フットボール観戦記

新聞で大きく取り上げられることがないクラスのサッカー・フットサル観戦記です

なでしこチャレンジリーグ終了(2)2ブロック制での問題点など

2014-11-15 02:40:45 | なでしこチャレンジリーグ

 前回の記事で、両グループにおける、勝利数などを載せました。

 この際、別グループの対戦結果としてAグループが優勢(30勝11分け23敗)だったことを書きましたが、必ずしも『Aグループが優勢』とはいえない面もあります

全勝・全敗チーム除けばBグループ優位になる

 今シーズン、AグループはステラがBグループに対して8戦全勝、Bグループでは清水第八がAグループに対して8戦全敗でした

 この2チームの結果を除いた49試合の成績はBグループから見て23勝11分け15敗と逆にBグループが優勢です。

 ステラ・清水第八の結果を除くとBグループは負け越したチームが常盤木高だけで勝利数が敗北数上回るか同じ。Bグループのほうが清水第八除けば安定してAグループと戦えていたことになります

上位・下位チームが同一ブロックに偏ることの弊害

 なでしこチャレンジリーグは、昨年・今年と2グループに分けて順位はグループ別でなく全チームでの順位で争われました。

 片方のグループで上位・下位チームが固まった場合、対戦相手が強いチーム都の試合数でグループ間で不公平になりますが、今シーズンはAグループに1位から3位まで固まったことで弊害が出る形になりました(Aグループ他5チームはBグループと比べて上位3チームとの対戦が多かったことになります)

 実際に起きていませんが、下位チームが複数チーム同じブロックに固まった場合、勝ち点獲得期待できるチームとの対戦数に差が出ることになり、現行の仕組みでの欠点になっています

 来シーズンは東西6チームずつに分けるようですが、仮に東西で(今シーズンの別グループ対戦のような)交流戦実施するにしても順位決定は東西別で決めることも必要かもしれません


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