飯島ネタ最後です。
X向けかな?と思いましたがこのネタはやや限定なんでXは改めて。
飯島の上飯島駅交差点。
黒川へ向かう道との交点は紹介したが、この道は交通量が多く非常にあぶない。
しかも上飯島駅や飯島小学校に向かう人も居て。
そんなあぶない道だから、
飯島地下道がある。
仁井田や牛島と同じ構造。
この地下道までの歴史がなかなか調べごたえがあった。
プロジェクトX並みな話といってもいい。
☆モータリゼーション、急激な交通量
秋田市も高度成長でモータリゼーションや開発が進み、飯島地区もこれまでの国鉄東側から中心が西側に移りはじめていた。
国道7号線の交通量が激増、事故がポツポツと増えていて上飯島駅の付近も例外ではなかった。
☆ある小学生の死
そんな中、1969年3月に飯島小1年の女児が7号線ではねられてしまう。
34時間後に亡くなった。
これまでも飯島小の事故はあったし、死亡事故はあったが、「飯島小生の死亡事故」は初めて。
しかも前年から増え始めて嫌な兆候(ハインリッヒの法則)があった事故であった。
☆歩道橋を作ってほしい
交通戦争は秋田ならず日本各地で死亡事故が頻発。
そのため交通弱者に歩道橋をもとめる陳情多数。
秋田でもあったが追いつかず茨島は当時あった経済大が自腹で立てたぐらい。
それでも死を無駄にするなと、葬式の前から父親は飯島の地域で歩道橋陳情を進めるのだった…
(後編につづく)
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