29日に開幕するなてしこリーグ、今シーズンはリーグカップが廃止され、10チームH&Aのレギュラーシリーズを行い、上位6チーム・下位4チームに分けてエキサイティングシリーズを行う方式です。
この方式などについてなでしこリーグ公式の「スペシャルインタビュー 田口禎則 日本女子サッカーリーグ専務理事」で説明がありました。
上位リーグ
- 6チームでH&A10節
- レギュラーシーズン順位に応じて1位勝ち点6、2位勝ち点5・・・6位勝ち点1を与える
上位リーグは、開始時の勝ち点が実質2試合分です。10節で争うことを考えると、レギュラーシーズンの順位差による影響は少なく、エキサイティングシリーズの成績がそのまま反映されそうです。
下位リーグ
- 4チームでH&A6節
- 開始時にレギュラーシーズンの勝ち点を1/3(6試合分)にして持ち越す(小数点1位を四捨五入)
自分としては降格枠(最下位は自動、下位リーグ3位は入れ替え戦)もあり、下位リーグのほうが厳しいリーグになるのではと予想しています。
その下位リーグ、開始時に レギュラーシーズン6試合分の勝ち点が持ち越されることもあり、下位2チームは勝ち点差によっては逆転が厳しい状態でスタートすることも考えられます。
過去2年のなでしこリーグで下位4チームの勝ち点は以下の通りでした。
順位 | 2012年 | 2013年 |
---|---|---|
7位 | 21 | 21 |
8位 | 16 | 19 |
9位 | 11 | 12 |
10位 | 10 | 4 |
2012年の勝ち点をそのまま当てはめれば持ち越す勝ち点は7、5、4、3となり、10位でも1試合で8位まで上がれますが、2013年の勝ち点を当てはめると7、6、4、1と10位が8位に追いつくためには2試合の勝利が必要になり、2012年と比べると厳しい状態といえます。
今回は今シーズンのエキサイティングシリーズについて書きましたが、スペシャルインタビューの中では来シーズン以後のなでしこリーグ改変も書かれていました。内容としては「時期尚早」といえるものもありました。これは後日時間あったら書きます。