2023年度Fリーグ、年度変わって最初のニュースは『普通ならありえない』ニュースでした。
2023年度Fクラブライセンスの判定結果が公表され、デウソン神戸が2023年度Fクラブライセンス不交付との結果に(Fリーグ公式のニュース)
この不交付について、理由も書かれてましたが、チーム運営そのものに『レッドカード』掲示されたも同然です
具体的には以下の項目で指摘受けてます
1・2023年度Fリーグクラブライセンス交付規則【暫定】第3条〔遵守義務〕(1)(2)が遵守されていない
2・第13条〔人事体制・組織運営基準〕P.06 コンプライアンス・オフィサー未充足
3・第14条〔法務基準〕L.02 クラブの登記情報が未充足
この3点についてFリーグ公式⇒リーグ概要⇒クラブライセンス関連のページにある『2023年度Fリーグクラブライセンス交付規則』(PDFファイル)読むと
『デウソン神戸の運営のまずさ深刻だな』と感じます。
(以下は交付規則からの出典です)
第 3 条〔遵守義務〕
(1)Fリーグ、Fライセンスの申請者(以下「Fライセンス申請クラブ」という)およびFライセンスを交付され
たクラブ(以下「Fライセンシー」という)ならびにそれらの役職員およびその他の関係者は、JFAおよびFリーグ
の諸規程のほか、本交付規則、Fライセンス関連規程ならびにこれらに付随する諸規程を遵守する義務を負う。
(2)Fライセンス申請クラブおよびFライセンシーは、Fライセンスの申請または取消しに関連する手続において、
虚偽の事実を記載した書面を提出してはならず、また、虚偽の事実を述べてはならない。
第 13 条 〔人事体制・組織運営基準〕
人事体制・組織運営基準を以下の各項目のとおり定める。
P.06 コンプライアンス・オフィサー
(1)F ライセンス申請クラブは、以下の事項について責任を有するコンプライアンス・オフィサーを置かなければならない。
①クラブに所属する全員に対するソーシャル・フェアプレー(反社会的勢力との関係遮断、差別の根絶およびFリーグ
としての社会的責任の履行)の浸透に向けた研修の統括
②ソーシャル・フェアプレーに抵触する事案(いわゆる有事)が発生した時の対応
③クラブに関わる者(ファン・サポーター等)のソーシャル・フェアプレーの啓発
(2)前項にいうコンプライアンス・オフィサーは、役員(実行委員)または、常勤の取締役でなければならない。
第 14 条 〔法務基準〕
法務基準を以下の各項目のとおり定める。
L.02 クラブの登記情報
(1)F ライセンス申請クラブは、株式会社(特例有限会社含む)、一般社団法人・一般財団法人または
NPO法人として法人格を有していなければならない。
(2)F ライセンス申請クラブは、以下の資料を申請期日までに F ライセンス事務局まで提出しなければならない。
① F ライセンス申請クラブの定款原本の写し(過去に提出している場合はその内容に変更があった場合)
② F ライセンス申請クラブの登記簿謄本(申請期日より 3 か月前以内に発行されたものであること)
③ F ライセンス申請クラブの印鑑登録証明書(申請期日より 3 か月前以内に発行されたものであること)
指摘されたうち1の3条(1)(2)が遵守されていないとの指摘は致命的です。
デウソン神戸は100万円で選手登録権利を販売しようとしてFリーグから調査受けたり(Fリーグ公式のニュース)、
50万円で経営サポーター募集したりと色々問題ありましたが、それらも含めてのライセンス不交付だったようですね。
デウソン神戸がFリーグに戻るのなら、今の営陣全員総退陣させて1から新会社立ち上げることしかないかもしれません