中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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アンナプルナ・ダウラギリ展望紀行(17)

2008年02月22日 19時19分22秒 | ネパール:アンナプルナ展望
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                アンナプルナ・ダウラギリ展望紀行(17)
                        ヒレへ
             2001年3月29日(木)(つづき)
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<バンタニティへ>

■ナゲターンを出発

 ナゲターンで休憩を取った私達は,9時52分に歩き出す。直ぐに木橋を渡ると,急な登り坂になる。前方から来たロバの隊商とすれ違う。やがて,坂道を登り切って茶店の前を通過する。再び湿った登り坂になる。ここで,女性のTさんが滑って転ぶ。
 11時16分,また集落を通過する。そしてコンクリート製の橋を渡る。素晴らしい渓谷である。ここで写真を撮る。
 10時26分,再び平坦な道となる。左手の下の方から川が流れる音が聞こえてくる。すぐに,リバーサイドレストランの前を通過する。2回,木橋を渡る。なだらかなアップダウンが連続する。歩くうちに川の音が次第に遠のく。
 10時59分,私達はバンタニティのレストランで休憩を取る。私は僅かな時間を利用して,レストランの全景をスケッチする。

                 <バンタニティのレストラン>

■バンタニティで昼食
 休憩を取った後,11時15分,バンタニティのレストランを出発する。バンタニティの街中を歩いて,11時25分にランチを摂るレストランに到着する。このレストランの名前は分からないが,谷間にせり出した風光明媚な所である。

               <バンタニティで昼食を摂る>

 まずはスープ。チョッピリ香料が効き過ぎるが,とても美味しいので,お代わりをする。主食はポテトフライ,漬け物,豆のごま和えである。

                 <バンタニティの昼食>

■ウレリで休憩
 12時40分にバンタニティを出発する。なだらかな道が続く。集落の中を通り過ぎる。ただ,集落の名前は分からない。可愛いヤギが遊んでいる。雨が降り出す。
 12時58分,大きな集落の中を通過する。
 深い谷間の右岸に沿って,見晴らしの良い道を歩き続ける。そして,下り階段を進んで,13時20分,ウレリという場所で休憩を取る。傍らに道祖神のような祠が建っている。小屋の前のベンチで,現地人のカップルが休憩を取っている。

   <ウレリのレストラン>               <新装開店休憩所とレストラン>

<綺麗なランの花>

■綺麗なラン

 13時35分に歩き出す。道端に生えている大きな木の枝から,下向きにランが咲いている。
 「凄い! 綺麗だ!」
と皆が口々に言う。ここで成り行きで小休止する。
 現地ガイドのノルブが,大きな木にスルスルと登って,このランを取ろうとする。
 「可愛そうだから取らないで・・・」
と叫ぶが,日本語が分からないノルブは,ニコニコしながらランを取って,女性のTさんに手渡す。

         <上:道祖神のような祠>    <大きな木に下向きに咲くラン>

■ヒレに到着
 どこまでも続く石段を何段も,何段も下り続ける。
 14時15分,「新装開店休憩所とレストラン(New Open Guest House & Restaurant)」というところで,休憩を取る。眼下には段々畑が広がっている。そして,14時30分にまた歩き出す。歩き出してすぐに,日本人のツアー団体とすれ違う。どうやら私達とは逆周りで,同じコースを廻っているようである。

            <上:ツアー客が進む> <下:ロバの隊商>

 14時40分,吊り橋を渡る。直ぐに登り坂になる。また,高い吊り橋を渡る。高さは20メートルほどもあるだろうか。高所が苦手の私は,どうしても屁っ放り腰にならないと渡れない。つづいて石橋を渡ると,ホテル群のある集落になる。現地ガイドに集落の名勝を聞くと,ティゲトウニガというらしい。ティゲは平,ドウニカは石のことらしい。つまり,ティゲトウニカは平らな石,すなわち,なだらかな尾根道ということらしい。
 14時56分,また大規模なロバの隊商とすれ違う。
 そして,14時58分,今日のキャンプ地,ヒレ(標高1,520m)に到着する。

             <上:Excellent View House><下:滝>
                                                             (つづく)


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