2010年03月30日
三菱自動車、新世代電気自動車『i-MiEV』の個人向け販売を開始
- メーカー希望小売価格を61万9千円引き下げ -
http://www.mitsubishi-motors.com/publish/pressrelease_jp/corporate/2010/news/detail4341.html
だそうだ。この背景には日産が電気自動車を実質298万円で売るため、車格で負ける三菱はこのように値下げするしかなかったようです。
早くも電気自動車も値下げの時代ですね。しかし、この競争、両者ともに赤字だそうです。特にあまり数を作らない三菱(来年度は9000台、日産は3万台)にとってはかなりきつく、経営体力でも負けるため早くも業績への影響が心配されているようです。
日産も日産で三菱のように公道での実験を進めておらず(やっていないわけではない)、いきなり3万台も作って大丈夫なのかと疑問の声が上がっています。
現在究極のエコカーともいわれる電気自動車ですが、普及するためには価格面以外でも、インフラの整備など普及への問題点は数多く存在します。また、ハイブリッドカーほどではありませんが高度に電子化されている車ですので、プリウスのような問題があると不安に思う人がいるでしょう
個人的には日産の電気自動車は少々不安です。日産ほどの会社が出すのですから大丈夫なのでしょうが、やはり新しいものですから少しでも実験データをとり、それを少しずつ開発にいかしている三菱のほうが何となく安心できます。
日産のように数多く作り、価格を下げることも大事ですが、車というものは人の命を預かるものですから、少しでも実験データを多く取っており、少しずつつ数を作っていく三菱のやり方のほうが消費者的には安心できるきがします。
これからどんどん電気自動車が世に出てくるでしょうがインフラの整備は一気にはできないのですから、三菱のように少しずつ普及を図っていったほうがいいと思います。