長い間持っていた 足の静脈瘤。 多分、20年以上前から あった。
足の裏っ側などに ボコボコと血管が浮き出ていたけれど、どうって事は
なかったので 放っておいたら、去年の暮れに 急に 痛みが来た。
慌てて 病院に行って 超音波の検査をしてもらったら、素人目にも 血管の
中を流れる 血栓が いくつも見えた。
「こりゃ まずい!・・・ 」
それからは 血栓を溶かす働きがある と言われている ミミズの粉が入った
サプリメントを 飲み続け、少しでも 改善に 努める・・・
「よう そんな 気持ちの悪い物 飲むね~!」って、 何でも ズケズケおっしゃる
かかりつけの 女医先生に 言われながらも、
『先生、わかって はれへんわ・・・ 元気な 大年寄り 二人も抱えている身は
病気なんか してられへんねんから・・・』
さて、いよいよ 一週間分の 昼と夜のお弁当を 注文して、入院することにした。
手術後 頼りになる家族は ない。主人 70代、母 80代、父 90代・・・
いっぱい用事も 片付けたし、ちょっと ゆっくりとしよう・・・って 病室は
個室にした。
ゆっくりと 占いの本でも 読もうっと・・・
担当の先生が 何度も おっしゃる 「立派な静脈瘤」の手術。
足中 紫色に なるからねっ!・・・って。
2時間ほどの手術 だったかな? 意識が あるような ないような・・・
「全部は 取り切れませんでした・・・」の先生の言葉に 目を丸くしている
主人。
「これ以上は 切れませんからねぇ~」
『まぁ 仕方ないかっ!』
日帰り手術で帰る人もあるって 聞いていたのに、
朝まで 点滴、心電図の機械やら 血液中の酸素量をはかる クリップなどを
付けられ、とても ゆっくりと 本など読める 状態ではない 一泊でした。
それに 腹が立ったのは、一晩中 個室 なのに 横で 大きな寝息がする・・・
何でやねんっ
右で、左で・・・ 最後は 戸口のあたりで・・・
変と言えば 変・・・ やわねぇ~。
両側は ちゃんと 壁やのに・・・
隣の病室の人が 洗面を使ったりしたら、 少し 音は 聞こえるけれど
一晩 正体のわからん 霊さん? と 一緒やった ってことかな?
不思議と 気味の悪さは なかった。
まあ 手術の様子を心配して来てくれた 応援団やと 思おう!!
今日は 手術から3日後、あまり 紫色にもならず、痛みもなく、まもなく 元気に
復帰できそう。
お世話になった 先生、親切にしてくださった 看護師さん、一晩付き添ってくれた
霊さん?、ありがとうございました。 m(_ _)m