人間万事塞翁が馬~膵内分泌腫瘍との共存

夫は2008年に膵内分泌腫瘍が発覚しました。スーテント→サンドスタチン→アフィニトール→ザノサー+5FUで治療中。

ザノサー+5FU

2022-02-05 21:46:11 | 闘病
アフィニトール2錠を2週間飲んだら副作用の口内炎がひどく、まともに食事ができるまでに2週間かかって今年の正月を何とか迎えました。
今年もよろしくお願いいたします。

やっぱりアフィニトール2錠は無理と思った。だって本来なら2週間飲んで1週間休薬のサイクルの予定だけど、休薬して1週間のころは流動食に近いものしか食べられなかった。そこにアフィニトールを再開したら…まともな食事が取れないことになり口内炎もまたひどくなる。どう考えても無理だよね…。

そんな思いで年明け一回目の腫瘍内科診察。スルファチニブの治験のお話もあったが、結局ザノサー+5FUの選択となり、その場で入院日も決定。

新しい治療が始まるときはいつも不安になる私。この治療法の経験者のしま友のAちゃんにLineしました。いろいろと励ましてくれてありがとう!Aちゃんのブログを読むと詳しく経過がわかるので夫にも読むように勧めましたよ。

治療は1/26から1/30の5日間。
治療の説明書には点滴の内容まで書いてある。

治療は10:00から。その前に内服で吐き気止めのアプレピタント(初日125mg、2日目からは80mg

〈点滴の内容〉
10:00~10:30 吐き気止め
  初日  デキサート9.9mg+アロキシバック0.75mg
  2日目~デキサート6.6mg+生食100mL

10:30~11:30 補液
  生食500mL

11:30~12:00 治療薬
  ザノサー850mg+生食100mL

12:00~12:05 洗い流し
  生食50mL

12:05~12:10 治療薬
  フルオロウラシル650mg+生食50mL

12:10~12:40 補液
  生食250mL

いつもは1日1回夕食後にインスリンを打っているが、毎食前(即効性があるリスプロ)と就寝前(いつも打っているグラルギン)に変更。ザノサーには高血糖の副作用があるため。

【1日目】
血管痛が出て右から左に針を刺し直してもらう。食欲もあり元気。同室の人たちと意気投合。
【2日目】と【3日目】
また血管痛。2回刺し直してもらう。食欲も相変わらずあり元気。
【4日目】
血管痛で1回刺し直し。
【5日目】
この日は刺し直しはなかったが、主治医から次回からはcvポートにしましょうかという話をされる。朝食前に低血糖でブドウ糖摂取。

無事5日間の治療は終わったが、翌日の夕食後から倦怠感。翌々日からは食欲減退と倦怠感。無理矢理食事を詰め込んで安静にしていた。電話での声も弱々しくとにかくダルいと言っていた。
その翌日の2/2に退院。朝迎えに行ったらゲッソリしてダルくてたまらないと言う。帰宅してパンを少し食べてずっと寝ていた。一番辛かったのは退院した翌日で、食欲はまったくなくフラフラしておぼつかない感じ。口当たりのいいものをほんの少しだけしか食べられなかった。退院した翌々日は短時間ソファーでテレビを見ることができたが、食欲はまだなし。2/5の朝(治療が終わった6日後)からだいぶ良くなってきて、いつも食べる量の半分以上食べることができた。短い時間だけど一緒に買い物にも行けた。あと1日休めば会社に出勤できそうだ。

次の治療は6週間後の3月始めに予定されている。治療に効果がありますように!
そして次回は治療後の副作用が軽くなりますように!

庭が雪で埋まりました。

雪を食べて大喜び!








最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。