@tanappe03101b 06-28のポスト数:2 (うちRT:0)
— たなっぺ (@tanappe03101b) 2016年6月29日 - 00:09
というわけでトミカライフ増刊号です。今回は今年上半期購入したトミカでブログで取り上げていないトミカと、今年上半期絶版になってしまったトミカを取り上げます。途中までGT-Rばかり登場します。興味のない方は読み飛ばしてください
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上半期購入したけど取り上げていないトミカはこちらになります。結構購入していますね。
まず最初は昨年12月26日に発売された栄光のGT-Rセットです。GT-Rといえば日本を代表するスポーツカーブランドですが、かつてはスカイラインの1ラインナップでした。レースで勝つために生まれてきた車で、数々の伝説を打ち立てた車です。そんあGT-Rはトミカでもラインナップに設定されています。歴代のGT-Rをまとめたセットです。
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まずはC10型のGT-R。3代目のスカイライン、通称ハコスカのときに1969年に発売された記念すべき初代のGT-Rです。GT-Rといえばスポーツカーということもあり、2ドアクーペを想像しがちですが、ご覧のように初代は4ドア。実は名車ハコスカはデビュー当時は2ドアの設定がなく、4ドアと5ドアワゴンの2種類の設定でした。1970年に2ドアが設定されGT-Rも2ドアに移行します。当時のレーシングエンジンをベースにしたS20エンジンを載せており、当時としてはかなりの高出力160psを絞り出しています。いまでこそスカイラインはかなり大きい車になっていますが、この当時のボディサイズは今でいうとカローラぐらいの大きさとなる全長4395mm(現行カローラアクシオは4400mm)でした。当時としては圧倒的な性能で、レースで50勝(そのうち連勝は46、49など諸説あり)という記録を打ち立てています。トミカは1970年に発売されましたが、実は4ドアのハコスカは当時トミカ化されておらず、今回のは2011年にトミカリミテッドとして登場したものをベースにしています。
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続いては1989年に登場したR32型GT-Rです。スカイラインとしては8代目のモデルです。私と同い年です。ハコスカが4代目のケンメリにモデルチェンジした際にも継続してGT-Rは設定されましたが、当時の排ガス規制をクリアできず197台の生産ののち生産中止になりました。そんなGT-Rが16年ぶりに復活したモデルです。今でもファンの多いこのモデルは当時のバブル景気で各社スポーツカーを出していた中でもNSXと並ぶ当時の国産最高の性能を誇っていました。RB26DETTエンジンは国産で初めて280psに到達しその後の国産車自主規制値をつくったモデルです。駆動方式もアテーサET-Sという4WDとFRのいいところを組み合わせたような駆動方式で4WDでありながら後輪駆動車のような曲がり方をするモデルです。レース界でも活躍しデビュー戦ではワンツーフィニッシュ。それも2週以上の周回差をつけての圧勝というGT-R復活を印象づけるものでした。その後もレースで勝ち続け、29連勝まで記録を伸ばします。競争が激しい世界で3年以上も勝ち続けたことは異常というべき記録です。ちなみにトミカでもトミカ20周年記念の1990年にトミカ化されていますが、今回の金型は2014年に制作したイベントモデルなどに用いられたものです。
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続いて10代目となるスカイラインをベースにしたR34型GT-Rです。GT-Rとしては4代目になります。9代目をベースにしたR33型GT-Rは素性は悪くないもののボディを大型化したことで失敗作のレッテルを貼られてしまいました。そこでボディを小型化して登場したのがR34型のGT-Rです。ボディ剛性アップやトルクアップなどで性能の向上をはかる一方で、Mスペックと呼ばれる乗り心地を向上させたモデルを登場させるなど新しい方向性も探ったモデルです。1989年に復活したGT-Rですが、またも排ガス規制の影響で2002年に生産が打ち切られました。当時の日産は経営危機から復活し同じく日産スポーツカーの代表フェアレディZが復活したのと同じ時期でした。トミカとしてあとに登場するGT-Rプレミアムの金型を使っています。
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そして最後が現行型R35型GT-Rです。2007年に復活した最新のGT-Rです。この代からGT-Rからスカイラインの名前が外れ別のモデルになりました。その他、いままでのGT-Rが直列6気筒エンジンを搭載していましたが、この代からV6エンジンになっています。その性能はすざまじく、登場当時で0-100km/hの加速が3.2秒、最新のモデルで2.7秒、スーパーカーがタイムを競っているドイツのニュルブリンクサーキットでも登場当時で7分29秒3という市販車として世界最速記録を打ち立て、現在のモデルで7分19秒18を記録しています。こんな世界のスーパーカーと並ぶ性能ながらトランクも実用的で2人で旅行に行けたり、歩道の段差を乗り越えられるなど実用性も極めて高いものとなっています。トミカとしては現行No.99の色違いモデルですが、他のモデルがイベントモデルだったり高く売ることを前提にしたものである中、横に並べてもまったく遜色ない出来になっています。通常モデルはシルバーのモデルす。日産のイメージリーダーということもあり審査も厳しいのかもしれませんが、現行トミカラインナップとして最も出来のいい1台だと思います。しかしながら、7月に廃盤になってしまうのが残念ですね。
このセットはヘッドライトがクリアパーツだったり、なかなか良く出来たトミカが多いです。Amazonだと1500円ぐらいで買えますからかなり満足度は高いですね。実は最近まではなかなか買えずプレミアのついていましたが、いまなら普通に買えるのでおすすめです。
つづいてトミカプレミアム 日産 スカイライン GT-R V-SPEC2 Nurです。
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こちらは通常品ではトミカプレミアムNo.11として青発売されていますが、今回はインターネットのタカラトミーモール限定の色違いモデル。実はトミカショップでたまたま販売していたため、衝動買いしました。みためは先に紹介したモデルとおなじようなものですが、ホイールも実物に近づいておりプレミアム仕様になっています。
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GT-Rセットのものと並べるとこのように外側の見た目は同じなのがよくわかりますね。内装も作りこまれているため、値段の違いは感じられます。
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続いてはトミカ武将コレクションです。今年はトミカは2ヶ月に1回、戦国武将をイメージしたトミカを書店で発売しています。
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こちらはその武将コレクションを集める際に使うケースになっていて隔月ごとに発売されるモデルを集めるとすべて埋まるというディアゴスティーニ感覚のトミカコレクションです。ディアゴスティーニだったら初回は安く2回めに集めるためのバインダー通常価格でつくというような感じですが、こちらは初回にしっかりとお金を上乗せされて払うというディアゴスティーニとは程遠い感じです。ちなみにこのケースは紙製でありトミカ1台分の差を払う価値はありません(笑)では上半期に登場した武将トミカ3台を紹介します。
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まずは現在の大河ドラマで高視聴率をとっている真田幸村をイメージしたトミカです。ベースモデルはスバルWRXとなっています。赤のボディカラーが印象的です。
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つづいて織田信長トミカ。こちらはまとも登場GT-Rをベースにしたモデルです。ドアの家紋が印象的ですね。
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そして最後は上杉謙信トミカ。このベースになったモデルは光岡自動車のオロチがベースになっています。光岡自動車は聞き慣れない人も多いでしょうが、日本で10番目の自動車メーカーです。光岡自動車は既存の車をベースにクラシカルな見た目に変えたビュートなどの車が有名ですが、今回の車は光岡自動車オリジナルのスポーツカーです。ちなみに見た目早そうですが、トヨタの3.3LV6を搭載し、速さよりも見た目を重視した車です。
上半期のトミカ最後はイオン限定で発売された2つのモデルです。
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まず最初がマツダアテンザのデイトナレース仕様車。マツダのフラッグシップ車種アテンザをベースにレースに実際に出場しているアメリカのデイトナレースモデルのカラーリングにしたモデルです。。実際のものとまったく同じ見た目をしています。デイトナレースはいわゆる耐久レースで24時間で多くの周回を重ねなけなければなりません。そのためピットインでの燃料補給の時間を減らすことも重要な要素で燃費が良いディーゼルエンジンで参戦しているようです。このようなレース環境でもディーゼルの燃費はいいようで他にもアウディなどがディーゼルで参戦しています。
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そしてBRZのラリー仕様車です。BRZはトヨタ86のスバル版のモデルです。そんなBRZでラリーに参戦しようと作ったのがこのモデルです。見た目はスバルラリーに共通する青がメインカラーになっていますね。2014年から参戦しているようです。ただし、ラリーにはインプレッサのほうが有利ということもあり、なかなか成績は良くないようです。ちなみにショップが制作したこともあり、エアコン付きで公道でも走れるようですね。
そしてここからは絶版トミカ特集。毎月新しいトミカを紹介していますが、その一方で絶版になるトミカがあります。今回はそんなトミカを取り上げます。本当は毎月全部取り上げたいのですが、そもそも持ってないものもあったりするためなかなか難しいです・
まずはNo.26-7 東海大学ソーラーカー 東海チャレンジャー です。
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こちらはご覧のとおりソーラーカーになっています。太陽光だけで走る車です。このソーラーカーはかなり有名で世界のソーラーカーレースで毎回優勝するモデルです。実はこのトミカは東海大学に学会発表でで行った時にもらったものです。発売されてすぐのころですね。このソーラーカーの模型を展示して入れその横にいた説明してくれた人から「これしっていましたか?」と聞かれ「最近トミカになりましたから知っています」と答えたら知ってましたかと言われその場で横に何台かおいてあったこのトミカをもらえました。どうして自分だけもらえたのか謎ではありますが、個人的に非常に思い出のあるトミカになっています。
つづいて4月に廃盤になったNo.90-7 フィアット 500です。
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非常に可愛らしいみための車ですね。フィアットのモデルなかでも最も小さいクラスの車です。ルパン三世も乗っている名車フィアット500の発売50周年を記念して2007年に発売された車です。可愛らしいみためはパイクカー的ですが、2気筒エンジンを搭載するなど見た目だけでなく技術的にも挑戦したモデルになっています。すでに世界で100万台以上発売された人気車種になっています。この見た目はトミカによく似合っていますしトミカとしても2013年に出たばかりですから古くもないですが、白という地味な色で人気はあまり出なかったかもしれないですね。
つづいて同じく4月に廃盤になった No.105-7 スカイラインです。
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このトミカは実車発売前の2014年1月に発売されたトミカです。日産はトミカをカラーサンプルに使っていますからその関係もありそうです。この記事にもあるとおりスカイラインは歴代モデルがトミカ化されています。その中でももっとも短い寿命のトミカでした。現行のスカイラインは高級車という感じが強くなってしまい普通の人には馴染みのない車になってしまいましたからその点がマイナスだったのでしょうかね。
続いて5月に廃盤になったNo.89-4 トヨタ プリウスです。
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この車は国内でも大ヒットした3代目のプリウスです。2009年5月に登場し、12月に早くもトミカ化されました。このプリウスについてはモデルチェンジして旧型となってしまったのが理由でしょう。このトミカはあまりヘッドライト部の出来が良くないのが残念でした。歴代プリウスは発売から1年に以内にトミカ化されており、現行の4代目プリウスも昨年12月のモデルチェンジでしたから年内にトミカ化されるでしょうね。
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この型のプリウストミカでは2011年の東京モーターショーで購入した黒いプリウスのトミカが個人的に思い出深いですね。久々に購入したトミカということもあり大事にしています。売ってくれといわれも売れないですね。
そして今月廃盤になった、No.30-8 恐竜搬送車です。
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こちらはトラックで恐竜の模型を載せているトラックです。なんともこの恐竜がリアルな出来をしています。こういう遊びのあるトミカも悪く無いと思うのですが、子供受けを狙いすぎているのが良くないのでしょうか?このトラックはいすゞギガをベースにしており、9月に新しいのがでるために交代での廃盤なのでしょうかね。
そして、No.46-8 トヨタ 86です。
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これは2012年に発売されたトミカですが、この当時のトミカは出来が悪いものが多く、サイズも小さすぎるものが多かったです。そんな中1台だけ妙にクオリティが高かかったです。まだまだ実車も生産がつづいており、人気もあるのですが、もうすぐマイナーチェンジで見た目がかわることやBRZとのとの関係で廃盤になってしまったのでしょうね。なんとも惜しい1台です。
今回は長くなりましたが、時々こういうのもいいかなと思います。最後に今後のトミカライフの予定です。
7月16日 No.076 ホンダ シビック TYPE-R (初回有)、No.099 トヨタ シエンタ、リラックマトミカ、夏のDVD(+ポケモン予約)など
8月11日 トミカ博 in YOKOHAMA
8月20日 No.086 トヨタ 新車 (初回有)、No.094 日産 新車
9月17日 No.070 三菱 アウトランダー PHEV (初回有)、No.101 いすゞ ギガ ダンプカー
です。8月の新車はまだメーカーだけで車種名は発表されていません。日産の方は今年の今後の新車は8月のセレナのフルモデルチェンジ、10月のGT-Rのマイナーチェンジしかないですから間違いなくセレナだと思います。セレナは8月末のモデルチェンジで日産はフェアレディZ,スカイライン、そして現行セレナがモデルチェンジ前にトミカ化されていることもあり、ここは確実だと思います。トヨタの方はプリウスが個人的には有力ですが、86のマイナーチェンジの可能性もまだ残っています。4月にモデルチェンジしたパッソはキャストと見た目が被ってますし、おそらく無いでしょう。
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上半期購入したけど取り上げていないトミカはこちらになります。結構購入していますね。
まず最初は昨年12月26日に発売された栄光のGT-Rセットです。GT-Rといえば日本を代表するスポーツカーブランドですが、かつてはスカイラインの1ラインナップでした。レースで勝つために生まれてきた車で、数々の伝説を打ち立てた車です。そんあGT-Rはトミカでもラインナップに設定されています。歴代のGT-Rをまとめたセットです。
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まずはC10型のGT-R。3代目のスカイライン、通称ハコスカのときに1969年に発売された記念すべき初代のGT-Rです。GT-Rといえばスポーツカーということもあり、2ドアクーペを想像しがちですが、ご覧のように初代は4ドア。実は名車ハコスカはデビュー当時は2ドアの設定がなく、4ドアと5ドアワゴンの2種類の設定でした。1970年に2ドアが設定されGT-Rも2ドアに移行します。当時のレーシングエンジンをベースにしたS20エンジンを載せており、当時としてはかなりの高出力160psを絞り出しています。いまでこそスカイラインはかなり大きい車になっていますが、この当時のボディサイズは今でいうとカローラぐらいの大きさとなる全長4395mm(現行カローラアクシオは4400mm)でした。当時としては圧倒的な性能で、レースで50勝(そのうち連勝は46、49など諸説あり)という記録を打ち立てています。トミカは1970年に発売されましたが、実は4ドアのハコスカは当時トミカ化されておらず、今回のは2011年にトミカリミテッドとして登場したものをベースにしています。
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続いては1989年に登場したR32型GT-Rです。スカイラインとしては8代目のモデルです。私と同い年です。ハコスカが4代目のケンメリにモデルチェンジした際にも継続してGT-Rは設定されましたが、当時の排ガス規制をクリアできず197台の生産ののち生産中止になりました。そんなGT-Rが16年ぶりに復活したモデルです。今でもファンの多いこのモデルは当時のバブル景気で各社スポーツカーを出していた中でもNSXと並ぶ当時の国産最高の性能を誇っていました。RB26DETTエンジンは国産で初めて280psに到達しその後の国産車自主規制値をつくったモデルです。駆動方式もアテーサET-Sという4WDとFRのいいところを組み合わせたような駆動方式で4WDでありながら後輪駆動車のような曲がり方をするモデルです。レース界でも活躍しデビュー戦ではワンツーフィニッシュ。それも2週以上の周回差をつけての圧勝というGT-R復活を印象づけるものでした。その後もレースで勝ち続け、29連勝まで記録を伸ばします。競争が激しい世界で3年以上も勝ち続けたことは異常というべき記録です。ちなみにトミカでもトミカ20周年記念の1990年にトミカ化されていますが、今回の金型は2014年に制作したイベントモデルなどに用いられたものです。
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続いて10代目となるスカイラインをベースにしたR34型GT-Rです。GT-Rとしては4代目になります。9代目をベースにしたR33型GT-Rは素性は悪くないもののボディを大型化したことで失敗作のレッテルを貼られてしまいました。そこでボディを小型化して登場したのがR34型のGT-Rです。ボディ剛性アップやトルクアップなどで性能の向上をはかる一方で、Mスペックと呼ばれる乗り心地を向上させたモデルを登場させるなど新しい方向性も探ったモデルです。1989年に復活したGT-Rですが、またも排ガス規制の影響で2002年に生産が打ち切られました。当時の日産は経営危機から復活し同じく日産スポーツカーの代表フェアレディZが復活したのと同じ時期でした。トミカとしてあとに登場するGT-Rプレミアムの金型を使っています。
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そして最後が現行型R35型GT-Rです。2007年に復活した最新のGT-Rです。この代からGT-Rからスカイラインの名前が外れ別のモデルになりました。その他、いままでのGT-Rが直列6気筒エンジンを搭載していましたが、この代からV6エンジンになっています。その性能はすざまじく、登場当時で0-100km/hの加速が3.2秒、最新のモデルで2.7秒、スーパーカーがタイムを競っているドイツのニュルブリンクサーキットでも登場当時で7分29秒3という市販車として世界最速記録を打ち立て、現在のモデルで7分19秒18を記録しています。こんな世界のスーパーカーと並ぶ性能ながらトランクも実用的で2人で旅行に行けたり、歩道の段差を乗り越えられるなど実用性も極めて高いものとなっています。トミカとしては現行No.99の色違いモデルですが、他のモデルがイベントモデルだったり高く売ることを前提にしたものである中、横に並べてもまったく遜色ない出来になっています。通常モデルはシルバーのモデルす。日産のイメージリーダーということもあり審査も厳しいのかもしれませんが、現行トミカラインナップとして最も出来のいい1台だと思います。しかしながら、7月に廃盤になってしまうのが残念ですね。
このセットはヘッドライトがクリアパーツだったり、なかなか良く出来たトミカが多いです。Amazonだと1500円ぐらいで買えますからかなり満足度は高いですね。実は最近まではなかなか買えずプレミアのついていましたが、いまなら普通に買えるのでおすすめです。
つづいてトミカプレミアム 日産 スカイライン GT-R V-SPEC2 Nurです。
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こちらは通常品ではトミカプレミアムNo.11として青発売されていますが、今回はインターネットのタカラトミーモール限定の色違いモデル。実はトミカショップでたまたま販売していたため、衝動買いしました。みためは先に紹介したモデルとおなじようなものですが、ホイールも実物に近づいておりプレミアム仕様になっています。
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GT-Rセットのものと並べるとこのように外側の見た目は同じなのがよくわかりますね。内装も作りこまれているため、値段の違いは感じられます。
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続いてはトミカ武将コレクションです。今年はトミカは2ヶ月に1回、戦国武将をイメージしたトミカを書店で発売しています。
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こちらはその武将コレクションを集める際に使うケースになっていて隔月ごとに発売されるモデルを集めるとすべて埋まるというディアゴスティーニ感覚のトミカコレクションです。ディアゴスティーニだったら初回は安く2回めに集めるためのバインダー通常価格でつくというような感じですが、こちらは初回にしっかりとお金を上乗せされて払うというディアゴスティーニとは程遠い感じです。ちなみにこのケースは紙製でありトミカ1台分の差を払う価値はありません(笑)では上半期に登場した武将トミカ3台を紹介します。
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まずは現在の大河ドラマで高視聴率をとっている真田幸村をイメージしたトミカです。ベースモデルはスバルWRXとなっています。赤のボディカラーが印象的です。
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つづいて織田信長トミカ。こちらはまとも登場GT-Rをベースにしたモデルです。ドアの家紋が印象的ですね。
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そして最後は上杉謙信トミカ。このベースになったモデルは光岡自動車のオロチがベースになっています。光岡自動車は聞き慣れない人も多いでしょうが、日本で10番目の自動車メーカーです。光岡自動車は既存の車をベースにクラシカルな見た目に変えたビュートなどの車が有名ですが、今回の車は光岡自動車オリジナルのスポーツカーです。ちなみに見た目早そうですが、トヨタの3.3LV6を搭載し、速さよりも見た目を重視した車です。
上半期のトミカ最後はイオン限定で発売された2つのモデルです。
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まず最初がマツダアテンザのデイトナレース仕様車。マツダのフラッグシップ車種アテンザをベースにレースに実際に出場しているアメリカのデイトナレースモデルのカラーリングにしたモデルです。。実際のものとまったく同じ見た目をしています。デイトナレースはいわゆる耐久レースで24時間で多くの周回を重ねなけなければなりません。そのためピットインでの燃料補給の時間を減らすことも重要な要素で燃費が良いディーゼルエンジンで参戦しているようです。このようなレース環境でもディーゼルの燃費はいいようで他にもアウディなどがディーゼルで参戦しています。
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そしてBRZのラリー仕様車です。BRZはトヨタ86のスバル版のモデルです。そんなBRZでラリーに参戦しようと作ったのがこのモデルです。見た目はスバルラリーに共通する青がメインカラーになっていますね。2014年から参戦しているようです。ただし、ラリーにはインプレッサのほうが有利ということもあり、なかなか成績は良くないようです。ちなみにショップが制作したこともあり、エアコン付きで公道でも走れるようですね。
そしてここからは絶版トミカ特集。毎月新しいトミカを紹介していますが、その一方で絶版になるトミカがあります。今回はそんなトミカを取り上げます。本当は毎月全部取り上げたいのですが、そもそも持ってないものもあったりするためなかなか難しいです・
まずはNo.26-7 東海大学ソーラーカー 東海チャレンジャー です。
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こちらはご覧のとおりソーラーカーになっています。太陽光だけで走る車です。このソーラーカーはかなり有名で世界のソーラーカーレースで毎回優勝するモデルです。実はこのトミカは東海大学に学会発表でで行った時にもらったものです。発売されてすぐのころですね。このソーラーカーの模型を展示して入れその横にいた説明してくれた人から「これしっていましたか?」と聞かれ「最近トミカになりましたから知っています」と答えたら知ってましたかと言われその場で横に何台かおいてあったこのトミカをもらえました。どうして自分だけもらえたのか謎ではありますが、個人的に非常に思い出のあるトミカになっています。
つづいて4月に廃盤になったNo.90-7 フィアット 500です。
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非常に可愛らしいみための車ですね。フィアットのモデルなかでも最も小さいクラスの車です。ルパン三世も乗っている名車フィアット500の発売50周年を記念して2007年に発売された車です。可愛らしいみためはパイクカー的ですが、2気筒エンジンを搭載するなど見た目だけでなく技術的にも挑戦したモデルになっています。すでに世界で100万台以上発売された人気車種になっています。この見た目はトミカによく似合っていますしトミカとしても2013年に出たばかりですから古くもないですが、白という地味な色で人気はあまり出なかったかもしれないですね。
つづいて同じく4月に廃盤になった No.105-7 スカイラインです。
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このトミカは実車発売前の2014年1月に発売されたトミカです。日産はトミカをカラーサンプルに使っていますからその関係もありそうです。この記事にもあるとおりスカイラインは歴代モデルがトミカ化されています。その中でももっとも短い寿命のトミカでした。現行のスカイラインは高級車という感じが強くなってしまい普通の人には馴染みのない車になってしまいましたからその点がマイナスだったのでしょうかね。
続いて5月に廃盤になったNo.89-4 トヨタ プリウスです。
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この車は国内でも大ヒットした3代目のプリウスです。2009年5月に登場し、12月に早くもトミカ化されました。このプリウスについてはモデルチェンジして旧型となってしまったのが理由でしょう。このトミカはあまりヘッドライト部の出来が良くないのが残念でした。歴代プリウスは発売から1年に以内にトミカ化されており、現行の4代目プリウスも昨年12月のモデルチェンジでしたから年内にトミカ化されるでしょうね。
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この型のプリウストミカでは2011年の東京モーターショーで購入した黒いプリウスのトミカが個人的に思い出深いですね。久々に購入したトミカということもあり大事にしています。売ってくれといわれも売れないですね。
そして今月廃盤になった、No.30-8 恐竜搬送車です。
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こちらはトラックで恐竜の模型を載せているトラックです。なんともこの恐竜がリアルな出来をしています。こういう遊びのあるトミカも悪く無いと思うのですが、子供受けを狙いすぎているのが良くないのでしょうか?このトラックはいすゞギガをベースにしており、9月に新しいのがでるために交代での廃盤なのでしょうかね。
そして、No.46-8 トヨタ 86です。
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これは2012年に発売されたトミカですが、この当時のトミカは出来が悪いものが多く、サイズも小さすぎるものが多かったです。そんな中1台だけ妙にクオリティが高かかったです。まだまだ実車も生産がつづいており、人気もあるのですが、もうすぐマイナーチェンジで見た目がかわることやBRZとのとの関係で廃盤になってしまったのでしょうね。なんとも惜しい1台です。
今回は長くなりましたが、時々こういうのもいいかなと思います。最後に今後のトミカライフの予定です。
7月16日 No.076 ホンダ シビック TYPE-R (初回有)、No.099 トヨタ シエンタ、リラックマトミカ、夏のDVD(+ポケモン予約)など
8月11日 トミカ博 in YOKOHAMA
8月20日 No.086 トヨタ 新車 (初回有)、No.094 日産 新車
9月17日 No.070 三菱 アウトランダー PHEV (初回有)、No.101 いすゞ ギガ ダンプカー
です。8月の新車はまだメーカーだけで車種名は発表されていません。日産の方は今年の今後の新車は8月のセレナのフルモデルチェンジ、10月のGT-Rのマイナーチェンジしかないですから間違いなくセレナだと思います。セレナは8月末のモデルチェンジで日産はフェアレディZ,スカイライン、そして現行セレナがモデルチェンジ前にトミカ化されていることもあり、ここは確実だと思います。トヨタの方はプリウスが個人的には有力ですが、86のマイナーチェンジの可能性もまだ残っています。4月にモデルチェンジしたパッソはキャストと見た目が被ってますし、おそらく無いでしょう。