というわけでいよいよケロロの感想も最後になってしまいました。ホントの最終回『ケロロ軍曹乙 史上最長の侵略スペシャル!!』の感想です。7年目にして初の1時間スペシャルです。といっても無印の最終回にもう1回358話を続けて放送するという流れです。そのためオープニングのメンドク星マーチ<小隊Ver.>は2回流れます。
第357話「日向家 春、帰還 であります」の感想は以前書いたので
こちらを参照のこと
第358話は「世界のケロロ軍曹 であります」、「ケロロ ケロン軍式遠足大公開! であります」の二本立てです。
「世界のケロロ軍曹 であります」は
ケロロは、日々の家事手伝い等の多忙を極める毎日に「我輩がたくさんいれば…」と思うようになる。地球儀を眺めて地球が意外と広いことに気付いたケロロは思い立つように会議室を後にする。
358話Aパートは地球が広いために自分がひとりだけではなかなか侵略ができないと考えたケロロは世界各国に自分が入ればと考えるようになる。そしてコネと外交力(ドロロに土下座)で1週間で分身の術をマスターし自分を増やすことに成功。その後日向家で演習をした結果、夏美に手に負えないといわしめ、作戦がうまくいくと踏んだケロロは世界中に自分の分身をばら撒く。しかし、世界の夏美的な人物に同じようにこき使われるという話ですね。
話も原作ありの回だったようですがなかなかよかったですね。ケロロっぽい感じです。モアがケロロが増えた光景をみて嬉しそうなのもいつものとおりですね。そして作戦もタンスの角に小指をぶつけてどうのこうのというのよりはまともですね。それでも侵略できないあたり流石ですね。
「ケロロ ケロン軍式遠足大公開! であります」
明日が遠足の冬樹は、夏美からてるてる坊主を受け取り楽しそうに談笑している。しかし、ケロロ達は『エンソク』をケロン軍でいう所の『遠距離侵略足術強化訓練』の事だと勘違いする。
というわけで7年のトリを飾る話は、冬樹の遠足の話です。冬樹が遠足に行くという話をきいたケロロが怯える。それはケロン軍でいう所の『遠距離侵略足術強化訓練』の事だと勘違いしたためである。ケロン軍の中で最も過酷を極める訓練の一つを行っていることに驚異をいだき、自分たちも負けじとおこなうことに。内容は白線の外に出たら雷直撃や、ドロロが岩を落とすなど過激なものに。
その冬樹の遠足の目的地で遠足はおわり、レクリエーション施設を軍事演習だと勘違いしているところで冬樹と合流。その後、桃華、小隊と一緒にご飯をたべることになり、だんだん夏美、秋、親衛隊、モア、556、ラビィ、ポール、326などレギュラーメンバーとみんなで弁当を食べることに。みんなが集まる不思議な樹の下で弁当を食べて、「軍曹たちの遠足はまだまだ続きそうです」というナレーションで終了。
これも最終回らしく全員集合で終わりましたね。7年も続いただけあって最後はこういうのでいいのでしょうね。冬樹の遠足ということで桃華と冬樹の話の終わり方もいつもどおりの感じでよかったですね。特に進まず、後退せずであくまでいつもの感じですね。普通ならケロン星に帰るとかで終わるのでしょうが1期の終わりでやってますし、編成上の問題でこうなったのでしょうね。でもこのほうが良かったと思います。あくまでいつもどおりというのがいいのです。最後の日立の樹のパロディもほのぼのの終わり方で良かったです。
これで7年間の放送を終えましたが、本当にお疲れ様でした。全部見たわけではないですが久々に毎週見たアニメになりました。火曜から乙の再放送が始まりますが、これで終わるのではなくぜひ8期の放送に期待したいですね。そのためのこのような終わり方だった気がします。