今からおよそ3か月前の晩秋11月に、旭南の公衆トイレについて取り上げた。
これ以上の追加取材ができなかったが、晩冬2月、ついに結論を見出すことが出来た!
秋田さきがけの2003.4.18朝刊の県央面に廃止の記事があったのだ。
明徳館で印刷。
「秋田市旭南の市道脇にある城町公衆トイレが老朽化を理由に閉鎖された」
つまり、トイレは本当に実在した。
場所は城町公衆トイレ。確かにこうまでの調査証言通り。
「城町公衆トイレは秋田市2つしかない路地トイレであった」
過去に調べ上げた通町や寺町は既に廃止されていた。
「不特定多数の人が集まる場所だから、衛生面の理由があった」
「調査をしたら、24時間で42人、7割がタクシー運転士で女性は0」
タクシーの用足しにしか使われていなかったのか。
「2月に閉鎖」
冬のうちに閉まっていたのだった。
そして…
「コンビニなど使えるところが多くなって役割を終えた」
コンビニトイレ台頭が引導を渡していたのだった。
タクシー運転手の話、
「店では気兼ねするから気軽に使えなくなり残念」
当たり前に使えるときからは考えられぬ民度の高さ!
記事は締め。この段階で八橋老人の家前がまだ残っていたらしい。
凄いよ!本当にトイレは実在した!
いくら調べても、Xでも引っかからないトイレの存在をついに証明した。
これでネットで調べてわかるようになるはず。やりきった。
残念ながら最終的な場所は特定できなかったが、多分証言の通り。
写真もあり、まさに立方体のコンクリで「城町公衆トイレ」と表札。
昭和を見つけ上げ、当時の旭南の活気を懐かしむ。
皆々さまの証言にも感謝し、この大ネタの調査は終わります。