目の行程>

 アスペンを半日観光した後,ブレッケンリッジ(Breckenridge)まで移動する.



<アスペン市街図>



<アスペンの朝>

■甘いオートミール
 エルバート山につつがなく登れたこともあって,昨夜は大変よく眠れた.どうやら,渡米6日目にして,漸く時差ボケからも解消されたようである.5時頃目が覚めるが大変気分が良い.
 6 時丁度にモーニングコールがある.それから30分ほどの時間を,昨日の行動記録を纏めるのに費やす.その後,荷物の整理をしている内に,7時10分になる.
 7時15分,ホテル1階のレストランへ移動する.
 朝食は例によってバイキング形式.例によって,品数はほんの少ししかない.
 まだ,胃腸が本調子ではないので,コーヒー,果物,たまご,オートミールなど,軽めのメニューで済ませる.ただ,オートミールが甘すぎて参った.
 軽く食事を終えて,8時頃,一旦,自室へ戻る.
 

■アスペン市内に移動
 8時30分に,ホテルをチェックアウトして,ロビー付近の集合場所に集まる.ホテルロビーで,アスペンの市街図を入手する.
 9時05分,2台の専用車に分乗した私達は,ホテルを出発する.アスペンは,緑の多い素晴らしい街である.ガイドから,ここはスキーのメッカとして大変有名なところだと聞いている.
 9時12分,郊外のガソリンスタンドに立ち寄って,給油をする.木立に囲まれた閑静な所である.

<アスペン市内を散策>

■ゴンドラ乗り場
 9時24分,私達を乗せた専用車は,アスペンのハイマン通り(Hyman Ave.)と,ハンター通り( Hunter St)の交差点に到着する.ここで下車.
 まずは,ハンター通りを,真っ直ぐ南へ数分歩いて,シルバークイーンゴンドラ(Silver Queen Gondola)乗り場まで移動する.ハンター通りを突き当たると,数十段の階段がある.この階段を登るとゴンドラ乗り場前の広場になる.
 ここで,一旦解散.10時30分まで,待ちに待った自由行動である.
 私は地図を頼りに見知らぬ街を歩き回るのが,とても好きである.ただし治安が良ければ野話だが・・
 

■ネイトさんの案内で歩き出す
 私は特にアスペンで買いたいものはないが,ガイドのネイトさんが,登山用品で有名な店を紹介するというので,暫くの間,一行と行動を共にする.
 まずはディーン通り(Dean St.)を西へ2ブロックほど歩いて右折,ミル通り(Mill St)に入る.ここを2~3ブロックほど北へ進む.すると道幅が広くなり,辺りが公園風になる.
 私は,そろそろ地図を頼りに1人で歩きたくなった.そこでネイトさんに断って,1人で時間の許す限り,市内をブラブラ歩きを開始する.


■観光案内所
 9時35分,まずはクーパー通り(Cooper Ave. Mall)を,東に向かって歩き始める.早朝のためか人影は殆どない.道幅がとても広くて街路樹が綺麗な通りである.清潔感が溢れている.
 「・・良い街だな・・やっぱりアメリカは良いな・・」
と私一人で悦に入っている.
 9時45分,ハンター通りとの交差点に到着する.先ほど専用車から降りたところに近い.ここに,旅行案内所があるが,まだ早朝のためか開いていない.残念.カウンターに置いてあるアスペンの市街地図を1枚頂戴する.なかなか綺麗な地図だが,南北が逆さになっているので,少々戸惑う.


■ウエストエンド通り
 そのままクーパー通りを東へ進む.スプリング通り(Spring St.)の交差点を通り越して,さらに東へ進む.通りにはほとんど人気がない.
 通りの向こうには美しい山が聳えている.私は時々立ち止まって,山を背景にした街並みをデジカメに収める.大満足.

■洒落たショーウインドウ
 途中,途中で,店のショーウインドウを覗き込む.どこの店のショーウインドウもなかなか洒落た飾り付けになっている.
 暫くは,洒落たショーウインドウの写真を見ていただこう.








■シティマーケット
 9時55分,シティマーケットに到着する.店の前に素晴らしい花が山のように飾り付けられている.まだ,店は開店前なので閑散としている.店の中が見られず残念.
 さらに,クーパー通りを東へ進む.そしてウエストエンド通り(West End St.)を通り過ぎると,北側一帯が広い公園になっている.




■お困りですか?
 ウエストエンド通りまで戻って,ウエストエンド通りを1ブロックだけ南へ進んで,デュラント通り(Durant Ave.)で右折して東へ向かう.辺りは閑静な住宅地のようである.南側に広がるスキー場とゴンドラがとても良く見える.
 地図を片手に,自分の位置を確かめながら,美しい街並みを写真に収める.
 突然,後ろから来た初老の紳士に話しかけられる.
 「・・道にお迷いですか?」
 私は,突然,声を掛けられたのでビックリする.
 「あっ・・,いえ,・・,地図を頼りに見知らぬ街を歩き回るのが趣味でして・・どうも有り難う」
 「どこから来たんですか?」
 「日本からです.エルバート山に登るのが目的で・・」
 「何日ぐらいアメリカにいるの?」
 「10日ほどです.4000メートル級の山を4座登るツアーです・・」
私は,たどたどしい英語でオシャベリする.正直,馴れない英語は疲れる.



<ゴンドラ乗り場にて>

■フライドルフェイファーの像
 
10時18分,ゴンドラ乗り場の真下に立ってい
フライドルフェイファー(Fridl Pfeifer, 1911-1995)の像のところへ戻る.像の足許の説明板によると.フェイファーはアスペンスキークラブ,アスペンスキー学校など創始者で,バターミルク山の開発などに大変な功績のあった方のようである.
     

■集合場所に戻る
 10時20分,集合時間10分前にゴンドラ乗り場に戻る.まだ,誰も来ていない.
 「・・なんだ,戻るのがちょっと早すぎたかな.もう少しユックリ見物すれば良かったな・・」
と悔しい思いをするが,改めて見物して廻るほどの時間はない.仕方なく広場でボンヤリと過ごすことにする.
 その内に,私と同じように一人で散策していた方が姿を現す.でも大半の方々は,所定の10時30分を過ぎても戻ってこない.
 「何だ!・・時間厳守と言っておきながら,ガイド自身が遅刻するとはケシクリカランぞよ・・」
私はパンクチュアルでないことに.私は内心では本当に立腹している.

■ようやくネイトさんのグループが戻る
 10時35分,大半の方々がネイトさんに引率されて,やっと戻ってくる.
 もう,集合時間が過ぎているのに,階段下のフライドルフェイファー(Fridl Pfeifer, 1911-1995)の彫像の前で休憩を取っている.


■ゴンドラ乗り場
 一同が,ようやく階段上のゴンドラ乗り場に集まり始める.
 私は辛抱強く,一同が集まるのを待っている.正直なところ,集合時間が5分や10分遅れても,特段どうということもないのだが,私自身,もっと市内を見物したいのに,集合時間に遅れてはまずいと思って,後ろ髪を引かれる思いで,集合場所に戻ったのに・・・
 人間ってつくづく身勝手なものだなと思う.自分だって,遅刻する可能性があるのに,どうして,こうもカッカとするのだろう.


■アスペンで収集した資料とメモ帳
 一行が戻ってくるまで,私は,ゴンドラ乗り場の日陰で,収集した資料と,メモ帳の整理をしながら待ち続ける.
 一行が戻ってくるのが,やや遅れたので,その間に,今,歩いてきたルートや風物を整理して,メモ帳に記録することができた.これで,今夜の纏め作業が少しは楽になるだろう.
 そう考えると,多少スケジュールが遅延したもの,まんざら悪くはないなと思えるようになる.


                              (つづく)

「ロッキー山脈紀行」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/b4ada83ce271942abea13410e7db717a
「ロッキー山脈紀行」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/c900e2ca978bb7eb2a1611c6b7d0127e

[加除変更]
2010/11/06 転換ミス数カ所訂正



[編集後記]

2010年11月5日(金)
 快晴

 正に絶好の丹沢日和だが,野暮用があって出掛けられない.残念至極.
 午後から,無理に時間を作って,鎌倉中央公園,源氏山公園をぐるり一回りしてきた.距離はおよそ6キロメートル.まあ,歩かないよりはマシという所だろう.
 鎌倉中央公園の紅葉は,漸く始まったばかりだが,なかなか見応えがあって美しい.でも,源氏山公園の紅葉はマダマダ.
 鎌倉中央公園は地元の方々が,三々五々,散策している程度だが,山ノ内配水場から葛原ヶ岡に入った途端に,観光客で賑わっている.源氏山公園の化粧坂から源頼朝像の付近は修学旅行の学童達で大賑わいである.
 今日の気温は暑くも寒くもない.公園のベンチに座って,ポカポカ日光を浴びていると,ついつい眠くなる.どうせ急ぐこともないので,ベンチに腰掛けたまま,10分ほど居眠りをする.実に気持ちがよい.
 その後も,成り行き任せで,3~4時間ほど,あちこちを歩き回って,夕方帰宅する.
 こんな勿体ない時間の使い方をしていて良いんだろうかと反省する.
     
        <今日の鎌倉中央公園>


<今日の源氏山公園>

                       (今日のボヤキ終わり)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。